【試合詳細】9・21 666新木場大会 【無秩序無差別級】怨霊vs夏すみれ ラム会長&葛西純&ヤス・ウラノ&先輩vs佐野直&GENTARO&唯我&ガッツ石島 ラム会長&日高郁人vs宮本裕向&Ken

『666vol.154』
日程:2025年9月21日(日)
開始:午後6時6分6秒
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:666人(超満員札止め)
▼InViDiA対Dialect Party
[InViDiA]神楽/●苺畑ひより
10分17秒 ホワイトアウト
[Dialect Party]小仲=ベールワン/○雪妃真矢(フリー)
▼シン・バイオハザーズ対バナナド・バディ
[シン・バイオハザーズ]ダイナスティ/○K666
9分27秒 ライダーキック→エビ固め
[バナナド・バディ]バナナ会長/二代目マスクド・バディ
▼Rebel&Enemy対Dialect Party
[Rebel&Enemy]ラム会長/●日高郁人(ショーンキャプチャー)
9分50秒 反則
[Dialect Party]○宮本裕向/Ken
▼艶尻Party対Happiness TTT
[艶尻Party]竹田光珠/○児玉裕輔(フリー)/神野聖人(BASARA)
12分46秒 垂直落下式ブレーンバスター→体固め
[Happiness TTT]YANAGAWA/瀧澤晃頼(TTT)/●神崎ユウキ(TTT)
▼666認定無秩序無差別級選手権試合
【王者】○怨霊
15分49秒 トルネード・クラッチ
【挑戦者/Happiness Project】●夏すみれ(フリー)
※怨霊が初防衛に成功。
▼ラム会長軍対佐野直軍果てなき闘いシーズン2025
[ラム会長軍]○ラム会長/葛西純(FREEDOMS)/ヤス・ウラノ(フリー)/先輩
12分53秒 宮本裕向のラストライド→体固め
[佐野軍]佐野直(フリー)/GENTARO(FREEDOMS)/●唯我(バトスカフェ)/ガッツ石島(TTT)/竹田光珠/Ken
夏が怨霊に真っ向勝負で挑むも無秩序無差別級王座奪取ならず!桃とバナナが踊り狂うビショビショプロレスに海外ファンが狂喜!
第1試合
前回の高島平大会で強引にInViDiAに加入したひよりの初陣。
神楽と小仲の対面でゴング。ロックアップからバックの取り合い、グラウンドでの首の取り合いを経てクリーンブレイク。両者タッチ。
ひよりと雪妃の対面。ロックアップでひよりが押し込んでエルボー連打。怒った雪妃が「この新人が!」と髪を掴んで引き回し、顔面をロープにこすりつける。さらに取れてしまったひよりのコスチュームの一部で顔面をひっぱたき、「オラ!女子プロレスしよーぜ!」とロープに叩きつけて倒してヘアホイップ。小仲にタッチ。
小仲はコーナーでひよりの顔面をかきむしり、「キエーッ!」と奇声を上げながら地獄突きを連打。さらに顔面かきむしりからチンロック。さらにブレーンバスターを狙うが、着地したひよりがドロップキック。2発、3発と連打して小仲を倒し、神楽にタッチ。
神楽が小仲にローリングエルボーから串刺しラリアットさらにトップロープ上で正座して放つ高度なセントーン・アトミコからロメロ式カーブ・ストンプからSTF。ひよりにタッチ。
ひよりは神楽とともにロープに振り、神楽がカサドーラで持ち上げながらの合体ティヘラ。さらにサマーソルト・ドロップからバックを取っていくが、小仲が後ろ足を蹴り上げて急所蹴りからDDT。雪妃にタッチ。
雪妃は「行くぞ!ボンタン狩りじゃーい!」とひよりの苺畑に踏み入ろうとするが、ひよりが「やめろや!」と男声でブチ切れ。雪妃がソバットからドロップキックを見舞うが、ひよりもクロスボディで反撃。さらにセカンドロープからダイビング・クロスボディを狙うが、足を踏み外してベチャリと倒れ込んでしまう。慌てて2発目を狙うが雪妃がビンタで叩き落としブレーンバスターを狙う。ひよりはボディスラムで切り返そうとするが、足がもつれて超高速垂直落下式ノーザンライト・ボムで頭頂部からぶっ刺す形に。さらにミサイルキックから連続エビ固めもカウントは2。さらにスクールボーイも、雪妃が下から腕を絡め取ってチキンウィング・アームロック。
