【試合結果】4・25 REINA新木場大会 佐々木貴&さくらえみvs真琴&木高イサミ チェリー&SAKIvs結奈&藤ヶ崎矢子 里歩&加藤悠vs清水ひかり&アーサ米夏 中野たむvs泰里
- 2017-4-26
- 試合
- REINA女子プロレス
『That's Girls Life2017~6thANNIVERSARY』
日時:4月25日
開始:19:00
会場:東京・新木場1stRING
観衆:145人
▼シングルマッチ~THE FUTURE~15分1本勝負
○中野たむ(Beginning)
9分28秒 ダイビングセントーン→片エビ固め
●泰里
▼タッグマッチ~アイドルルール20分1本勝負
○里歩(我闘雲舞)/加藤悠(フリー)
9分32秒 ダイビングフットスタンプ→片エビ固め
●清水ひかり(Beginning)/アーサ米夏(我闘雲舞)
※特別レフェリー:日向小陽(フリー)
▼タッグマッチ~VARY BEAUTY~30分1本勝負
○チェリー(DDT)/SAKI(フリー)
13分42秒 チェリートーンボム→エビ固め
●結奈/藤ヶ崎矢子(PURE-J)
▼ドリームミックスドタッグマッチ~2017新木場レスリングサミット60分1本勝負
○佐々木貴(FREEDOMS)/さくらえみ(我闘雲舞)
18分15 Dガイスト→片エビ固め
●真琴/木高イサミ(BASARA)
各団体の代表が揃うレスリングサミットで真琴が敗北するも団体を背負う覚悟はさらに固まる!結奈が休業を発表し一時離脱!
阿部四郎レフェリー追悼
試合前、阿部四郎レフェリーの追悼として全選手がリングサイドを取り囲み、10カウントゴングが打ち鳴らされた。平成14年8月のREINA後楽園大会では、和田京平、Tommyと並ぶ3大レフェリーと紹介され、表彰を受けたり、ソフト今井レフェリーが”平成の阿部四郎”と称されたほど、阿部レフェリーと、REINAとは接点が多かった。
オープニング
オープニングでは所属選手が挨拶。いつものようにそれぞれの試合についてアピールした。
泰里「中野たむ選手とシングルさせていただくんですけど、中野さんのほうがデビューは3か月早くて、かわいくて、パワフルな選手だと思うんですけど…、私もかわいさでは負けてないと思うので(笑)、がんばります。応援よろしくおねがいします」
結奈「桜が散ってしまいましたね。でも私はセクシーの炎が散らし切れていないんです。私はセクシーの火花を散らせて、花見で『ああ酔っちゃったな』ってなるみたいに、セクシーでみなさんを酔わせたいです」
真琴「きょうは各団体の代表のかたとの試合になってます。この中で実力的には私が一番足りないと思うので、試合を通していろんなものを吸収して最後は勝ちます」
第1試合
いつものようにゲートを出た瞬間にアピール、さらに手拍子での入場と、登場時のスタイルが身についてきた泰里。いっぽう、刀を構えてのパフォーマンスが目覚しい中野がリングイン。
まずは両者握手でスタート。ロックアップから足を踏みつけて腕を取る泰里。側転で切り返す中野。中野はヘッドロックに取ると、グラウンドの展開へ。泰里も切り返し、レッグシザース。中野は首投げを連発からのボディスラムへ。さらにフットスタンプで踏みつけると逆エビ固め。泰里は粘ってロープへと逃れる。中野はキャメルクラッチから弓矢固め。これを返した泰里がクルスフィックスを狙うが、これはコーナーにぶつけられて阻止。それでもドロップキックからヘア投げを連発する泰里。
そしてコーナーに追い込むと顔面へ踏みつけ攻撃。さらにリングの中央から首投げ、そしてサーフボードに。しかし中野もアトミックドロップから低空のドロップキック。泰里もナックルで返すとナックル合戦へ。中野はロープ際に追い込むとラリアット。泰里もボディアタックからドロップキックを連発。それでも回し蹴りで返され、ブロックバスターを食らう。続くセントーンは泰里が返すとスクールボーイ、横入り式エビ固め、クルスフィックスと立て続けに決めていく。しかし蹴りで勢いを止められると、バックドロップを浴びる。そして最後はロープ二段目からのダイビングセントーンでトドメを刺された。
第2試合
WNC時代、デビュー前はレフェリーとして活躍したこともある日向がレフェリーに一日復帰。同僚であった玉川レフェリーの肩車で登場した。
