妖艶に入場したリヴ・モーガンがステファニー・ヴァッケルを倒し女子世界王者へ!

世界のプロレス業界最大のイベントであるレッスルマニア42のDAY1が、現地時間の4月18日に昨年と同じくネバダ州・ラスベガスのアレジアントスタジアムに50817人の大観衆を集めて開催された。2日連日の開催となる今大会もAbemaのPPVで両日ともに朝7時からの生中継で視聴することができる。カード編成の事情もあり、9年ぶりに日本人選手が誰も出場しない大会となってしまったが、それでも1年間の総決算的な位置づけでもあるレッスルマニアは、スケール感や試合内容も含めてまさに世界最高峰のプロレスを堪能できることだろう。

この日のセミファイナルでは王者ステファニー・ヴァッケルと今年のロイヤルランブルの覇者であるリヴ・モーガンによる世界王座戦がラインナップされた。リヴは先日公開された自身のデビュー曲になる『トラブル』のPVを再現するかたちでダンサーたちと妖艶に入場。そして王者のヴァッケルはレッスルマニアの花道を王者として歩いてくることの喜びを体全体から発しながら入場した。
この試合に向けてヴァッケルとリヴは完全に一線を越えた舌戦や乱闘を繰り広げてきたが、リブの顔にはその乱闘の傷跡がまだ生々しく残っている。しかし選手紹介の時にはこの最高の舞台に立てる喜びからかふたりともすばらしい笑顔を披露した。

試合はお互いに馬乗りになっての殴り合いからの場外戦に始まり、ヴァッケルは対角線を走っての串刺しのメテオラ(ダブルニー)、リヴはコーナーに昇ったヴァッケルを飛びつきのサンセットフリップ・パワーボムで叩きつけるなど序盤からふたりともアクセル全開で相手をねじ伏せようとする。リヴは倒れたままのヴァッケルを何度か蹴り上げると続けてスリー・アミーゴス(3連続のブレーンバスター)から故エディー・ゲレロさんをほうふつさせるムーブを見せ、そのままシャイニング・ウィザードを食らわせていく。
とどめとばかりにフロッグ・スプラッシュを狙うがこれはヴァッケルがヒザで迎撃。ヴァッケルはお返しのバック・スープレックスからたっぷりと見栄を切ってからのデビルズ・キス、ダブルアーム式のコードブレイカーと確実に自分のペースに引き戻していく。
これはからくもカウント3を逃れたリヴはSBVを逃れるとバック・スタバーで反撃。そしてヴァッケル相手にデビルズ・キスを狙うがこれはヴァッケルが許さずに丸め込み、続けてリヴが狙ったハイキックもかわしていく。
ヴァッケルはSBVを決めてリヴに大きなダメージを与えるが、これは死んだふりだったのか走り込んだところをカウンターでのコード・ブレイカーを食らってしまう。そこからリヴは追い討ちのクローズ・ラインを狙うがこれをかわすとヴァッケルはまさかのオブリビオンを本家であるリヴに決める。これには会場からも驚きの声が上がるがさすがにこれでリヴも3カウントを許すことはなかった。ヴァッケルはここで最大の切り札であるコークスクリュー・ムーンサルト(スカイツイスター・プレス)を狙っていく。

しかしここでジャッジメント・デイの仲間であるロクサーヌ・ペレスが登場してレフェリーの気を引くと、今度はラケル・ロドリゲスがヴァッケルをコーナートップから引きずりおろす。すかさずリヴがオブリビオンを決めると、これで決着かと思われたもののヴァッケルは2でキックアウト。ヴァッケルはロクサーヌとラケルを場外に蹴り落とし、リヴも場外に落とすとスプリングボード・プランチャで3人まとめてダメージを与えようとする。
しかしラケルはリヴは巻き込まないように手で押し出すと、プランチャから逃れられたリヴがスチール・ステップにヴァッケルを投げつける。これで動きが悪くなったヴァッケルをリング内に押し込むとリヴはセカンドロープから飛びついてのコード・ブレイカーから満を持してのオブリビオンを完璧に決めて自身3度目となる世界王座の獲得に成功した。
勝利が確定した瞬間にドミニク・ミステリオが祝福のためにリングイン。改めてジャッジメント・デイの復権をアピールした。
