ひよりがなんとかロープを掴むと、雪妃が首投げからサッカーボールキック。さらにロープに振ってPKを叩き込むが神楽がカット。小仲が神楽を逆片エビ固めで押さえる中、雪妃がひよりをホワイトアウトで捕らえて3カウントを奪った。
第2試合
ダイナとバナナ会長の対面でゴング。バナナ会長が「なぁ~にが仮面ライダーだこの野郎!」と喧嘩を売りつつ、ロックアップをスカして中指を立てながら「ラム♪ラム♪ラム♪ラムだぷ~♡」と乳首をいじったり股間を隆起させたりとラム会長そっくりのムーブを見せていく。ダイナが「真面目にやりましょう」とコルバタ。両者タッチ。
K666とバディの対面。激しいロープワークの応酬からK666がドロップキック。バディが命乞いをしている間に会長が蹴りを入れ、バディがK666のコートを剥ぎ取って「変身ッ!」とコートを着込む。露出狂にしか見えない格好になったバディだったが、「あっつ!」とコートを脱ぎ捨てる。バナナ会長も「僕も仮面ライダーに憧れてたんです」とコートを着るも、「あっつ!」と脱ぎ捨てる。
K666がコートを着直している間にバディ&バナナ会長が海外からのお客さんに過剰なアピールをしてジャパニーズ・トラディショナル・カルチャーを伝える。バディが再びK666からコートを奪って着るも「あっつい!これ暑い!」と熱中症に。バナナ会長が突っ込んでくるが、バイオハザーズが千賀をコートで包みこんでしまうと千賀も熱中症に。再びK666がバディにコートを着せてドロップキック。ダイナにタッチ。
ダイナがバディにソバットからブレーンバスター、ブーメラン・アタック式サンセットフリップ。さらにコートを脱がせてK666に返却。ダイナがコーナーへの串刺しラリアットジャンピングニーを狙うが、バディがかわしてバナナ会長にタッチ。
K666がバナナ会長に串刺しジャンピングニーからファルコンアロー。2人でバナナ会長をロープに振ってダブルライダーパンチ。そして2人でコーナーに上ってライダーキックを狙うが、バナナ会長&バディが引きずり落とし「俺たちもライダーキックするぞ!」とコートを奪い取って着用。
あまりに暑くて倒れそうになるも、バディが「暑かったら脱げばいいんですよ」と提案。2人ともコートではなくタイツをすべて脱ぎ、コートをバサバサして観衆へおちんちんをチラチラと見せつけていく。
毒美代表がガチ切れしながら写真撮影禁止を叫ぶ中でバイオハザーズがコートを奪い取って着用。最後はダブルのライダーキックで露出狂怪人を倒した。
第3試合
日高とKenの対面でゴング。リストロックの応酬からKenが指への噛みつき攻撃。日高が小外刈のように倒してアームブリーカーも、Kenがサミングからロープに飛ぶ。日高はカニバサミで倒して顔面に低空ドロップキック。両者タッチ。
ラム会長と裕向の対面。ラム会長がロックアップをスカして中指を立てる。さらにロックアップを側転でかわしてエア手裏剣を発射。裕向には効かず、ガットショットからチンロック。さらに顔面を踏みつけてKenにタッチ。
Kenはニヤニヤ笑いながら好きにエルボーを打たせた上でサミング。コーナーでの顔面踏みつけて裕向にタッチ。
裕向はラム会長に旋回式ボディスラムからエルボードロップ。さらに逆片エビ固めも、日高がカット。裕向がKenにタッチ。
Kenはラム会長をコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、ラム会長がブートで止めてフェイスクラッシャー。日高にタッチ。
日高はKenにドロップキック。カットに来た裕向にもドロップキックを見舞い、Kenを踏み台に裕向にスイングDDT。さらにKenへトラースキックからチキンウィング・フェイスロックを狙うが、決まり切る前にKenがロープに足をかける。
日高が引き起こすと、Kenがトラースキックからゼロ戦キック。裕向にタッチ。
