鈴芽が最後の前哨戦でプリプリ王者・荒井優希に直接勝利!「勝つための道が見えたよ」

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 東京女子プロレスが9月27日、東京・新宿FACEで『SHINJUKU FACE COUNTDOWN SERIES」泣くわけないでしょ泣くはずがない』を開催した。『WRESTLE PRINCESS Ⅶ』(10月3日、東京・EBARA WAVE アリーナおおた=大田区総合体育館)で荒井優希の持つプリンセス・オブ・プリンセス王座に挑む鈴芽が最後の前哨戦で直接勝利を挙げ、ベルト獲りに弾みをつけた。

 今大会のメインイベントで鈴芽は遠藤有栖との『でいじーもんきー』で、荒井&山下実優と対戦。10・3大田区では山下の保持するEVE認定インターナショナルに遠藤が挑戦するため、ダブル前哨戦となった。

 試合開始早々、鈴芽がカウンターのリング・ア・ベルを荒井に決めるもカット。荒井がドロップキックを繰り出せば、鈴芽はミカヅキ流星群。山下が遠藤に投げっ放しジャーマン、リターンクラッシュもカウント2。山下がハイキックを見舞えば、遠藤はスーパーキックで両者ダウン。荒井が鈴芽に雪崩式変型ブレーンバスターで叩きつけると、山下が遠藤に雪崩式アティテュード・アジャストメント。山下のハイキックが荒井に誤爆すると、鈴芽が熨斗紙、トップロープを走ってフェースクラッシャー、リング・ア・ベルとたたみかけて3カウントを奪った。鈴芽は9・22両国KFCホールでの前哨戦で荒井に直接敗れており、その借りをしっかり返した。

 試合後、鈴芽は「たくさんこの期間ぶつかってきて、今日が最後の前哨戦。当たれば当たるほど、チャンピオンが、いや荒井優希がどんなに強いのか思い知らされてきた。でも勝つための道見えたよ」とキッパリ。

 荒井は「鈴芽さん、知ってたけど、今日めちゃくちゃ強くて。前回よりももっと強い荒井を見せる気でいろいろ考えて用意したけど、そのそのすべてを鈴木さんに超えられました。でも、荒井ももっと強くなれるんじゃないかっていう伸びしろが見えたんで、大田区で最後にリングに残るのは荒井です」と返した。

 山下が「有栖、めちゃめちゃワクワクドキドキしてきたよ。全力で私を倒しに来い」と言えば、遠藤は「もっとワクワクゾクゾクさせてあげますよ。私が山下実優を倒します」と宣言した。

 そして、今大会は9月30日で閉館する新宿FACEでのラスト興行となった。東京女子は2015年2月28日に同会場に初進出し、11年7ヵ月にわたって幾多の名勝負を繰り広げてきた。ここで全選手がリングに上がり、リーダーの山下が「私たちにとって、新宿FACEは初めて大きい目標にしたのがここで。初めてやった時はこんなに仲間もいなかったし、こんなにお客さんもいなかった。いろいろ重ねて、こんなにたくさん、(チケットも)完売で見に来てくれるようになって。仲間も増えて、新宿FACEのおかげで私たちが大きくなれたのかなと思います。本当になくなることは、すごく寂しいですけど、私たちがこのリングで重ねた経験、時間はすべて私たちの中にずっと残り続けますし。そこで得た力をもっと大きい力にして、これからも突き進んでいきます。新宿FACEの皆さん、新宿FACE、ありがとう!」と感謝のマイク。

 最後に山下は「10月3日、大田区があります。ここからまたみんな一人ひとり突っ走って、最高の試合を、最高の空間をみんなで作りましょう。ファンの皆さんも私たちと一緒に最高の空間を 過ごしてください。『WRESTLE PRINCESS Ⅶ』、行くぞ、オー!」で気合を入れて締めくくった。

 バックステージで鈴芽は「ラスト前哨戦、こうやってメインで勝利して終われたのはすごくうれしいです。ここまで優希ちゃんの強さをこれでもかって感じてきて。本当に自分の勝ちの道っていうのを見つけるのが難しいんじゃないかとか思ってたけど。集めてきたピースがハマってきた感覚があります。勝ちへの道見えました!」と自信を見せた。

 荒井は「山下さんに蹴られた瞬間もあったけど…今日は鈴芽さんに完敗なんで。この前哨戦の期間、自分なりにいい調子で来てたんで。最後の前哨戦で負けちゃったことが本当に悔しい。最後の新宿FACEでもあったんで、とてもショックなんですけど。もう落ち込んでる時間はないので。今日の鈴芽さんから得たものたくさんあったし。今のままじゃダメだっていうのも分かったので。もっと強い荒井を見つけて引き出して、大田区では一番強くて怖くて最強のチャンピオンでリングに上がりたいと思います」と気を引き締めた。

 2015年2月の新宿FACE初進出の大会でメインを締め、ラストとなった今大会でもメインを務めた山下は「新宿FACEでいろんなことがあって。美威獅鬼軍とか、ここで誕生してたりとか、(ハイパー)ミサヲもここでデビューしてたりとか。後楽園とか両国とかでさせてもらってますけど、その前、私たちの一番最初の目標は新宿FACEだったので。そこがなくなるって今も実感がないです。ここで重ねてきたものをしっかり胸に置いて、今後も戦っていきたいなと思います。スタッフの方含め、いろんなところで支えてもらってたので、めちゃくちゃ感謝してますし、本当にありがとうございました」と感慨深く語った。

 10・3大田区決戦まで、あと6日。いよいよ待ったなしとなった。

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