【会見】黒潮“イケメン”二郎が5・4後楽園大会で近藤修司と復帰戦!「イケメンウェーブ巻き起こします!」

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 会見に登場したのは5.4後楽園大会で近藤修司相手に復帰戦が決まった黒潮“イケメン”二郎だ。
 これは、4.19後楽園大会で言い放った「後楽園ホールを俺が復帰したら満員にする」という発言に他の選手たちが反発しているそうで、その意を汲んで近藤がイケメンの相手に名乗りを上げた形で実現したカード。約4カ月欠場しながらも、Numberのプロレス総選挙の中間発表では9位にランクインしたりと抜群の存在感を放つイケメンが、復帰戦に向けて意気込みを語った。

黒潮“イケメン”二郎
「フィニッシュ! 5月4日に復帰が決定しました黒潮“イケメン”二郎です。話したいことが100個あるんですけど、1月から4カ月も休んでしまいすいませんでした。その間にいろいろあったわけですけど、Numberのプロレス総選挙。なんとしてでも入りたいんです。10位以内に。したら、Numberに載ったら俺もW-1も有名になりますもんね、ちょっと。そのちょっとが大事なんですよ。そのちょっとの積み重ねですからね。ちょっとの一つとして絶対に載りたいです。とにかくがんばるので、できれば投票してもほしいなっていう感じです。フィニッシュ。それとですね、5月4日に復帰が決まりました。復帰戦の相手が今日知らされたんですけど、近藤修司。近藤さんですからね。なんか噛み付いてきているんですよね?」

──イケメン選手が「後楽園ホールを俺が復帰したら満員にする」と発言したことで、他の選手が「じゃあ、休んでいる間にがんばってきた俺たちはなんなんだ」っていう感じになっているからということです。
「それは結果として残っているじゃないですか。そうやって突っかかってこられちゃったら、俺が何言っても角立ちますからね。弁解はしないですけど、とにかく復帰したらパンパンのお客さんの前で試合をしたいんですよ、純粋に。試合もしたいし、あと僕はそもそもいいのか悪いのかわからないんですけど、メジャー志向じゃないというか、どうしてもそこになれない。長所か短所かわからないですけど、まずは自分でチケットを売るぐらいのことですらしたいんですよね。その人たちに知ってもらって、ちょっとずつ広めてってっていうのをやっていきたいんですよ。そのためには毎回おもしろい試合をするっていうことはレスラーは当たり前のことで、試合以外のところでも見せていきたいんですよ。話題であったり。で、前回、『空席を俺が埋める』って言ったのは話題じゃなくて、あれが本音です。俺がW-1のひとつのパーツとして復活することによってパンパンになる。まあ、W-1の一つのパーツなんですよ、イケメンは。で、近藤修司というパーツがあって、芦野というチャンピオン、このパーツもある。で、ドンドン上がっている稲葉というパーツもあって、病んでる児玉さんというパーツもあって、そういうパーツがあるんですよ。そのうちの一つが空いてたところが埋まるから、僕は僕の仕事をするだけ。その仕事が後楽園の空席を埋めるということです。ですから、楽しみにしていてほしいです。だから、近藤さんが突っかかってきているのはしょうがないです。休んでいる間は結構TwiterとかSNSで励ましてくれる人が多かったんですね。『イケメンの試合が観たい』とか『イケメン早く帰ってきて』みたいな。そういう♯一日一イケメンとかね。その励ましてくれた人たちに勝利をプレゼント・フォー・ユーしたいと思います」

──休んでいる間、W-1の試合は会場とかでご覧になられていたんですか?
「見てました。休んでいる間はぬるい発言になりますけど、一ファンに戻るじゃないですけど、いい意味で見れますよね。でも、1カ月ぐらいまったくプロレスのことを考えないでいる時期もあったんですけど、そうなると選手としてやっている見方とファンとしての見方が違い過ぎて、選手の弱点を知っているのはたぶんファンの人。こういう時に盛り上がらないと弱点なんだなとか、こういう時に盛り上がらないと寂しい顔するなとか、ファンの人が一番わかっていることだから。俺は近藤さんを見てましたからね。近藤さんはそれ考えると何もないですよね、弱点が。なんならお客さん無視みたいな試合しているじゃないですか? あれで盛り上がるんだから凄いですよね。難敵ですよ、難敵。W-1に入って、近藤さんと一回も絡んでないんですよ。試合は山梨とかでシングルマッチとかは1回、2回ぐらいはあったんですけど、ガッと噛みつかれたのは初めてですからね。正直ビビってます(笑)。でも、いいんじゃないですかね。イケメンウェーブ巻き起こします」

