アップルスター11.27新宿大会 旗揚げ戦/大仁田&保坂&佐野vs.藤原&KENSO&矢口、飛香vs.文子

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アップルスタープロレス旗揚げ戦
日時:2015年11月27日(金)
開場:18:00 開始:19:00
会場:東京・新宿FACE
観衆:未発表

▼ダークマッチ タッグマッチ 10分1本勝負
キラ☆アン/●雷電
8分35秒 外道クラッチ
○山田太郎/タケシマケンヂ

▼第1試合 タッグマッチ 20分1本勝負
スカルリーパーA-ji/○5代目ブラックタイガー
12分43秒 ダイビング・エルボードロップ→片エビ固め
三富政行/●奥田啓介

▼第2試合 西口プロレス提供マッチ シングルマッチ 30分1本勝負
○アントニオ小猪木
延髄斬り→体固め
●見た目が邦彦

▼第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○原学
9分30秒 腕ひしぎ逆十字固め
●力

▼第4試合 ミクスドタッグマッチ 45分1本勝負
●ザ・グレート・サスケ/Ray
15分56秒 スク〜ルボ〜イ
井上京子/○MIKAMI

▼第5試合 メインイベント第1弾 みなみ飛香復帰戦 シングルマッチ 時間無制限1本勝負
●みなみ飛香
10分23秒 ムーンサルトプレス→体固め
○浜田文子

▼第6試合 メインイベント第2弾 ストリートファイト有刺鉄線ボードデスマッチ 時間無制限1本勝負
大仁田厚/保坂秀樹/●佐野直
12分24秒 ワキ固め
○藤原嘉明/KENSO/雷神矢口

芸能事務所アップルスターがプロレス団体を旗揚げ!次回2016年1月14日に後楽園進出
大仁田や藤原、KENSOらが大暴れ!約3年ぶりに復帰したみなみ飛香は文子に完敗!

ダークマッチ

2015-11-27アップルスタープロレス旗揚げ戦_ダークマッチダークマッチにはタケシマ&山田のスーパーJボーイズがキラ☆アン&雷電と対戦。まずは山田と雷電が腕の取り合いから山田がショルダータックル。雷電もカウンターのドロップキックからコルバタで山田を場外に追いやる。
続いてタケシマが「この女!」と叫びながらキラ☆アンにエルボーを叩き込むが、キラ☆アンもミドルキックからアキレス腱固め。さらに山田がキラ☆アンをロープに貼り付けてからフィストドロップを落とす。

動きが止まったキラ☆アンにタケシマがヒザ十字固めからの恥ずかし固め。さらに逆片エビ固めで追い込むと、山田がスリングショット式アトミコを投下。だが、山田のラリアットをDDTで切り返したキラ☆アンは雷電にタッチ。ドロップキックで反撃に出た雷電は、合体攻撃を狙ったJボーイズをドロップキックで場外に追いやってプランチャを投下。
タケシマをリングに戻した雷電はミサイルキックを発射。だが、雷電のブレーンバスターを逆に投げたタケシマはスピアー。タケシマが羽交い締めにすると、山田が「絶対に離すなよ!」と念を押してからエルボー。

案の定、雷電がかわして誤爆。そこにキラ☆アンがダイビング・クロスボディー。さらにウラカン・ラナを決めたキラ☆アンは雷電にタッチ。雷電のダイビング・ボディプレスを剣山で迎撃した山田はラリアットから外道クラッチを決めて3カウント。

オープニング

2015-11-27アップルスタープロレス旗揚げ戦_オープニングまずはお笑い芸人が3人登場し、それぞれネタを披露。そして第4試合でプロレスデビューする予定だったアップルスター所属タレントの北王路M★RIOがケガによる欠場や、チケット購入特典だった写真集が配送トラブルにより配布できないため、郵送するというアナウンス。
続いてセクシーな真っ赤の“猫耳ハイレグ”姿をしたアップルスタープロレスのリングガールが登場。リングガールを務めるのは“超絶美脚ネオ親父ギャル”渡瀬茜、“Hカップの爆乳娘”萌奈美、“漫画家になったレースクイーン”小野さゆり、“美しすぎる怪談作家”宍戸レイの4人。代表して初代イメージガールの渡瀬が「皆さん、こんばんは。プロレス観に来たのが初めてだよいう方、いますか? プロレスファンの方もたくさんいると思いますが、アップルスタープロレスもお願いします。普段あまりプロレスを見ないという方も巻き込んで盛り上げていきたいと思いますので、よろしくお願いします!」と挨拶。

