『群れない・媚びない・結婚しない』ユニットリーダー佐々木大輔が師匠・ディック東郷と電撃和解!

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 14日、新宿FACEにて『DAMNATION不法集会』が開催され、メインイベントでは佐々木大輔の持つ『DDT EXTREME級選手権』にディック東郷が挑戦した。

 ディック東郷が2004年に設立したプロレススクール『SUPER CREW』の一期生である佐々木大輔は、DDTを中心に新日本プロレスの『ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア』や海外などでも活躍。しかし2012年にディック東郷が引退し、マヤの予言である人類滅亡の日が近づいてくると酒に溺れてカード限度額を超えるほどの怠惰な生活を送ってしまう。その結果現在は『群れない・媚びない・結婚しない』をモットーとするヒールユニット『DAMNATION』を結成し、そのカリスマ性を遺憾なく発揮しDDT EXTREME級王者に君臨するまでとなった。

 この日、王者である佐々木が師匠・ディック東郷に提示したタイトルマッチのルールは、30分間試合を続けギブアップを多く取ったほうが勝ちとなる『Ultimate Submission Match』。お互いクロスフェイスを決め技として持つ選手であり、一進一退の攻防が続く試合はお互い3回のギブアップを奪いドロー。
 王座は防衛したものの、今まで溜まっていた思いの丈を佐々木はマイクでぶつける。これを聞いた東郷は「レスラーが一度引退するって決めて戻ってくる、こんな恥ずかしい事はねーよ。だから俺は、この重罪を背中にずーっと背負って体が動く限り闘い続ける。お前が抱いた俺の罪を背負って、お前とその他の弟子たち、そいつらとずーっと向かい合っていくのが俺の課せられた課題だと思ってる。お前はこの4年間で強くなった、認めるよ。今日引き分けってことは俺は勝ってない。負けたも同然だ。しかし!お前も進化してるけど俺も進化するつもりだ!次は俺がお前の高い壁になって、このリングに最後立ってやるぞ」と語り、佐々木と東郷はリング上で熱い抱擁を躱す。

 普段はヒールユニットのリーダーだけにこんな事をしない佐々木は「なんてこった、和解みたいな感じになってしまった」と動揺するが、「次、俺が勝つまで、あんたを超えるまで勝手に引退するんじゃねー」とエールとも取れるメッセージを送った。

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