ZERO1の風林火山トーナメントで大仁田と“恩讐越境タッグ”を結成する青柳がコメントを発表

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12月14日(日)に愛知・田原市総合体育館で行われるプロレスリングZERO1の東日本大震災復興チャリティーイベント『ZERO1タッグリーグ 風林火山トーナメントスペシャル「ファイティング・フェスタ2014in田原」』で、大仁田厚との“恩讐越境タッグ”を結成して風林火山トーナメント2014一回戦に臨む誠心会館の青柳政司館長がコメントを発表した。

愛知県豊田市の誠心会館本部にてみっちりと汗をながした青柳。
昨年、網膜剥離となった事実を公表し、左目を失明してもなおリングに上がり続けるには、意味があった。

青柳政司
「俺と大仁田。 27年前ですか。『格闘技の祭典』で、出会ってしまった(笑)
そう、あのころ俺は、空手一筋で、『空手』で一生を終えると思っていた。
でも、こうしてプロレスのリングでプロレスをして生きてきている。

アイツ(大仁田)が居たからこの道がある。間違いなく、俺の人生を変えた男だよね。
でも、俺もアイツの人生を変えた。FMWも、あの頃の新日、全日と同じプロレスをしていても、NO.1にはなれなかった。
そして、アイツは異種格闘技やデスマッチでオンリー1を手に入れた。そうでしょ。
『あなたのおかげで人生が変わった』なんて、一方的なのは、よくあっても、お互いの人生を変えあうなんてのは、夫婦以外、そうそう居るもんじゃない

俺も、今まで、アイツにこんなこと、言った事はない。でも、8月の電流爆破(2014年8月1日しゃちほこ大花火)で、全て分かち合えた。本当に。」

闘いの中で、常に感じていた“憎悪”と“尊敬”。青柳はまだまだ続けた。

青柳政司
「昭和の『馬場&猪木』。平成は、間違いなく『大仁田』だよ。アイツは、間違いなく『馬場&猪木』を超えた。
光の輝きが違う。空手でいう『流派』とかの違いはあっても、世の中に打って出ようとする、その『光り方』が誰もやってない事だよね。
抽象的で申し訳ないけど、皆もわかるでしょ。

だって、あんな人間、いませんよ。
プロレスでいえば、ついに全日本だって、14年ぶりにとはいえ、手を出した。NOAHだって爆破したでしょ。
新日本なんて、その勢いで長州まで復帰させた。タイガーマスクだって、全盛期はおそらく『バカ』にしてたと思う。
顔じゃないって。でも、皆、手を出さざるをえない。それほど、あの男には魅力があるって事。

参議院は経験したから、また市政にでも出た方が良い。まだまだ光り輝くバイタリティーの持ち主なんだから」

話はその大仁田と“恩讐越境タッグ”を組む『風林火山トーナメント』へ。

青柳政司
「大仁田とのタッグは、俺の記憶が正しければ、『初』じゃないかな。何人かと組んでってのは、あったかもしれないけど、
2人きりは『初』だと記憶してます。

スタート場所は愛知県の田原という小さ市ですけど、それが俺達っぽくて逆に良いかもね。
だって、最初の格闘技の祭典の大仁田vs.青柳なんて、プロレスファンは、ほとんど知らなかったんじゃないかな。
勝てば、水戸、準決勝と決勝は後楽園でしょ。

誰がどう見ても、高齢な俺達が、後楽園のリングに立ってたら、それこそ『ドリーム』でしょ。
でも、俺達は立ちますよ。だって、踏んできた場数が違う。人生が厚いよね。

(19日水戸大会は田中&杉浦の現王者チームだが)
杉浦のことは、NOAHでよく知ってるし、今、大仁田と抗争してるのも知ってる。
水戸(19日)は電流爆破の大会なんでしょ。 だったら、その試合を電流爆破にしちまえばいい。
俺の『有刺鉄線電流爆破レガース』をお見舞いしてやりますよ。

まずは、その前にKAMIKAZEともう一人は誰?デーモン??
KAMIKAZEは、あいつの新人時代に、泣くまで鍛えてやったし、もう一人はお笑いでしょ。余裕です。
試合形式も、有刺鉄線バットでも、何でも持ってこいって。」

大仁田との“永遠のライバル”関係は、“永遠の恋人”の裏返しであろう。

【記事提供/ZERO1】

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