第1試合

2015-11-27アップルスタープロレス旗揚げ戦_第1試合リングガールにエスコートされて三富と奥田が入場すると、同じくリングガールにエスコートされてスカルリーパー&ブラックタイガーが入場。
三富が先発を買って出ると、スカルリーパーとブラックはジャンケンをして先発を決める。その結果、ブラックが先発で出るが、お互いにロープエスケープをやり合いなかなか組もうとしない。ブラックが一端場外に出ると、三富はロープ越しにボディブロー。

リングに戻ったブラックは奥田にサミングを見舞うとスカルリーパーにタッチ。だが、奥田もどうにか三富にタッチ。スカルリーパーとブラックはダブルのカウンターエルボーをお見舞い。さらにブラックがヒジを押し付ける。三富はどうにか脱出して奥田にタッチ。
ミドルキックを叩き込む奥田だが、ブラックはサミング。タッチを受けたスカルリーパーはニーリフトの連打からハーフハッチで投げる。奥田をコーナーに貼り付けたブラックは急所蹴り。

さらに腕固めに捉えたブラックは指まで曲げていくと、スカルリーパーはチェーンでチョーク攻撃。三富が飛び込んできて低空ドロップキックでカットすると、奥田はミドルからのソバット。そしてブレーンバスターで投げた奥田は三富にタッチ。カウンターエルボーから串刺し式エルボー、串刺しジャンピング・フロントキックを叩き込んだ三富はコブラツイストを狙うが、スカルリーパーは急所蹴り。
雪崩式ブレーンバスターで投げたスカルリーパーはブラックにタッチ。10分が経過し、串刺しラリアットからブレーンバスターを狙うが、背後に逃れた三富は丸め込みから顔面へのトラースキック。

タッチを受けた奥田は串刺しフロントキックからスリーパー。さらにハリケーンドライバーで叩き付けてからランニングロー。カウント2でブラックがカットし、そこからトレイン攻撃。奥田もドロップキックで2人まとめてなぎ倒すと、ブラックのバックを取るが、ブラックは急所蹴り。
暗闇式ツームストンパイルドライバーからダイビング・エルボードロップを投下したブラックが3カウントを奪った。試合後、マイクを持った奥田は「負けてしまったんですけど、すごく悔しいです。でもこうして新しく闘う場を提供してもらってアップルスターの社長には感謝しています。また次があったらぜひ出たいです。まだ未熟な僕ですけど、これからもよろしくお願いします」とマイクアピール。

第2試合

2015-11-27アップルスタープロレス旗揚げ戦_第2試合西口プロレス提供試合ということで、場内実況付き。お互いに牽制してからリストロックの応酬を見せると、グラウンドに持ち込むが、どちらも得意じゃないらしい。手四つの力比べからリバースで投げた小猪木に対し、見た目がはジャックナイフ式エビ固め。
ならばと小猪木はレッグクラッチホールド。すると見た目がは必殺の見た目がクラッチ。相変わらずどこも決まっていない。

すると小猪木がカニ挟みで倒してからリバースのインディアンデスロックから弓矢固めへ。立ち上がった見た目がにドロップキック3連発を叩き込んだ小猪木は、エルボーから腕を執拗に捻ってからコーナーにホイップしようとするが、これは見た目がが逆にホイップしてから串刺しドロップキック。
「今日は勝てそうだ」と言う見た目がだが、噛みつき攻撃。勝ちを確信してからやる技ではないのだが、その後もコーナーからダイブしての噛みつき攻撃。バックを取った見た目がは、足払いで倒してからブリッジして見た目がジャーマン。

