内藤哲也が新日本退団後初の日本のリング上で踊り狂う!?フリーザ相手に目隠しチャンバラやDJにも挑戦し「デ・ハ・ポン!」の大合唱!

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

 12月5日~7日に幕張メッセで開催されている『東京コミックコンベンション2025』(以下東京コミコン)の6日に、“LOS TORANQUILOS de JAPON"(ロス・トランキーロス・デ・ハポン)内藤哲也&BUSHIによるステージ『神降臨!?内藤哲也“一歩踏み出す勇気”まつり』が開催された。

 内藤は2006年に新日本プロレスでデビューし、2008年からは高橋裕二郎とNO LIMITを結成し活躍。2011年にNO LIMITを解散し、2015年にメキシコでラ・ソンブラやルーシュらのロス・インゴベルナブレスに加入する。同年に日本でロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンをBUSHIらと結成し、その後の高橋ヒロムや鷹木信悟の加入もあり人気ユニットとして新日本プロレスを牽引してきた。
 しかし今年5月に内藤はBUSHIとともに新日本プロレスを退団し、BUSHIとともにロス・トランキーロス・デ・ハポンを結成。海外団体への出場はあったものの国内では試合に出場せず、この日が久々のリング登場となった。


 先月内藤が社長を務める株式会社UNPASO社が、業務委託していた人物の不適切な行為が発覚したという理由で倒産したと報道があったこともあり、何を語るのかに注目が集まっていたこのステージ。
 リングに登場した内藤は「試合以外で幕張メッセを見るのは新鮮。日本のリング上は新日本辞めてからは初めて。海外でSPW世界ヘビー級のベルトをとって、今まで色んなベルトを取ってきた中ですごいしょぼいベルトですよ。すごい軽いし、ただ、ただ、そんなベルトだからこそ、今内藤哲也が巻いたことに寄って注目を浴びてほしいし、今まで以上にそのベルトの注目度が上がるように俺がしていきたいなと。今日忘れちゃいましたけどね。皆様に見せたほうが良かったけどね」と挨拶。

 先日内藤の弟子となったRYUSEI(りゅうせい)を呼び込むと、RYUSEIは「今横にいる内藤さんを超える選手になりたいと思います。新日本を一度クビになったんですけども、レスラーになるのを諦められなかったっていうのと、そもそも新日本選んだのが内藤さんいるからなので、新日本に未練はなく内藤さんを追っていく、それが自分のやりたかった方向なので」と思いを語る。


 RYUSEIがリングから去ると、入れ替わりで現れた吉元芸人BANBANBANの山本クリーニング扮するフリーザに「なんだか今日は神になるとか言ってるらしいじゃないですか。どっちが本当の神としてふさわしいか!勝負しなさい!」といきなり絡まれてしまう。
 2人はお客さんに質問して挙手を促し21人を目指す『アンケート・ブラックジャック対決』を行うこととなり、フリーザが「ドラゴンボールのフィギュアを2つ以上持ってる」という質問でいきなり21人ジャストを達成してしまう。
 「バラエティだったらこれNGですよ!」とフリーザは動揺し、内藤の「新日本プロレス幕張メッセ大会に来たことある人」という質問は25人で一発オーバー。これでフリーザが意図せぬ余裕の勝利。

 ならばとBUSHIが登場し、山本フリーザを相手に目隠した状態でスポーツチャンバラで使う刀を持ち相手を斬る『気配斬り対決』へ挑戦。内藤がリングで足踏みして翻弄する中で、お互いに相手を切ることが出来ずドローとなる。
 微妙な空気が漂ってしまい、急遽内藤vs鮫島MCの対決へ。観客のスイカ割りのような指示もあり鮫島MCが内藤を斬りつけるが、内藤はルールを無視して鮫島MCを滅多切り。


 ここから内藤が暴走をはじめ、最後のダンス対決ではBANBANBAN鮫島のアニソンDJにノッてアニソンディスコダンサー&アニソン盆踊り協会の踊り手さんとともにリング上で『Bling-Bang-Bang-Born』や『ジャンボリミッキー』を踊り、和太鼓を奪って叩きまくり、DJ機材を奪って操作して音を止めてしまい、ダンスに飽きてRYUSEIが頑張って踊り続ける姿をコーナーにもたれかかってBUSHIとともに眺めるというあまりにも制御不能な行動へ。

 ダンスを終え、最後にBUSHIは「今日めちゃくちゃ楽しかったんで、今日ジョニー・デップに出会うまで、何処かにいるんですよね?控室突撃しますから。今日はありがとうございました。ほんとにDJめちゃくちゃ面白かった。難しいですね」と、RYUSEIは「今日急遽元気に踊ったRYUSEIを覚えて帰ってください。よろしくお願いします」と挨拶。
 内藤は「ブエナスタルデス、幕張ー!普段プロレスを見る方も見ない方も、BUSHI、RYUSEI、そして内藤哲也、ぜひ皆様覚えて帰っていただけたらなと思います。僕達ロストランキーロス・デ・ハポン、なかなか日本で試合する機会ないんですが、今海外で試合してて、動画とかでもちょっと出てたりするので是非見ていただきたいですし、今後僕らがどうなってるのかなとちょっとでも気にしてもらえたら嬉しいなと思います。ではいつもやってる締めがありまして、ロス・インゴベルナブレスじゃなくて、今ロス・トランキーロス・デ・ハポンって名前にちょっと変わったんですけど、デ・ハポン皆さんと一緒にやりたいと思ってるんで知ってる方は是非一緒に叫んでください。準備はよろしいでしょうか?東京コミコン、2025、最後の締めはもちろん!BUSHI!リュウセイ!イ、内藤。ノスオトロス!ロス!トランキーロ~~~ス!デ・ハ・ポン!!!」と、日本のリングでは久々の「デ・ハ・ポン!」コールでステージを締めた。

 新たな一歩を踏み出した内藤はバックステージに戻ると「皆さんが見てるまんまの内藤哲也が一番だなと改めて思いました。だからちょっと神になるとか途中からどうでもいいかなと。今の自分自身を今日集まってくださった皆様にお見せすることが一番だなと途中から思い始めて自然体の自分でありました。だからあんまり参加しなかったのも、あれは自然体の内藤だし。なんか俺は俺なりに今回楽しめてよかったなと思います。今までプロレスを19年間新日本プロレスでやってきた答えがこういう受け入れられ方だと思うので、新しいことをやるというよりも、今までの道が間違いじゃなかったんだなっていうのを改めて思いました。だからこそ、もちろん新しいことにもチャレンジしつつ、でもやっぱり一番大事なのはプロレスだと思うので、新しいことにチャレンジするというよりも、時間には限りがあると思うんで、俺に残された時間もそんな長くはないはずなんで残された時間、もっとプロレスと真剣に行き合いたいですね」とコメント。

 来年日本での試合は想定していないと言うが、来年早々にRYUSEIのデビュー戦を海外で予定しているという。
 退団から色々あった内藤だが、暗い雰囲気はなく今まで見ることのなかった姿をファンに披露。間違いなくこの日のノリは『神』と呼べるテンションと盛り上がりだった。

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

サイト内検索

日別

2025年12月
« 11月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

月別

ページ上部へ戻る