新生飛鳥9・7川崎で“エース”しのせ愛梨紗が世羅りさと組み、タッグ王者の紫雷美央&夏すみれと激突!「ただただ勝ちたい!その一心です」

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 今年から新たなスタートを切った飛鳥プロレスが9月7日、神奈川・ポスト・ディ・アミスタッド(川崎市)大会を開催する。これまで飛鳥は篠瀬三十七代表が一人でけん引してきたが、篠瀬の愛娘・しのせ愛梨紗が昨年いっぱいでアイスリボンを退団し、1月から飛鳥に所属。2・16板橋大会から新生飛鳥が出航し、7・11新宿大会を経て、今大会で3回目の興行となる。

 2・16板橋からメインイベントを託された愛梨紗は師・紫雷美央との戦いを繰り広げ、前大会では本間多恵と組み、美央&真琴と対戦。師匠から殊勲の星を挙げた愛梨紗は「私が勝ったから、紫雷美央、おまえは飛鳥プロレスのリングから出禁だ!」とまさかの発言。場内からは「えー!」との悲痛の声が多数挙がった。美央は「お客さんは紫雷美央を求めてるじゃん。今日は負けたよ。君がこの大会に懸ける思いに。おまえのお父さん(三十七)は、このメインでおまえが勝つと思ってなかったらしく、すでに私は9月の興行のオファーを受けてる。でも、それだけ周りが思ってなかった成長を遂げてた。一人でこれから飛鳥プロレスを背負って立つ覚悟を受け止めました。勝負は時の運。今日君は確かに勝った。しかし、9月に対戦したとき、もう1度私に勝てるのか? ここで再度君が勝ったなら、私は出禁になろうじゃないか。再度、どんな面白いカードを組んでくれるか再提出ですね。楽しみにしてますぜ!」と回答。

 これを受けて、愛梨紗は自身のパートナーにプロレス入りのきっかけとなった世羅りさを起用。かたや、美央は正パートナーの夏すみれを指名。美央&夏は8・22後楽園でBEYOND THE SEA TAG TEAM王座を奪取して勢いに乗っており、愛梨紗組がこのチームを倒すのは並大抵のことではないだろう。ましてや、前大会で篠瀬代表が体のメンテナンスのため、長期休業を発表。今大会からリング上では愛梨紗が一人で引っ張っていかなければならなくなったため、責任は重大。ここは、美央&夏に勝利して、メインを締めたいところだ。そこで決戦目前の愛梨紗に話を聞いた。

 前大会での“美央出禁”発言の真意について、愛梨紗は「7月の新宿大会で、美央さんから自分が勝利して、“次は今よりもっと何倍も成長したとき、また再戦したいな”と思ったから、その言葉が出ました。でも、自分の所属団体なのに、信じられないくらい『えー!』と声が聞こえましたが…(笑)」と説明。

 世羅をパートナーに起用した理由について、「ただただ、私のわがままです! 引退されると知って、隣でも対戦でもなんとかして、リングでもっと交わる機会がほしいと思いました。なんといっても、世羅さんは私がプロレスラーになりたいと思った憧れの方なので」と話した。

 対戦相手はタッグベルトを持つ強豪チームで、そうそう簡単に勝てるとは思えないが、「正直、夏さんとは初対戦で、タッグを組ませていただいたこともなくて。前回は、私のほぼほぼすべてを出し切っての勝利だったので、美央さんにはきっと私が次に何をするか、どうするかとか動きを読まれてしまう気がして。でも、もう今回は、“ただ勝ちたい!その一心です!”。だって世羅さんが隣で戦ってくださるので!」と力を込めた。

 タッグを組む世羅は「愛梨紗との初タッグは感慨深いです。紫雷美央と夏すみれの派手派手な2人に圧倒されないよう、逆にぶっ倒したいと思います」とバックアップを約束した。

 対戦する美央は「SEAdLINNNGの新タッグチャンピオンになり、タッグ名も決まった私たち、[violet villains]の最初の餌食になれることを光栄に思うがいい!! しのせ愛梨紗と世羅りさの即席タッグでは、到底超えられないタッグ力の差を見せ付けて、飛鳥プロレスに足りない、ファビュラス&マーベラス&ファンタスティックゴージャスな感じを私たちタッグで醸し出して、素晴らしい大会にして差し上げますわーー! オホホホホッ!!!!」と大胆な発言を残した。

 パートナーの夏は「なんのこっちゃ分からず連れてこられました。私と美央さん、タッグベルトを戴冠して1発目の試合がこれ? 正直話にならないです。世羅りさはまだしも、シノセアリサ?
誰かも分からない(笑)。まぁ私はいつも通りやりまーす♡」と余裕を見せている。

 果たして、愛梨紗は強敵2人のチームを倒して、美央を“出禁”に追い込むことができるのか注目されるところ。

 また、エースとして愛梨紗は「もちろんメイン以外も、素敵な選手がすんごい試合をしてくださるはずです! 私、飛鳥プロレスに絶対的な自信があります!! ありきたりな言葉になってしまうけど、一人でも多くの人に届けたい試合があります。その目で見に来てください!!」とコメントした。

▼タッグマッチ
しのせ愛梨紗/世羅りさ(プロミネンス)
vs
紫雷美央(フリー)/夏すみれ(フリー)

『飛鳥プロレス』
日程:2025年8月31日(日)
開始:17:00
会場:神奈川県・ポスト・ディ・アミスタッド(アミスタ)

☆全対戦カード&見どころ

▼シングルマッチ
真琴(フリー)
vs
神姫楽ミサ(フリー)

 女子プロ界の“超売れっ子フリーランサー”で飛鳥にレギュラー参戦する真琴と、8月よりフリーになり、各団体から引っ張りだこのミサの初の一騎打ち。ミサは真琴から金星を挙げてレギュラー参戦を狙いたいところで、期待値マックス。ぜいたくすぎるオープニングマッチで大会を盛り上げてくれることは必至。

▼シングルマッチ 
藤原ライオン(フリー)
vs
高橋匡哉(大日本)

 ともに篠瀬代表と同じ釜のメシを食べて来た元WNC同士の一戦で、実に約13年ぶりのシングルマッチとなる。互いにどれだけ、成長したかを確かめ合う戦いになる。

▼3WAYマッチ
大空ちえ(PURE-J)
vs
エチカ・ミヤビ(PPP TOKYO)
vs
リアラ(PPP TOKYO)

 純真無垢な大空ちえ、地上波にも出演し話題沸騰で異彩を放つ長身のエチカ、妖艶な色気を放つとともにPPP所属になり新発進となった元歌舞伎町ナンバー1キャバ嬢のリアラ。まさしく飛鳥でなければ実現しないであろう異色の3WAYマッチ。この3選手が試合で混在するのは最初で最後かも?

▼シングルマッチ
仲川翔大(フリー)
vs
瀧澤晃頼(TTT)

 前大会で篠瀬代表が休業を発表したところ、「飛鳥のピンチは僕が助ける」と名乗りを挙げた仲川。そして、仲川同様、前身のASUKA PROJECTでデビューした瀧澤との一騎打ちで「飛鳥の男子」を盛り上げる。2人にとっては、この10年の互いの成長をぶつけ合う一戦となる。

<チケット>
☆全自由席=6000円(当日は500円アップ)
studioasuka@icloud.com まで

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