征矢が勝手に記者会見を開催し汚名挽回を宣言!火野とKAZUMAが岡林との対戦を「楽しみ」と語る
6日、都内WRESTLE-1事務所にて、new Wild order・征矢学選手が“勝手に”記者会見を行った。なんでも相当腹に据えかねることがあるらしく、語気も荒い。果たして征矢選手の主張とは?
(※なお本会見は急遽征矢学選手が独断で行ったため、WRESTLE-1スタッフのみ出席)
征矢学「本日、急遽会見を行うことにしました。まぁ急遽ということで記者の方はいません。なんで来ないんだ!とにかく今回ですね、私を含めnew Wild order、士気が下がってるんじゃないかと。気持ち的な部分も含め、チーム力、熱量、そういう物が今このnew Wild orderには全く足りない!!わかりますか?いくらやってもベルトは取れないし、今ノガちゃんがクルーザーのために減量頑張っていますけど、これだって体重がセーフなのかアウトなのかによってはそれ以前の問題になってくるんですよ!わかりますか!?今このnew Wild orderには熱量と、そしてこの気持ち、やる気が足りないんだよ!それを見せていかないとダメでしょ!昔の事私もいろいろ思い出しましたよ。ワイルドをやることからワイルド十箇条全部!思い出してワイルドとは何かを思い出したんです!ワイルドは元気を!出していかなければならないでしょ!…ちなみになんで今日、二人はいないんだ?」
――急遽だったもので、征矢さんがこういったことを行っていることすら知らないと思いますが…。
「連絡してないのか!?」
――急遽だったので。ただ先ほど両選手とも館内を歩いているところは見かけましたが…
「いたんだったらちょっと呼んで来い」
――数分後、AKIRA選手と熊ゴロー選手が入室
征矢「なにやってんだぁぁああ!?」
AKIRA「うわ、どうした?」
征矢「私は言っていたでしょ。春日部大会の後、日曜日を挟んで会見をやると」
熊ゴロー「あ、なんか言ってましたね」
AKIRA「もののはずみで言ってんのかと思っていたよ」
征矢「違うよ。よく考えてください。我々、他のチームと比べると勢いが足りない。わかりますか?TriggeR、Jackets、REAL DESPERADO、あとよくわかんない自由軍団っているでしょ?ここと比べてしまうと我々は勢いがないんですよ!野上さん!わかります!?勢いですよ、勢い!顔だけ勢いあってもしょうがないんですよ!心から全部出していかないと!気持ちから!わかりますか!?ワイルドという物をもう一度思い出してください!お前もそうだよ!飯ばっか食ってんじゃねぇよ!?スケベ心があるのか知らねぇけど、そんなことばっか考えているからダメなんでしょ。出てないんだよ、結果が。そうでしょ!?違うだろ!?考えないと!まずは試合に臨むにあたって、気持ちだよ!会社に見せていかないと!毎日会見したっていいよ!いくらだってやってやりますよ!?会社が許すのであれば。それぐらいアピールしていかないと俺らダメだ!気持ちを、ワイルドという物は何なのか。それを見ているお客さんたちに伝えていく!そこから始めようぜ。で、なんで今回あれなんだ、士気が下がったんだ?なんでだと思う?今年に入ってさ。去年までは確かに勢いはあった。今年に入ってだよ、今年に入って!」
AKIRA「…結果ですかね」
征矢「結果。うん、結果ってなんだよ、結果って。それは何だ?試合の結果、そういう事か?」
熊ゴロー「…ベルトですかね」
征矢学「ベルトっていうのは獲った、獲られたの話か?…じゃあシングルのベルト誰が獲られたんだよ?」
熊ゴロー「…征矢さんです」
征矢「…じゃあタッグのベルトは?」
熊ゴロー「…征矢さんです」
征矢「…ということは私の責任ですかね?このワイルドの士気が下がっているのは…そうですか…申し訳ございませんでした。私が負けてしまったばかりにワイルドの士気が下がってしまったということでございます…だがしかし!次トーナメントあるでしょ!?これで汚名挽回(※汚名返上)してやりますよ!ノガちゃんはまずクルーザー!汚名挽回(※汚名返上)ですよ!いいですか?お前ら全員敵だからな!トーナメントなんだから!武藤さんが勝手に抽選したんだからそこはしょうがないでしょ!恨むんだったら武藤敬司を恨め!」
――AKIRA選手は鼓太郎選手に勝利すればトーナメントには出場しません。
征矢「え?…じゃあ負けるか!?じゃあ勝ってクルーザー獲ってトーナメントでないでくれ!いや、クルーザー獲って会社に直訴してトーナメントも出ろ!いやもうそれだっていいだろ!もうとにかくトーナメントは俺が優勝するんだ!(熊ゴローに向かって)お前じゃないぞ!?」
熊ゴロー「いや自分も優勝するために頑張りますから」
征矢「お前じゃ無理だ!俺が優勝する!以上!そして6月8日の後楽園ホール、俺らどうせアンダーカードで組まれてるんだろ!?メインでもセミでもない!でも俺たちはこのありのままのワイルドっていう物をな、出すからな。覚悟しておけよ。そしてノガちゃん、クルーザー来たな。体重の方はどうなんだ!?」
AKIRA「もうバッチリですよ。明日の計量にもバッチリ」
征矢「じゃあ俺たちが試合に勝って、野上の試合につなげますよ。それで行きましょう!じゃあもう一回俺たち力を合わせていきましょう!ワイルド、行くぞー!」
急遽会見場を占拠し、我々を呼び出した征矢学選手。さらにAKIRA選手、熊ゴロー選手にはなぜ連絡をしていなかったのか?とまで聞いてくる始末。ただ実際主張した内容については自分が率いるチームについての危機感。確かにタイトル戦線では挑戦まではするもののあと一歩及ばず、結果につながっていない。そんな状況を危惧し、ある意味自分を奮い立たせるための意思表示の場をワイルドらしく作り上げたのかもしれない。前年度のトーナメント覇者である征矢は連覇をかけた戦いへ挑む。new Wild order として、征矢学が更なるワイルド極めるために。