コーナーに登った見た目がはダイビング・フットスタンプを投下。さらにツームストンパイルドライバーの体勢に。小猪木が逆に切り返すと、そこからお互いに回転しながら切り返す。最終的に目が回ってしまった両者だが、そこから小猪木がコブラツイスト。ロープに逃れた見た目がだが、小猪木はダイビング・ニードロップから正座式ニードロップを落とすと、立ち上がった見た目がに延髄斬りを叩き込んで3カウント。
マイクを持った小猪木は「小元気ですかー! 現金があれば何でも出来る。リングスターならぬアップルスタープロレス、旗揚げ小めでとうございます。私たち西口プロレスは何を隠そう来年15周年ということで、アップルスターはこれからが楽しみということでね。楽しんでますか? 盛り上がったますか? 小1、小2、小3、ダー!」と挨拶。

第3試合

2015-11-27アップルスタープロレス旗揚げ戦_力とリングガール力がセクシーなリングガールを連れて入場してくるというだけでインパクトがある。そして元バトラーツの原が相手ということで、いきなりグラウンドの展開から原がヒールホールドを狙うが、力は転がってロープへ。しかし原はアキレス腱固めに捉える。力は自ら自分の足首を抱え込んで防御すると、どうにか上に乗ってマウントを取る。
マウントから袈裟斬りチョップを振り下ろした力だが、スイープした原はニオンザベリーからマウントを取るが、力はロープエスケープ。ローキックと前蹴りで力が前に出られないようにする原。

力もローキックで反撃するが、原はボディにミドル2連発を叩き込んでエルボー。力もエルボーで応戦するが、原のミドルキックでダウン。さらに串刺しジャンピングエルボーからコーナー下に座り込んだ力を踏みつけた原だが、足を掴んで突き飛ばした力は、さらに蹴り脚をキャッチしてエルボーを落とすと、逆水平チョップで反撃。
袈裟斬りチョップでダウンさせた力は、引き起こしてブレーンバスター。拳を突き上げた力はコーナーに登ろうとするが、バックから捕まえた原。バックを取り返した力だが、原はビクトル投げからヒザ十字固め。そこからアンクルホールドにスイッチした原は、リング中央に引きずり戻すと逆片エビ固め。

2015-11-27アップルスタープロレス旗揚げ戦_第3試合それでもどうにかロープに逃れた力だが、原は掌底からソバット、ミドルでシットダウンさせてランニングロー。カウント2で返した力はエルボーで前に出るが、原はそこに飛び付き腕十字を極めてギブアップを奪った。
マイクを持った原は「お客さん! ここまでの試合、もうメチャクチャ過ぎて、ようやくまともな試合見られたでしょ? でも俺も1個前の試合とか嫌いじゃないですよ。こんな時代にメチャクチャな団体が出来て、最高に楽しいです! 力、もっと練習してこい! 正直、このアップルスタープロレス何回続くのか……力、お前と俺次第だ。せっかく縁あって関わってんだから俺らで盛り上げていこうぜ」と言って、力とガッチリ握手を交わした。

第4試合

2015-11-27アップルスタープロレス旗揚げ戦_第4試合サスケが“女ハヤブサ”Rayと、MIKAMIが2日前にアジャ・コングとのスーパーマニアックスで高橋奈七永を撃破した井上京子と組んでのミックスドマッチ。マスターサスケは聖杯を手にイニシエーションをしながら入場。
するとサスケは「MIKAMI、博多チャンピオンって何? 狭いじゃない! せめて九州とか……女子は女子、男子は男子、これが鉄則! MIKAMI、正々堂々やろう!」とMIKAMIが腰に巻いてきた博多ライトヘビー級のベルトに文句をつけながらも、MIKAMIとの勝負を挑む。

空気の流れを読んでMIKAMIに気を送っていくサスケだが、京子は「MIKAMI君、ウソよ、ウソ」とアドバイス。しかし何か体に当たるものを感じる様子のMIKAMI。リング上で座禅を組んだサスケを蹴り飛ばしていくMIKAMIだが、まるでダルマおこしのように起き上がるサスケ。
だが、低空ドロップキックでなぎ倒したMIKAMIは「サスケさん、どうしちゃったんだよ!?」とサスケの変貌ぶりを嘆く。足を取ってレッグロックに捉えたサスケは、そこから立ち上がって逆片エビ固めを狙う。