裕向が日高をロープに振って豹馬殺し。さらにファイヤーサンダーを狙うが、ラム会長がダイビング・クロスボディで飛んでいって救出を狙う。裕向がこれをキャッチするも、ラム会長が急角度スイングDDTで切り返して一撃入れる。日高は裕向の足をロープに絡めてのドラゴンスクリューからコーナーに上ってプレリュードを奏で、ショーンキャプチャー。ガッチリと決まるも、Kenがレフェリーを場外に引きずり落とす。
それを見た裕向がタップすると日高は技を解除。日高が違和感に気付くと、裕向がすかさず日高をイスで殴打。さらに「ボンタン狩りじゃーい!」と日高のタイツを剥ぎにかかるが、ラム会長が裕向をイスでぶん殴ってカット。
怒りに震える日高がイスを手に取るが、レフェリーがすっ飛んできて止めに来る。裕向がイスを奪うフリでレフェリーに体当たり。裕向のイス攻撃を日高が回避していくと、裕向は倒れたままのレフェリーへイスを投擲。裕向もイスで殴られたていでレフェリーを心配。起き上がったレフェリーは日高の反則負けをコールした。
裕向&Kenは飛行機のポーズでブンブン走り回り、裕向が「皆さん目を覚ましてください!」とマイク。なぜか小川節が新木場のリングに響いた。
第4試合
神野と神崎の対面でゴング。ロックアップで組み合うも、神野が圧倒的パワーでなぎ倒してモストマスキュラーポーズ。ならばと神崎は素早くバックを取るが、神野が腕力だけでクラッチを切り、ダブルバイセップスポーズを取りながらリストロック。神崎はショルダータックルでぶつかっていくが、神野はビクともしない。逆に神野はショルダータックル一発で吹き飛ばす。両者タッチ。
YANAGAWAと光珠の対面。光珠が神野とモストマスキュラーポーズを取りながらうっとりしてからYANAGAWAとロックアップで組み合う。YANAGAWAが逆水平チョップ、光珠がエルボーで打ち合う打撃戦となり、YANAGAWAが腹筋を貫くトラースキック。さらに串刺し攻撃を狙うが、これをかわした光珠がダブルバイセップス式アームドラッグ。児玉にタッチ。
児玉はYANAGAWAにセントーン・アトミコ。光珠にタッチ。
光珠がコーナーに上って恍惚の表情で色々なポーズを決めていくが、YANAGAWAがデッドリードライブで落としてギロチンドロップ。瀧澤にタッチ。
瀧澤は光珠に首4の字固めから神崎にタッチ。
神崎は光珠をロープに振ってバックエルボーからサンセットフリップ。コーナーに振って串刺しジャンピングエルボーから得意のダイビング・クロスボディ。首を痛めた様子の光珠であったが、雄叫びを上げながらエルボーを連打し、神崎のTシャツを剥ぎ取ってエルボー。さらに神崎の乳首をペロリと舐める。神崎がロープに飛ぶと、光珠が生尻を出して迎撃。神崎は無視して生尻をひっぱたいてハーフハッチ・スープレックスを狙うが、光珠がブレーンバスター。神野にタッチ。
神野がパワーで神崎を圧倒し、カウンターのフライングショルダーから変形アバランシュ・ホールド。さらにブレーンクローで引き起こしてブレーンクロー・スラムを狙うが、神崎が横入り式回転エビ固めで切り返し、ブサイク・ニーで追撃。YANAGAWAにタッチ。
YANAGAWAは神野に串刺しバックエルボーから低空ショットガン・ドロップキック。YANAGAWAはエルボー連打からローリングエルボー。さらにフィッシャーマンズ・スクリューを狙うが、神野が強引にぶっこ抜いてオリンピックスラムを狙う。ニーアッパーで脱出してロープに飛んだYANAGAWAだったが、神野がラリアットでなぎ倒す。神野がもう1発ラリアットを狙うが、YANAGAWAが延髄斬りで迎撃。両者大の字となりタッチへ。
児玉と瀧澤の対面。瀧澤が児玉の足を固めながらのジャックナイフから顔面への低空ドロップキック。さらにティヘラを狙うが、児玉がケブラドーラ・コンヒーロ。児玉が滝沢をサーフボード・ストレッチで捕らえる中、神野&光珠がその真横でマッスルポーズ。神崎&YANAGAWAがカットし、瀧澤が児玉にバイシクルキックからブルーサンダー・ボム。続けてRKOを狙うが、かわした児玉が後方回転エビ固め。瀧澤がキックアウトすると、吹っ飛んだ児玉が光珠&神野の尻に顔を埋める形に。