──NEW ERA選手たちがベルトを取ったり、いま非常に勢いがありますが、どのように見ていらっしゃいますか?
「いやあ、いろんな。『凄いじゃん!』というのもあれば、『悔しい!』っていうのもあるし、まあいろいろですね。『悔しい!』と『すげえ!』ですね。本当に俺が休んでいる時に一気に変わりましたからね。NEW ERAが一気にベルトを巻いちゃって。俺もベルトを……まあまだわからないですけど、目指すところはそこなんで」

──同じ世代の芦野祥太郎選手が無差別のベルトを持っていますけど、それについては?
「まあ、実際凄いですからね。まだTriggeRとか入る前とかに練習していても『うわ~勝てないな』って多々思うところがありましたからね。今持っていても当たり前の人なんですよ。あそこからベルトを取るっていうのはなかなか大変だと思うけど、俺が巻いたほうがW-1は世に広まるということだけですね」

──欠場中は何をして過ごされていましたか?
「そんなこと聞くんじゃねえよ(笑)。欠場中はよく食べてよく寝る。風呂入って、歯を磨いて、ご飯食べてっていう一般的な生活を。ただ、僕はどうしても体重が足りないと思っていたのでこの期間で10キロ増えたので。いま88キロあるんで、もうちょっと増やしたいなと。95まで増やしたら説得力のあるプロレスができるんじゃないかなって。墨はもうプロレスしかないんで。プロレスで食っていくしかないんですよ。お客さんを集めないとお金がない。お金がないとW-1でプロレスできないですからね。お金のためだけじゃないですけど、そこを考えて空席を埋めるという発言をしました。とにかく期待していてほしいです。期待していて見に来てほしいです。絶対に満足して帰っていただける自信はあります。フィニッシュ!」

──スポーツ雑誌『Number』の表紙に酷似した広告のパネルがありますけど、それはなんですか?
「これですか? あと、これはいつ発売だろう? 僕の5月の復帰戦の前に発売される『週刊プロレス』の裏の表紙になる予定だったんですけど。『週刊プロレス』に原稿送ってみたいなことを言われて、これを作って送ったらNGだったんで、せっかく作ったのに寂しいなと思ったんで、今ここでこういう感じで持っている次第であります。とにかく10位以内に入りたいと切に思っております。フィニッシュ!」

 芦野やNEW ERAといった同世代の選手たちがタイトルを独占する中、『Number』プロレス総選挙の中間発表で9位にランクインするなど、存在感では負けていないイケメン。果たして、どのようなリング復帰を見せてくれるのか? この男の一挙手一投足から目が離せない!

『WRESTLE-1 TOUR 2017 TRIUMPH』
日時:2017年5月4日(木・祝)
開始:12:00
会場:東京・後楽園ホール大会

▼WRESTLE-1チャンピオンシップ 60分1本勝負
【第11代王者】芦野祥太郎
vs
【挑戦者】征矢学
※第11代王者2度目の防衛戦。

▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ 60分1本勝負
【第8代王者組】土肥孝司/熊ゴロ―
vs
【挑戦者】河野真幸/伊藤貴則(ACE)
※第8代王者組2度目の防衛戦。

▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ 60分1本勝負
【第8代王者】アンディ・ウー
vs
【挑戦者】MAZADA(東京愚連隊)
※第8代王者初の防衛戦。

▼黒潮“イケメン”二郎 復帰戦 シングルマッチ
黒潮“イケメン”二郎
vs
近藤修司

▼スターダム提供試合 シングルマッチ
木村花(Pro-Wrestling ACE)
vs
刀羅ナツコ(スターダム)

▼タッグマッチ
カズ・ハヤシ/藤村康平
vs
NOSAWA論外(東京愚連隊)/タナカ岩石(ACE)

▼6人タッグマッチ
稲葉大樹/吉岡世起/児玉裕輔
vs
鈴木鼓太郎(フリー)/立花誠吾(ACE)/頓所隼(ACE)

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