【試合結果】9・14 九州プロレス福岡大会 佐々木日田丸vs阿蘇山 めんたい☆キッド&桜島なおきvs筑前りょう太&田中純二

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

『天神ば元気にするバイ!’17』
日時:2017年9月14日(木)
会場:福岡県・福岡市 西鉄ホール
観衆:309人

▼Go For Broke!~若武者、大海に挑む!~15分1本勝負
●野崎広大
12分11秒 ペディグリー→片エビ固め
○玄海

▼ぶらりばってん流浪旅~シングル初対決!~ 20分1本勝負
●ばってん×ぶらぶら
11分56秒 SAYONARA→片エビ固め
○藤田ミノル

▼燃える薩摩魂・新たなる旅路! 30分1本勝負
めんたい☆キッド/○桜島なおき
18分28秒 ヘッドバッド→片エビ固め
筑前りょう太/●田中純二

▼天神ば元気にするバイ!~薩摩の敵(かたき)は天神で~ 60分1本勝負
○佐々木日田丸
17分28秒 日田丸式パイルドライバー→片エビ固め
●阿蘇山

日田丸がまさかの玄武會入りを果たし九州プロレスに新たな風を吹かせる!めんたい&桜島がタッグを結成しトーナメント優勝を宣言!

第1試合


 デビューから一年未満でタッグベルトに挑戦し、あの玄海を本気にさせた野崎。満を辞して一騎打ちが実現!
 ゴングが鳴るや激しいぶつかり合い。怖いもの知らずの野崎は、玄海に馬乗りパンチ、払い腰。タックル合戦は互角。玄海も容赦なく激しいチョップ、キック、エプロンサイドで強烈なパンチ、助走をつけてニーを打ち込む。豪快なラリアットはカウント2。玄海のペディグリーは野崎なんとか踏ん張る。再度、ペディグリーを狙うが、逆に玄海をコーナーにぶん投げる。さらに野崎は、重量級のプレス、コーナーからのギロチンを落下。玄海は巨体の野崎を投げっぱなしフロントスープレックス。正面飛びドロップキックで吹き飛ばすと、ダイビングエルボー。玄海灘をかわした野崎は、アルゼンチンバックブリーカー落とし。さらにゴリラハンターで玄海を追い込む。
 10分。野崎はダウンした玄海を強引にブレーンバスターで引っこ抜き驚異のパワーを見せつける。そこから超肉弾戦へ。ラリアット合戦は互角。タックルで野崎が打ち勝つが、玄海は超人拳、投げっぱなしジャーマン。バズソーからのペディグリーを豪快に決め、粘る野崎を沈めた。

第2試合


 自称・福岡の有名人、ばってんが、玄武會の自由人、藤田ミノルと意外な初シングル!
 ばってんは、藤田に勝ったら卒業した桜島の代わりに自分を玄武會に入れろとアピール。玄海vs野崎の試合後の余韻覚めぬままゴング。藤田は「一試合目以上の盛り上がりはねえからな!トイレ行くなら今だ!」とばってん相手に不満。早々に終わりにしますよ、とSAYONARAを狙うも、ばってんはなんとか耐え延髄斬り。そして「どんたく、山笠、放生会!」の博多の三大祭りエルボー!さらに浣腸ラッシュ、藤田の尻へしゃもじ乱れ打ち。じっくり見得を切っていると藤田復活。ばってんへキャプチュード。藤田はリングにしゃもじを立て、そこへボディスラムを狙うが、耐えたばってんは逆にブレーンバスターonしゃもじ。さらに、ばってんボンバー、高速三大エルボー。コーナーで「玄武會に入ってやるぞー!」とアピールするもばってん後ろ後ろ!状態で、デットリードライブに投げられる。藤田は掟破りのばってんボンバーからイッツショータイム!ばってんのリクエストでもう一回狙うが、丸め込まれる。
 怒った藤田は、強烈なハリ手からSAYONARAを決め、シングル初対決を制し、ばってんの玄武會入りを阻止した。

