1.30難病啓発大会の於けるSUWAからのご報告とお詫び「リングに上がる事は断念し、プロデュースに専念する」

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2015年1月30日、愛知・名古屋市千種文化小劇場ちくさ座で筋ジストロフィー・難病啓発プロレスイベント『ヒーローの力 』を開催する大会プロデューサーのSUWAから、ファンに向けて報告とお詫びがあった。

SUWAから皆様に重要な『ご報告とお詫び』

今大会開催のきっかけとなったのが筋ジストロフィーという難病と戦うプロレス大好き青年へこれまでSUWAを応援してもらった恩返しと“プロレスの力”で元気を与えたいとの気持ちでリング復帰目指して調整しておりました。

あえて自分の事は発表しないつもりでしたが、今大会で『SUWA復帰戦』を発表してしまった手前、関係者らと協議考慮の結果、ご報告する事にしました。

私は『後縦靭帯骨化症OPLL』と言う国が定める難病指定である特定疾患の一つである事が判明し今回公表致します。

常に両手などに神経障害がある状態で、現在は保存療法で様子を見ている状態です。医師からは更に悪化する前に手術を勧められている状態であります。
しかしその手術は頚椎神経群のすぐ並びのデリケートな場所の手術なので失敗すると全身麻痺か最悪死ぬ事もあるとの事。

同情を求める様な形になっても嫌だし、この事を公表するのはどうかと悩んでおりましたが私の復帰を楽しみにチケットを購入された方らもいらっしゃるので大会直前よりこの度の発表する事にしました。

担当医に今大会の経緯を話し、「一試合だけリングに上がりたいんです!!」と相談した所、医師からの返答が「やったら死ぬよ」でした。

自分自身は良くても結果次第では対戦相手、今大会に関わる方々、お客様、家族に迷惑をかける事になります。現に両手、左半身に痺れがあって背中の痛み、疲労感、倦怠感、頭痛も常に抱えトレーニングもままならない状態でリングに上がる事自体間違ってます。

私のリング復帰を楽しみにしてくれているファンの皆様には申し訳ないのですが、私に『辞めとけ』と助言してくださった先輩方、支援者の方々が周りに居て良かったと今は思っています。

しかし私はまだ歩けるし、出来る事はまだまだたくさんあります。

そんな私が出来る事の一つがプロレス興行やイベントなどの企画、プロデュース。

今でも何とかリングに上がれないかと考えてしまいます。

しかし会場にご来場頂くお客様、今大会の趣旨にご賛同頂き協賛してくださる皆様、企業様の気持ちを裏切らないような最高の内容にし、成功させる為、リングに上がる事は断念し、プロデュースに専念させて頂きます。

人生の砂時計は今日も少しずつ落ち続けてます。世の中には様々な弱い立場の方々がたくさんいます!!

『ヒーローの力』

皆さん1人1人もヒーローになれるし、なって頂きたい!!

ヒーローが増えたら世の中少しは変わると思うんです。俺が俺が、私が私がの『利己』の生き方より『人の為に』『誰かの為に』の『利他』の生き方、誰かの為に何が出来るか…今大会を通じて考え直すきっかけになればと思っています。

皆様応援宜しくお願い致します。

SUWA(諏訪高広)

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