まずはマイクを持ち自己紹介。「この試合はアイドルの心を忘れずに最後まで戦うというアイドルとしての心得を保つというルールで行います。私も今日だけはアイドルとしてレフェリングさせていただきます」と挨拶。その言葉を受けて、加藤&里歩がリング上でアイドルチックなダンスを披露。
そして米夏と清水は激しさを加えたダンスで対抗。まずは加藤と里歩が奇襲をかける。加藤のドロップキック、里歩のジャンピングニーから日向レフェリーも混じってのアイドルポーズ。ここで米夏は加藤のボディアタックをとらえるとジャイアントスイング。続いて清水がドロップキック。2発めは空振りに終わると、加藤が鎌固め。続く里歩はヘアホイップからキャメルクラッチ。そして加藤、里歩とお転婆ダッシュ。清水がドロップキックから米夏にスイッチ。米アタックを連打する米夏に、里歩もドロップキックで動きを止める。ここで加藤が腕ひしぎにいくも、米夏がカット。ここで米夏もドロップキックで逆転すると、加藤はおんぶ式のスリーパーで逃れ、この体制から腕十字へ。しかし米夏が振りほどくと、米アタック。そしてトラクターでフォールに行くも、これは里歩がカット。ここで加藤のエビ固めから里歩がトップロープ上からのニー。ここで米夏がなんとか清水へスイッチし、ドロップキックを連打。
そしてバックに回ると4人がバックを取り合う展開に。ここで鉢合わせに出た米夏と清水が加藤と里歩を分断。しかし里歩が清水に619でやり返す。そしてブレンバスターホールドもカウント2。そして里歩と加藤が両コーナーから米夏と清水にボディアタック。
さらに里歩が清水にダイビングフットスタンプでトドメをさした。
試合後、誕生日ソングが流れ、清水ひかりにREINAから誕生日ケーキを進呈。ダメージの残る清水を米夏が介抱。泰里が入場口からケーキをもって現れ観客とともに誕生日をお祝いした。
第3試合
おなじみの尻ダンスで登場した結奈。入場だけでお金が取れるレスラーだ。
パートナー・矢子の登場に結奈は「こっちにおいで」のゼスチュア。首をかしげる矢子。チェリー、沙紀をまえにセクシーポーズ全開の結奈だが、チェリーは相手にせず。
試合開始、結奈とチェリーの絡みでセクシーポーズを全開するも、チェリーは微動だにせず…と思いきゃ、一転「セクシー!」とノリノリに。そして両者のセクシーレスリングが始まった。結奈が腕を絞ると「いたーい」ともだえるチェリー。チェリーがヘッドロックに取ると、もだえる結奈…、18禁レスリングが展開される。
そして、一連の攻防が終わると、結奈がこれまでのチェリーのセクシーぶりを「5点」と採点。とたんにやる気を失い、腰から砕けコーナーに居座るチェリー。結奈の悩殺前進には張り手でかわしたチェリーは従来のラフスタイルを発揮。結奈を貼り付けると、沙紀も呼び込みダブルで顔面攻撃。今度はチェリーがドラゴンスリーパー。これを結奈はドロップキックで返して矢子にタッチ。矢子がチェリー、沙紀をボディスラムで寝かせると味方の結奈まで寝かせて3人の上におおいかぶさる。そして矢子が結奈をおんぶ状態でニーを落とす合体技を披露。結奈は沙紀にドロップキック。さらにショートレンジのドロップキックから雷電へ。
しかしブレンバスターで切り返されると続くチェリーからのネックブリーカー、ダブルリストの連続攻撃を受ける。そして回転式の裏十字に取られるも、ロープに逃れると、このすきに矢子がチェリーを捕らえて結奈がミサイルキックに。さらにフィッシャーマンにいくが、チェリーにつかまり、沙紀のボディスラムからチェリーのブリザードスープレックス。ここで沙紀が矢子を捕らえるとチェリーが胸元からパンストを取り出す。そして矢子と結奈の顔面にかぶせる。
しかし両者が前進するとチェリーと沙紀は後ずさり。結奈はこのスキにスクールボーイ、首固めとパンストかぶったまま決めるも、熟女でドーン!で動きを止められ、スワントーンボムの餌食となった。
第4試合
各団体のトップがそろうレスリングサミット。
まずは真琴、さくらの先発に「佐々木、出て来い!」と真琴が挑発、しかし佐々木はコーナーに控える。
先発は真琴とさくら。しかし真琴はコーナーの佐々木に手四つを挑むが完全無視される。そこで真琴はさくらとの力比べに勝つと、またも佐々木を呼び込む。ここでようやく佐々木が登場。手四つ合戦では真琴がねじられるが一回転して攻守交替。そして首を取って、背後に倒しこみ、真琴が打ち勝った。
男子同士の攻防を経て、真琴とさくらへ。真琴が側転エルボーからボディアタック。キャメルの体制に捕らえ、そこからカンパーナ。しかしさくらも足をとらえるとつり天井。
