【会見】脳震盪で欠場中の稲葉が戦線に復帰!6・24横浜大会で吉岡と遺恨清算のシングルマッチが決定!「レスラーなんでリング上できっちり決着を付けて前に進みたい」

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 記者会見に登場したのはNEW ERAの稲葉大樹と吉岡世起の2人。4月23日の川口大会での稲葉の発言により、ギクシャクした関係となっていた2人だが、脳震盪で欠場していた稲葉の復帰が決定。これにより、6.24横浜大会で遺恨を清算するためのシングルマッチを行なうことが決定した。会見では両者がシングルマッチへの意気込みとこれまで起きた遺恨についての心情を語った。

稲葉「先月の小田原大会で試合中に脳震盪になりまして、それから約1カ月ぐらい休んでいたんですけど、症状も落ち着きまして、6月18日の清水大会で復帰することになりました。まあ、NEW ERA自体もいろいろあった中でのリーダーの僕自身が欠場という良くない結果になってしまいました。これからNEW ERAを良くする意味でガンガンがんばっていきたいと思います」
吉岡「この前の6月に後楽園で進さんと組んで、プロレスを楽しんでやる、楽しむことを思い出したので。ただ、まだ新しい一歩踏み出すにはいろいろもやもやを抱えたままじゃいけないと思うので、いろいろ決着を付けたいと思っていて、僕はプロレス界でよくあるナアナアで済ますのは良くないと思うので、欠場していましたけど、欠場する前に稲葉と児玉といろいろあったので、レスラーなんでリング上できっちり決着を付けて前に進みたいと思っています」

──いろいろありましたけども、現在お互いどう思っていますか?
稲葉「まあ事の発端は僕の試合前の発言と言いますか、それで始まってしまったわけで、それに関しては自分が悪いと思っています。で、さっき吉岡選手が言ったようにプロレスラーなのでお互いリング上で何かもう一度確かめ合いたいと。僕はこれからも進んでいきたいですし、NEW ERAとして。吉岡さんも考えがあると思いますので、それをリング上でシングルマッチでしっかり確かめ合いたいと思います」
吉岡「稲葉が自分の発言がきっかけでって言ってましたけど、元々僕がアンディさんに負けてイライラしていたというのもありますし、稲葉の発言の気の遣えないところは一番良く知っているところなので、そこで突っかかるのも普段の僕ではあんまりなかったことなので。まあ、リングの外でお互いいろいろ言い合ってましたけど、やっぱりレスラーなんでリング上できっちり決着を付けて、気持ちをぶつけて試合をすればいいと思います」

──いろいろゴタゴタしている中、芦野選手の勧誘があったりとかいろいろありますけど、改めて自分にとってNEW ERAという存在はどういったものになりますか?
稲葉「NEW ERAという存在は僕ら若手がW-1の中心になって、W-1を引っ張っていくという一つの目標を掲げて、僕に賛同してくれた若手の人たちと作ってくれたものだと思っていて。芦野はそれに賛同しなくて、自分の道を進んでいくという道を選んだわけで、それで芦野は結果を出してそれはそれで凄いことだと思うし。ただ、僕らもというかNEW ERAも芦野に勝って、NEW ERAがW-1を引っ張っていきたいと思っています」
吉岡「正直、芦野の勧誘とか潰すとか、あんまり気にしてないというか。なんか言ってんなあしか思ってないです。ただ、NEW ERA自身も個々にやることを見つけてというか、土肥熊は土肥熊でタッグベルトって言ってますし、イケメンは近藤さんの弟子入りしてますし、藤村はメキシコに行って、アンディさんと僕はクルーザーで競い合ってますし。NEW ERAは元々上の世代の人たちと対抗してましたけど、それぞれ目標としているところや見ている方向がバラバラで違うと思うんですけど、最終的にW-1を盛り上げたいという気持ちが一致しているので、今までとそんなに変わらないんじゃないかなと思います。目標が明確になっただけだと思います」

──実際、お二人はシングルでの戦績はどうなんでしょうか?
吉岡「W-1ではシングルは初めてですよ。熊本のチャリティの仕事で1回シングルしてますけど、その時に稲葉とシングルをするのは初めてだと思ったんで。タッグとかでは当たったことはありますけど、シングルはW-1ではないですね。初めてです」

──初めてのシングルマッチについて、お互いどう思いますか?
吉岡「まあ稲葉はキャリア的に複雑ですけど、僕は同期だと思っているんで、器用なタイプではないですけど、感情をぶつけてくる、人に応援したいと思わせるものを持っているような僕にないようなものを持っている選手なんで、気迫で来るっていうのはやりやすいですし、楽しみではあります」
稲葉「僕も吉岡選手は僕にないものを持っている、スピーディーで頭脳的なというか僕には多分できないような試合をしていると思うんで、そういう意味では勉強になります」

現在バラバラな状態のNEW ERAだが、リーダーである稲葉の復帰により一つ状況に変化が訪れる兆しが出てきた。すべてはこの2人の清算マッチの結果次第。果たして、NEW ERAはまた一つにまとまることができるのか? 6・24横浜大会に注目だ!

『WRESTLE-1 TOUR 2017 OUTBREAK』
日時:2017年6月24日(土)
開始:17:30
会場:神奈川・横浜ラジアントホール大会

▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ 60分1本勝負
【第9代王者組】河野真幸/伊藤貴則(ACE)
vs
【挑戦者組】土肥孝司&熊ゴロ―
※第9代王者組、2度目の防衛戦

▼シングルマッチ
稲葉大樹
vs
吉岡世起

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