だが、逆に倒したMIKAMIはヘッドロック。うまく脱出したサスケはソバットからヘッドバットを食らわせるとRayにタッチ。そこからMIKAMIに「京子選手に変わりなさい! 女子は女子、男子は男子!」と注意。MIKAMIが京子にタッチすると、Rayはロープに追い詰めて逆水平チョップを連打。
しかしRayのクロスボディーをキャッチした京子はマットに投げ落とすと、ヘアーホイップからヒッププッシュ。さらにロメロスペシャルで吊り上げる。そして「やっちゃえ、やっちゃえ!」と言いながらMIKAMIにタッチしてRayにダブルタックル。さらにMIKAMIはRayをロープに押し付けて弾き飛ばす“女子プロムーブ”。

Rayもコーナー二段目からのミサイルキックを返すと、サスケにタッチ。早くもラムジャム(=映画『レスラー』の主人公ランディの必殺技であるダイビング・Wエルボードロップ)を狙ってコーナーに登ったサスケだが、「アップルスタープロレスは永遠に不滅だー!」と叫んでからダイブしたサスケだが、あっさりかわしたMIKAMI。
脳天からマットに突き刺さったサスケに対し、京子はキャメルクラッチ。そこにMIKAMIが入ってきて顔面に低空ドロップキック。10分が経過し、MIKAMIはその場飛びムーンサルト。

しかしMIKAMIのスレッジハンマーをサスケがかわして京子に誤爆させる。すかさずRayにタッチしたサスケ。RayはドロップキックでMIKAMIと京子を場外に追いやると、エプロンから京子に側転アタック。サスケもMIKAMIに夢魔ってエプロンからダイブ。MIKAMIをリングに戻したサスケはコーナーからダイブして前方回転ネックブリーカー。さらに京子に対して「こうなったら女子も男子も一緒だ!」と叫んでRayとダブルのフライング・クロスチョップ。
さらにRayに向かって超念力を送ったサスケ。とりあえず619でMIKAMIを吹っ飛ばしたRayはムーンサルトプレスを投下。さらにサスケがスワントーンボムを投下するが、MIKAMIがかわして自爆させると、京子が飛び込んできてラリアット。さらに京子がMIKAMIをブレーンバスターで投げてサスケにぶつける。

MIKAMIも京子をブレーンバスターで投げようとするが、重たくて上がらない。MIKAMIが「すみません!」と謝ると、京子は「お前だよ!」となぜかRayを呼び込んでMIKAMIとダブルのブレーンバスターで京子を投げてサスケにぶつける。15分が経過し、MIKAMIは450°スプラッシュを投下するが、Rayがカウント2でカット。
ならばとMIKAMIはスライディング式のスク〜ルボ〜イで丸め込んで3カウント。

第5試合

2015-11-27アップルスタープロレス旗揚げ戦_約3年ぶりの復帰戦に挑むみなみ飛香2012年8月20日の『Teens7』を最後に大学受験のため無期限活動休止していたみなみ飛香の復帰戦。旗揚げ戦のダブルメインイベントとして組まれたこの一戦で飛香は、現WAVEのシングル王者である浜田文子と対戦。
イメージカラーの黄緑のコスチューム&黄色のパーカー姿で登場した飛香は、リングインすると「ただいま〜」と絶叫。感触を確かめるようにロープに飛んでから文子を待ち構える。

試合開始のゴングが鳴ると、まずは文子が握手を求める。飛香も慎重に応じてからロックアップ。ロープに押し込んだ文子はまずはクリーンブレイク。もう一度ロックアップすると、今度は飛香がロープに押し込み、離れ際にエルボー。
バックに取り合いから飛香は腕を取ってリストロックからのヘッドロック。ロープに振って逃れた文子はショルダータックル。飛香もヘッドスプリングで立ち上がっていく。