第3試合


 地元・鹿児島で「玄武會卒業」宣言をした桜島。さらなる高みの第一歩は、王者めんたいとタッグを結成し、筑前&純二の博多タッグと激突!
 試合はめんたいと筑前でゴング。パワーでは太刀打ちできないと、めんたいはスピードで応戦。桜島と純二は、じっくりしたバック、リストの取り合いからバチバチとしたチョップ合戦へ。桜島は純二をコブラに捕らえると、カットに入った筑前も二人まとめてコブラツイスト。さらに二人まとめて丸め込む。
 筑前は桜島を場外に誘い出すと、珍しくラフ攻撃。それを機に、筑前&純二組は息のあったタッチワークで、桜島に集中攻撃。ロンリーバトルが続く。
 10分、ようやくタッチしためんたいは、筑前にフライングボディアタック、二人へバックエルボー。さらにかつて筑前の前歯を粉砕した串刺し顔面ニー。フットスタンプ、ボディブローラッシュと追い込む。筑前、がつんといくばいで動きを止めると、44歳炸裂!さらに雪崩式44歳を狙うが、なんとか桜島が阻止。めんたいスプラッシュをギリギリで避ける。島は純二に投げっぱなしジャーマンからの本家・武藤公認(?)のシャイニングウィザード。純二は桜島に雪崩式ブレーンバスター。筑前スピアー、純二のブロックバスターと畳み掛けるが、なんとかキックアウト。
 15分。筑前の飛ぶばいから純二のダイビングヘッドバッドと、息の合った連携で桜島を追い込む。桜島は、なんとかドロップキックで形勢逆転するとスパイラル桜島ボムを炸裂!ようやくペースを握っためんたい&桜島は、筑前へWバックドロップ、さらに低空ドロップキック&スライディングDの連携を披露。めんたいが場外の筑前へプランチャで分断。そのチャンスに、桜島が純二へブレーンバスター!そして、強烈なヘッドバッドを叩き込み、純二から3カウント!
 試合後、マイクをとっためんたいは、初タッグがいい感触だったと、12/3博多華味鳥杯タッグトーナメントでの桜島とのチーム結成をアピールし優勝宣言!

第4試合


 8.27鹿児島大会での試合後、バックステージでのコメント中の些細ないざこざから大乱闘に発展した日田丸と阿蘇山の因縁の一騎打ち。緊張感漂う、素早いグラウンドの攻防でゴング。
 阿蘇山は序盤から、じっくり首を絞りあげる作戦。執拗なほどのヘッドロックは、開始5分まで続く。日田丸はアキレス腱固めで反撃するも、阿蘇山はブレインクローで対抗。そして、串刺しエルボーからWアームスープレックス、エルボードロップと畳み掛ける。日田丸はキックの連打からのレッグラリアート、串刺しビックブーツからハリ手のラッシュ、串刺し顔面ニーと得意の打撃で追い込み、フロントネックチャンスリー。さらにミドル、ハイキックとラッシュをかける。
 10分。エルボー合戦から日田丸のスリーパー。アキレス腱固めから、クロス式へ以降し阿蘇山の足に照準を絞る。日田丸式パイルは逆に強引なボムに切り返し、阿蘇山はマグマドライバーを狙うも、スリーパーに切り返される。阿蘇山は一本背負いからの払い腰。カナディアンバックブリーカーは両肩にポンポン載せ替え、放り投げ、パワーを見せつける。さらに万トーン2連発はなんとかキックアウト。
 15分。エルボー合戦、阿蘇山のツッパリラッシュ。日田丸も打撃のコンビネーションからネックスクリュー、膝蹴り、側頭部への強烈な蹴りでKO寸前に。チャンスと見た日田丸は、スリーパーでフラフラに追い込んだ上に、日田丸式パイルドライバーを見事に決め、日田丸が激闘を制した。

 試合後、日田丸を武闘派ファイターとして認めた玄武會。阿蘇山が「4人目!」と語りかけ、玄武會勧誘とも取れるアピール。握手を求め、玄海と藤田も後に続くが、日田丸はなかなか応じようとしない。

玄海「日田丸、お前の中の凶暴な部分もっと出せよ!俺たちは同じ志の中で、上とか下とか関係ねえよ。お前も入って、九州プロレスかき回そうや。好き勝手やれよ!2番手か!いつまでも!」

 玄武會からの勧誘に悩む日田丸。ようやく玄海と握手をすると見せかけ拒否。正規軍の元へ戻るも、なんと、めんたいを強烈なハイキックでKO!桜島が熱り立つも、玄海のアッパー、藤田の延髄斬り、阿蘇山のパンチ、玄武會決別の一撃。トドメは日田丸式パイルドライバー!会場が悲鳴に包まれる中、改めて玄武會と拳を合わせ、日田丸、まさかの玄武會入りを果たす!

日田丸「お前ら玄武會は、正義でも悪でもなく、ただ強さを追い求める武闘派の集団なんだよな? 俺も、今の生ぬるい現状を打破したかったんだよ。俺は、九州プロレスをさらに盛り上げるために玄武會に入り、この九州の頂点を目指してやる。阿蘇山先輩、あんたすげえよ! 藤田ミノル!俺は昔っから大嫌いなんだよ!大嫌いだけどな、大好きでもあるんだよ!玄海、お前らの下につく気はねえぞ!お前らを利用して、のし上がっていくからな! 俺はここのトップに立ってベルト狙ってるからな、お前とやる時は、どっちかがベルト持ってる時だ!」

 そして、新生・玄武會のメンバーと共に、玄武會流の「九州ば元気にするバイ!」で大会を締めくくった。

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

関連記事

サイト内検索

日別

2024年11月
« 10月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

月別

ページ上部へ戻る