愛野ユキ&風城ハルが覚悟のプリンセスタッグ王座挑戦へ!「タッグを組むならベルトを獲りたい!」

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 東京女子プロレスが12月3日、都内で「東京女子プロレス'26」(2026年1月4日、後楽園ホール)に向けて、公開でタイトルマッチ調印式及び記者会見を行った。正式にチームを組んで、プリンセスタッグ王座(王者組=上福ゆき&上原わかな《Ober Eats》)に挑む、愛野ユキと風城ハルがベルト獲りに向け覚悟を示した。

 11・29大阪で風城が愛野にタッグ結成を熱望し、愛野が快諾。その日のうちに上福組に挑戦アピールし、タイトル戦が決まった。

 愛野は「ハルから大阪でタッグを組みたいと、まっすぐに熱烈な気持ちを伝えてもらって。きっと(天満)のどかやアニキ(水波綾)の名前を出すことはすごく覚悟が必要だと思うのに。そこまでして私と組みたいって選んでくれてホントに光栄でした。だから私はその覚悟に応えたいって思いました。タッグを組むならベルトを獲りたい。それが私の覚悟です。だからハルと約束したパートナーを信じて、応援してくれるみんなを信じて、そして自分を信じて、チャンピオンであるOber Eatsに挑みたいと思います」と力を込めた。

 パートナーの風城は「私は自分からやりたいことを発信することが苦手で。ユキさんとすごく組む機会が増えてからも、ユキさんのやることについていくだけで。自分から行動することができなくて。それでもこんな状態でも、ユキさんとずっと一緒に戦っていきたいって思ったのは、自分のカラを破るトリガーがユキさんだと思ったから。ユキさんの隣に立つ風城はもっともっと大きくなれると思ったからです。推していたから、大好きだから、それだけじゃユキさんの隣は務まらないと思ってます。風城ハルとして、自信を持って、欲張りに生きていきたい。だからこのプリンセスタッグのベルトをユキさんと一緒に巻きます!」とベルト獲りを誓った。ここで、挑戦者組の2人はチーム名を「春雷烈火!!プリズムグリード」と発表した。

 V3戦に臨む王者組の上原は「私はこの9月に上福さんとベルトを獲ってから、達成した目標が一つあります。それが年内ベルト防衛。次はイッテンヨンということで、それは達成したんですけど、まだ達成してない目標が…。それは東京女子をもっとたくさんの人に知ってもらうということです。今、Ober Eatsは東京女子で一番影響力のあるタッグだと自負しています。今回、絶対に防衛して、2026年、私たちが東京女子をもっとたくさんの人に知ってもらうために、絶対にベルトをユキさん、ハルちゃんには譲りません!」とキッパリ。

 上福は「愛野ユキとは何度も何度も今まで試合をしてきて、結構大事なここぞという時は愛野ユキが正面から来るなみたいなイメージだし。ハルちゃんはいろいろ試合を見てると、これからの東京女子をめちゃくちゃ引っ張っていく、とっても大事な選手だと思ってるので。この2人と試合するのは超ドキドキするって…思わないくらいチョーどうでもいいくらい、私はバズってしゃーない。モテてしゃーない。調子がとっても良くて。なんで、わかなもチョイチョイね。この人はあざとくツイートすることができるので。バズらさせようと思えば、バズらせられる。私たちは今、一番バズるタッグでございます。試合は大事です。強くある方がいいし。選手としてかっこよく、生き生きしてる方がいい。そんなの分かってる。だけどね。この世の中、数字ってものが大事だし。チケット売るにはバズって最初が大事だから。そこらへん意識して、正月から東京女子をバズらせようと思います」と上福流で意気込んだ。

 上原にとっては初V戦で凍雅、V2戦でHIMAWARI&鈴木志乃、そして今回が風城と同期との防衛戦が続いているが、「同じ23年組だから、ワンチャンいけるんじゃないかって、思われてるんじゃないかっていうのがちょっと悔しいところで。でもやっぱり私たちはノリにノッてるので。その波には乗らせないぞってことで。私たちが波に乗ってベルトを防衛したいと思います」と語った。