これで覚醒した児玉はヤバいクスリでもキメたかのような勢いで絶叫し、瀧澤のエルボー連打をものともせず垂直落下式ブレーンバスターでぶっ刺して3カウントを奪った。
第5試合
静謐な雰囲気の中でゴングが鳴るが、放送席からの「怨霊選手と夏選手はタッグを組んだことがありましたね」という言葉に夏が「……あったっけ?」と考え込む。
夏が怨霊のエクトプラズムに苦戦する中、怨霊がバックを取ると場内に『TRUE LOVE』が流れる。夏は「いらねーよその曲!」とブチ切れてロープに飛び、キャッチした怨霊がお姫様抱っこをする形になると再び『TRUE LOVE』が流れる。
再び夏がブチ切れてグラウンドの攻防を展開するが、パワーで勝る怨霊がボディスラム。夏が場外に逃れ、怨霊が追おうとすると足払いをかけて場外へと引きずり出す。
Happiness Projectの面々が加勢し、YANAGAWAが怨霊を会場外へと連れ出して観客から見えないところで暴行。額から流血した怨霊がリングに戻されると、夏がバラムチで幾度も怨霊を殴打。
夏がボディシザースから足を使ったフルネルソン。さらにストンピングの雨あられからコーナーに振って串刺しボディスプラッシュ攻撃を狙うが、怨霊がビッグブーツで止めてコーナーに上る。これはYANAGAWAが足を引いて妨害し、夏が顔面へスライディング・キック。夏がコーナーに振って突っ込むが、怨霊がカウンターのくるくるエルボー。
怨霊は怨霊バックブリーカーからコブラツイスト。夏が腰投げで切り返すも、怨霊は再び絡みついてコブラツイスト。夏はか細い悲鳴を上げながらもなんとかロープを掴む。怨霊は夏を引っ剥がしてバックドロップ2連撃。夏はこれをカウント1で返して咆哮。
怨霊はロープに飛ぶが、夏が攻撃をかわして稲妻レッグラリアート。夏がコーナーに振って怨霊の急所を蹴り上げ、スタンド式の顔面騎乗アタック。さらに顔面騎乗式ブロンコバスターを2連撃。腰は振らずに「まだ!」と叫んでコーナーに上がり、ダイビング・クロスボディ。さらにドラゴン・スリーパーで絞り上げるも怨霊はロープに足をかける。
夏は怨霊をロープに引っ掛けて貫通ビッグブーツ。さらにブロックバスター・ホールドから妖乱を狙うが、怨霊が振り払ってロープに飛ぶ。夏はキチンシンクで追撃してダブルアームDDTを決めるがカウントは2。
夏はがむしゃらなエルボー猛連打からシャイニング・ウィザードをクリーンヒットさせるがカウントは2。妖乱で突き刺すが、怨霊がマドハンドでカウントを止めてしまう。夏がレフェリーに抗議する中、怨霊が夏突き飛ばしてレフェリーにぶつけると、レフェリーが失神。怨霊がエクトプラズムを噴射しようとするが、YANAGAWAが阻止してジャーマン・スープレックス。
夏が飛びつき式顔騎固めを決まるが、これもカウント2。夏がレフェリーに抗議すると怨霊が背後からバックスライド。夏も返して首固めを連発していき、怨霊がロープにもたれたところでYANAGAWAがエプロンからランニングニー。この勢いを借りて夏がスクールボーイもカウントは。夏がロープに飛ぶが、怨霊が引き込んでトルネード・クラッチで3カウントを奪った。
YANAGAWA「ちょっと待て!メンバーの夏すみれがやられて黙っちゃいられねえ!次は俺が挑戦させろ!」
怨霊「シングルは疲れるからヤなんだよ。やるかバーカ」
ブチ切れたYANAGAWAが殴りかかるが、怨霊は相手にせず退場していった。
第6試合
ゴングが鳴るとしばらく真っ当なプロレスが展開。ラム会長と佐野がショルダータックル合戦を展開したり、唯我が佐野に急所蹴りからミドルキック連打で追い込んだり、ガッツと葛西がラリアット合戦を展開したりと普通の試合が行われる。
ラム会長と唯我の対面となったところで場内に世界で一番有名な某怪獣映画のテーマ曲が流れ始め、東京湾からあの怪獣が新木場1stRINGに襲来。
選手たちは水鉄砲や水風船といった現代兵器で応戦。最後は裕向が唯我をプールの中にラストライド2連発。ラム会長が押さえ込んで勝利を飾った。