2015-11-27アップルスタープロレス旗揚げ戦_第5試合①文子が力比べを要求すると、飛香はその手を払って自ら腕をあげて逆に力比べを要求。これに「舐めやがって!」とガットショットを見舞った文子はサッカーボールキックからワキ固め。さらに無道にスイットすると、ボディスラムで豪快に叩き付ける。そこからもう一度ワキ固めに捉える。かなりエグイ角度で極まったが、飛香はギブアップしない。
ならばと文子はコーナーに叩き付けてからストンピング。飛香もコーナーにホイップされると、コーナーに駆け上がったのクロスボディー。だが、かわした文子はハイキック。さらに一本足頭突きからコーナーにホイップ。

どうにかかわした飛香はカサドーラの体勢で飛び付いてのアームドラッグから、座り込んだ文子に低空ドロップキック。これで場外に転落した文子に飛香はプランチャを狙ったが、ロープに足を引っ掛けてしまい失敗。ならばと文子をリングに戻した飛香は、コーナー最上段からはりきりキックを発射。
ニーリフトを叩き込んだ文子だが、飛香は文子を肩口まで担ぎ上げるとカミカゼで叩き付ける。そこからスピンキックを放つが、ブロックした文子は一本足頭突き。ロープに飛んだ文子にカウンターでブロックバスターホールドを決めたが、形が崩れてしまいカウントは2。

2015-11-27アップルスタープロレス旗揚げ戦_第5試合②そこからかつて世界一と言われたブロックバスターホールドをもう一度決めたが、カウントは2。飛香はコーナーからダイブするが、文子は下からのドロップキックで迎撃。エプロンにエスケープした飛香だが、文子は奈落式DDTでエプロンに叩き付けると、リングに戻ってニールキック。かわした飛香だが、文子はバックドロップ。
これもカウント2で返した飛香だが、無理矢理引き越した文子はエルボーを打ってくる飛香に張り手。それでもエルボーで向かっていく飛香だが、「弱いんだ、オメーは!」と張り手を叩き込んだ文子はトラースキックでダウンさせるとムーンサルトプレスを投下して3カウント。

試合後、文子は飛香を肩に抱えて健闘を称えた。文子がリングから降りると、大の字に倒れた飛香だが、それでもロープを掴んで自力で立ち上がった飛香は深々と一礼。かなり朦朧とした様子で引き上げていった。

<試合後コメント>
みなみ飛香
「試合は0点だけど、0点て言うのも悔しいなんか。全部悔しかった。でも、でも、楽しかったです。ボコボコにされるのも3年ぶりで、ボコボコにされるのも最高じゃねーかって思ったから、まだまだやりたいし、これから頑張りたいです」
――浜田文子選手はいかがでした?
「エルボーを私がしてるのに、やられてるのが私ってぐらい熱くて、ほんとに人間じゃなくて壁みたいな、石みたいな人でした」
――どの技が特に効きました?
「ムーンサルトは言うまでもないんですけど、あれですね、スラム一発も重くて、スラムが一番シンプルで精神的にも体重的にもくる技でした」
――今後は? 次の試合はアップルスターの3月までやらない方向ですか?
「そうですね、その方向でいます。またアップルスターですね、次は」
――すぐに試合がしたいという気持ちは?
「いや、もうもうちょっと…ちゃんとやり直したいです。超悔しい」
――得意技のブロックバスターも崩れてしまいました。
「崩れちゃったー。なんか魅せれるというか……もうやだー、言葉が出てこないんですけど、そうですね、ブロックバスター崩れたのはちょっと一番ダメだったのに、そこだけでも決められたらもうちょっと変わったのかな?って思います」
――3年前に現役だった時代とプロレス業界もだいぶ変わりましたが、今この女子プロレス界で闘いたい選手などはいますか?
「闘いたい選手は……もちろん、ミクロさんだけど、でもなんかミクロもお休みしてるから、その休んでる分ね。私が休んでる分ミクロが試合してたんで、ミクロが休んでる分、私もまた成長して、いつか最高な所で試合をしたいなって思います」
――それはどこかの団体に出てみたいなどの思いが?
「どっかの団体!? えー、まずはアイスリボンと我闘雲舞はないじゃないですか〜? そこはないとして、あと、どうだろう? 某さくらえみが絡んでる所は出れないかなって思います」
――出たいという気持ちはあるんですか?
「出たくないって言ったら嘘になるけど、超出たいわけではないかな〜。ちょっと失礼かもしれない(苦笑)。でも多分さくらえみも私のことは…もう…アレだから。もうね……そうなんですよ。私はもうアイドルとかできないんで、我闘雲舞とかアイスはもうムリだなと思います」
――アップルスター所属ですか?
「アップルスター所属かどうかは、今は言えないですね。所属…専属! アップルスターは全部出ますよってスタンスでいきます」
――当時は好きな男性選手がいたと思うんですが、今一番好きな男性選手は?
「大家健!」
――そこは変わらず?
「変わらず、小5から変わらず、大家健! 一番好きです。なんか、試合前もちゃんと連絡くれました今日」
――会場の声援は聞こえました?
「もう無でした! 無だった! リングが周ってました」
――今後の意気込みを。
「今後の意気込み! もっと気持ちで魅せれる選手になりたいです!」