ここでさくらは佐々木にタッチ。ダブルでのエルボー。佐々木はボディスラムからストンピング。さらにバックブリーカーへ。そしてさくらと真琴のチョップ合戦へ。さくらはダブルアームから担ぎ上げるとそのまま佐々木にタッチ。
佐々木はストンピングを連打。そして逆片エビに。真琴がロープに逃れると、佐々木は逆水平。「がんばREINAじゃないのか」と檄を飛ばす。しかし突進を切り返すと真琴はブレイジングチョップで反撃し、木高へタッチ。
その後、男子の攻防から四者が入り乱れる攻防となり、さくらえみ70キロ、佐々木貴60キロ(?)と続く。そして再び真琴と佐々木へ。佐々木の突進を真琴はなんと抱えてのボディスラムで返す。しかし、佐々木も真琴をコーナーに捕らえると雪崩式のブレンスターを「がんばREINA-!」と言いながら放つ。真琴も二段蹴りからのスピアで堂々、男子の佐々木を倒す。そしてデスバレーをねらうが佐々木は阻止。さくらのカットで同士討ちを誘うと、木高がシャイニングウイザードでさくらをさらにカット。そして真琴が佐々木へボディスラムからWWニー。そして再度デスバレーをねらうがさくらがカットしタイガードライバーを食らう。さらに佐々木のアシストでファンタスティックフリップ。佐々木はトラースキックもカウント2。そして真琴は張り手を3連発も佐々木はブレンバスターに切り返し、
バズソーキックからアバランシュホールドでフィニッシュとなった。
エンディング
佐々木が真琴に対してメッセージを投げかける。
佐々木「真琴、今日、このカード、なんで組まれたのか、最初はぴんと来なかったよ。でも各団体の代表がREINAのリングにあつまって互いの代表としての意地とプロレスラーという意地、全部ぶつけて戦ったんだよな。俺は最初、デビューしたばかりの君を見たとき、
いまのREINAを引っ張っていく選手になるとは到底思えなかった。でもいまおまえはこの団体のトップにいる。お前がもっと声を出して元気を出してがむしゃらにやってやらないとREINAはダメだと思うぞ。そしてそれを見た若手が着いてきて団体が盛り上がるはずだ。代表は楽なことはないぞ。休みなんかないぞ。会社、後輩たち、ファン、全部を背負って戦うのは代表なんだ。頑張れよ、真琴」
さくらも続く。
さくら「私からも一言。誰のことも頼りにしちゃだめ。誰も信用しちゃダメ。うちも所属選手いるけど、だれも言うことも聞いてくれない。でも誰のことも言い訳にしちゃいけない。うちの選手もいつだれがやめるかわからない。反抗ばかり、ほんとうにいやになる。でも、だからおもしろいの。今日の大会は今日しかないの。いましかないの。一期一会、いましかないREINAを見せて、これからもがんばってください」
そして一人残された木高。
イサミ「ハードルあがりすぎてしゃべりづらくて。ぼくもまだ(代表になって)1年ちょっとす。(真琴に)何年ですか?(真琴「私がトップになって1年ちょっとです」)じゃあ、ほぼ同期じゃないすか、同期タッグだったんですね。さくらさんはだれも信用していないような言い回しでしたけど、ぼくひとりには力ないんですよ。でもぼくには周りに信頼できる仲間がいっぱいいるんですよ。仲間がいるんですよ。REINAにいる後輩の方々、大切な仲間って言えますか?真琴さんがこれだけがんばってくれてるんです。REINAのみなさんも頑張んなきゃだめです。ここにいるみなさんももっと声をだしましょう。でもこれからじゃないですか。REINAもこれからが伸びしろでしょう、お互いがんばりましょう」
とそれぞれの代表がメッセージを残してリングを降りた。
そして真琴。
真琴「団体を背負っての闘いに負けてしまいました。井の中のかわずでした。強くなったと思ってたけど。でもここでは絶対に終わりません。ここに出てた3選手は素敵な団体を作り上げているので、私も少しつづですが素敵な団体を作り上げていきたいと思います。そして結奈さんからお知らせです」
ここで結奈を呼び込む。
結奈「5月18日の新木場をもってしばらくお休みします。仕事の都合で地方にいくことになって。6月から地方にいくので、しばらくプロレスとセクシーをお休みします。ちょっと働いてきます。プロレスをやめるつもりはないですけど、突然のことになって申し訳ありませんでした。でも必ず戻ってくるのでそれまで待っててくださいね」
と結奈の休業が明かされた。
真琴は3代表の言葉を胸に、これからも選手代表として突き進む!