 「上原はどういう存在?」と問われた風城は「私にとって上原わかなは母。母のような包容力と、親の背中を見て育つみたいな気持ちでいるっていうか…だから上原わかなは母だと思ってるんですけど。ずっとスペースからナメられれてるような発言してますけど、あたなは、わかなさんは上福さんと、享楽共鳴(中島翔子&ハイパーミサヲ)からベルトを獲って、2回も防衛して。しかも2回はわかなさん自身の手で防衛してるのに、なんかいつまでたっても弱気な発言をずっとして! めっちゃモヤモヤする! わかなさんはもっとすごい人なのに! そうやって自分ナメられてるみたいな…」と心中を吐露。

 これまで、愛野は天満、水波とのタッグでベルトを巻いているが、過去のパートナーと比較して、「ハルはリング内でも成長も目覚ましいですし、さっきOber Eatsが自分たちは数字を持ってるって言ってたんですけど、確かに間違いなくSNSの数字は持ってるんですよ。なんですけど、ハルはリング外での宣伝活動的なものはとっても行動力はあって。実際に一緒にポスターを貼りに行ったりだとか、DDTの後楽園にチケットを売りに行ったりだとか。実数を動かしてますので。そういう強さがある選手で。私はとっても尊敬しております。私はやっぱり爆れつシスターズもユキニキも大好きななんですけど。タッグチームっていうのは個人の実力だけじゃなくて、暴れ回れるっていう無限の可能性があるものだと思っているので。ハルとだったら、おっきなおっきな最高なチームになれると思ってます」と伸びしろの大きさを評価。

 V3に成功した際の目標について、上福は「いろいろあるけど、今考えるとキッチンカーとかやって、私たちらしいメニューを考えて、東京中を走り回り、きれいなかっこうをしてね。東京女子です~ってやって。今、内側で働くのが得意って言ってたんで、ハルちゃんにはキッチンで焼いてもらったりとか。愛野ユキは賢いし、堅実なところがあるんでお会計とか。お会計は愛野ユキ、焼いたりするのは風城ハルっていう。うちらが防衛したら、時給は後で考えてもらって。働いてもらおうかと思います」と言うと、愛野が「逆のパターンでもあり得るってことですよね? 私たちがチャンピオンになったら、キッチンカーを作って、(上福に)宣伝に働いてもらう」と突っ込んだ。すると上福は「それは死ぬほどやります! 私は変なことしないんで。踊り子のように舞うよね」と否定はせず。

 そして、愛野は「春雷烈火!!プリズムグリードとして、私たちはさっきハルも言ってくれたけど、ハルらしくユキらしく欲張りに輝いていきたいと思うので。その第一歩、このチャンピオンベルトを私たちが巻きたいと思います。ハルとだったらやれると思ってます」、風城は「今日から春雷烈火!!プリズムグリードとしての一日が始まったということで。私とユキさんの愛はどこのチームよりも深いと思っているので。なんせ7年目なんでね、私たちの関係が。なので、私たちの愛の力を信じれば、イッテンヨンはベルトを巻くことができると思ってるので。皆さん絶対にイッテンヨンに足を運んでいただいてくれるとうれしいです。絶対獲ります!」と気合を入れた。

 かたや、上原は「イッテンヨン後楽園ホール、絶対にベルトを防衛して、上福さんも仰ってたように私たちがバズり散らかして、2026年、Ober Eatsの時代を築いていきたいと思います」、上福は「今日はこんなど平日、微妙な時間にみんな来てくれて、ありがとうございます。1月4日私たち試合をします。でも、いろいろ言うても、前提だけど殺し合いをするわけじゃないので。東京女子を盛り上げために私たちは切磋琢磨のようにこのベルトをかけて戦います。おバズり申し上げます。失礼します」と締めくくった。

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