第6試合

2015-11-27アップルスタープロレス旗揚げ戦_第6試合①ダブルメインイベント第2試合は大仁田組vs.藤原組のスクランブルバンクハウス有刺鉄線ボードデスマッチだったが、まずKENSOが入場すると、続いて迷彩ズボンを履いた藤原が有刺鉄線バットを持った矢口と共に入場。続いて大仁田組が聖水を撒き散らしながら入場。
そして名前をコールされた瞬間、大仁田が革ジャンで矢口に殴りかかっていき試合開始となったため、カウントダウンがなくなってしまいスクランブルバンクハウスからストリートファイトマッチに急遽変更! いきなり場外乱闘になると、大仁田と矢口、藤原と保坂、KENSOと佐野がやり合う。リング上では大仁田が矢口の脳天をイスで殴打してからDDO。続いて保坂がラリアットを狙ったが、払いのけた藤原が一本足頭突き。

そこからKENSOが佐野に張り手を連打してからラリアット。場外ではなおも大仁田が矢口をイスで殴打していくが、矢口が「あげろ、あげろ!」と叫ぶと、セコンドの山田太郎らがリング上にテーブルをセット。だが、逆に大仁田が山田を捕まえてテーブルの上にパイルドライバーを決めてテーブルクラッシュ。
2015-11-27アップルスタープロレス旗揚げ戦_第6試合②しかし矢口が有刺鉄線ボードに大仁田を叩き付けてからイスを4脚セット。その上に有刺鉄線ボードを乗せると、矢口とKENSOは大仁田をダブルブレーンバスターで投げてボードクラッシュ。KENSOが佐野をホイップすると、矢口が有刺鉄線バッドをフルスイングして殴打。

そこに大仁田も流血しながら戻ってくるが、矢口は顔面に有刺鉄線バッドを押し付ける。血ダルマの大仁田に藤原が一本足頭突きを連打すると、矢口がなおも有刺鉄線バッドを振り下ろす。さらにバッドを渡されたKENSOが大仁田を殴ろうとしたところで、大仁田はレッドミストを噴射。
ここでタッチを受けた保坂が矢口とKENSOにラリアットを連打。さらに矢口にコーナーで馬乗りナックルを見舞うとブレーンバスターを狙う。だが、背後からKENSOがビッグブーツ。それでも保坂がダブルラリアットで矢口とKENSOをなぎ倒すと、大仁田がテーブルの破片で殴打していく。

2015-11-27アップルスタープロレス旗揚げ戦_第6試合③藤原が救出に入るが、佐野が藤原を抑え付ける。しかしKENSOが佐野を有刺鉄線バッドで殴打。そこから矢口組は佐野にトレイン攻撃。藤原の一本足頭突きからKENSOが垂直落下式ブレーンバスターを決めると、藤原がヘッドバットからカバー。これを大仁田がカットするが、矢口はまたもイスを4脚並べてから、その上に有刺鉄線ボードを乗せる。
KENSOがその上に佐野をブレーンバスターで投げようとするが、大仁田がレッドミストを噴射して救出。逆に大仁田と佐野がダブルブレーンバスターでKENSOを投げるが、ボードはクラッシュ出来ず。ならばと大仁田がKENSOにサンダーファイヤーパワーボムを狙ったが、藤原がカット。佐野が藤原に襲いかかるが、電光石火のワキ固めに捉えてギブアップを奪った。

エンディング

2015-11-27アップルスタープロレス旗揚げ戦_エンディング大仁田は「佐野の相手が藤原さんじゃ可哀想だろ! なあ? なあ? なあ? (佐野に)ハイって言うなよ。大仁田厚、さっき武道館で1万人ファイヤーやってきましたー! すみません、正直に言います。アップルスターを知りませんでした。(観客「みんな知らないから大丈夫!」)お前ら何しに来たんだよ!(苦笑)佐野から電話がかかってきまして、『アップルスターっていう団体に出てくれ』って。『知らねぇよ』って言ったんです。それから昨日電話かかってきて、『TwitterとFacebookで宣伝してください』って(苦笑)。俺はアップルスターの社員か! まあせっかく旗揚げしたんですから、1回2回3回4回、育てていこうと思います。よろしくお願いします!」と挨拶してから、佐野に「負けてクヨクヨするな。自分の店帰って呑め! お前も大変だな」と言って励ました。
さらに大仁田は「FMWという団体がありまして、それが出来たことによりましてみちのくプロレスがあり、DDTがあり、ドラゴンゲートがあり。育てていかなければ子供も大きくなりません。そうじゃないですか? 社員も育てていかなきゃ、いい社員にはなりません。人も育てていかなきゃいい者になりません。世の中そんなものだと思います。僕は引退なんて言いませんので。さよなら大仁田もあと2年、今回はマジです!(※観客「えー!」)バカヤロウ、指は折れるわ、手首は使えないわ、矢口にあんなに投げられ方するわ、俺、毎回やられて大変なんだから! ということで、40年頑張りました、と共にアップルスターの前途を祝して、1、2、3ファイヤーいかせていただきます!」というと、大仁田ファンで有名なちびっ子をリングに上げてから「オイ! オイ! オイ! オイ! 大仁田40周年よく頑張った! アップルスターの前途を祝して1、2、3、ファイヤー! ……ありがとよ」と雄叫びを挙げた。
さらに「俺の名前を忘れるな! 俺の名前は大仁田厚!」と叫びながらちびっ子ファンに張り手を見舞って邪道魂を注入した。

<試合後コメント>
大仁田厚&保坂秀樹&佐野直 with リングガール
大仁田「(リングガールに囲まれながら)ものすごい苦手なんですよ(照)。すいません、僕すごい苦手なんですこういうの。あの、あえてですね、FMWができて、色んなインディ団体ができたんですけど、まあアップルスターという団体がですね、今回できてですね、まあ皆が頑張ってるので応援してやってください。保坂からひと言」
保坂「僕は大好きです!」
大仁田「いや、俺も嫌いじゃないよ。嫌いじゃない。肩にて乗せられてるとか、なぁ? なぁ? なんか、いいですね(苦笑)。悪かったな! ということで、ひと言ずつ右からどうぞ」
宍戸レイ「今日はとっても楽しかったです。すごい興奮しました」
小野さゆり「うちのお父さんがすごい大仁田さんのファンで、今日見に来て大仁田さんはやっぱり最高だって言ってました! カッコいい!」
大仁田「ほんとですか? ホント照れるな」
渡瀬茜「イメージガールさせていただいてる渡瀬茜です。今日はほんとに大興奮で、私のファンの方も初めてプロレス見に来てたんですけど、もうプロレスファンになっちゃったみたいです。良かったです!」
佐野「アップルスター次回大会が、次回大会が先ほど社長の方から発表OKが出ましたので、来年2016年1月14日木曜日、後楽園ホールで旗揚げ第二戦を行う事になりました。後楽園はもう、ここよりもっと大きい箱なので」
大仁田「それじゃ皆で、アップルスター1、2の3ファイヤーでしめさせていただきます。アップルスター1、2の3ファイヤーですよ。ダーやるなよ! いくぞ! アップルスター、1、2、3、ファイヤー!」

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