【試合詳細】6・28 アイスリボン道場マッチ 星いぶき&松下楓歩vs若菜きらり&叶ミク 杏ちゃむvs久令愛 トトロさつきvsしのせ愛梨紗 勝愛実vsりこ

『アイスリボン1427』
日程:2025年6月28日(土)
開始:12:00
会場:埼玉県・アイスリボン道場
観衆:47人
▼シングルマッチ10分1本勝負
○勝愛実
8分4秒 オクラホマスタンピート→片エビ固め
●りこ
▼シングルマッチ10分1本勝負
○トトロさつき
6分14秒 ロコモーション式スクールボーイを押し潰す→体固め
●しのせ愛梨紗(飛鳥/hotシュシュ)
▼シングルマッチ10分1本勝負
△杏ちゃむ(信州ガールズ)
時間切れ引き分け
△久令愛(PURE-J)
▼タッグマッチ20分1本勝負
[Prime Link]○星いぶき/松下楓歩
15分55秒 いぶロールジャックナイフ
[きらミク]●若菜きらり/叶ミク(T-HEARTS)
本格始動したPrime Linkが元リボンタッグ王者のきらミクに勝利!杏ちゃむと久令愛がリボンタッグのリベンジマッチでシングル対決するも引き分け!
第1試合
りこにとってはデビュー前のエキシビションマッチ以来となる勝とのシングル戦。勝は入場式で「初心に帰って、りこと同じ頃のキャリアのときに使っていた技しか使いません。」とデビュー当時に使っていた技だけでりことの一戦に臨むことを自身に課した。
試合はロックアップでスタート。ロープに詰めた勝が膝蹴りを連打。倒れたりこにストンピングを入れキャメルクラッチからボディシザース。反転してカバーもカウント2。
起き上がれないりこにストンピングを入れ、引き起こした勝が腕にエルボーを落としてからグランドに持ち込んでのアームブリーカーから腕へのニードロップでカバーもカウント2。
さらに勝がりこをコーナーに詰めての膝蹴りからロープに上がっての顔面踏みつけ。りこがエルボーで反撃も勝がエルボー1発で吹っ飛ばす。食い下がったりこがエルボー連打で勝をロープ際まで追い込み、ロープに飛んでのドロップキック4連発も勝は動かず。りこを肩口に担ぎ上げる。バックに回って逃れたりこがコーナーに飛び乗ってのミサイルキックでカバーもカウント2。
りこがコルバタからのクリスト。ロープに逃れた勝にりこが619も勝がかわす。勝がカニばさみから腰にエルボードロップを入れて逆片エビ固め。さらにワンハンドバックブリーカー、弓矢固めを決め、もう1発、腰にエルボーを落としてカバーもカウント2。
勝がボディスラム。2発目を切り返したりこが丸め込みもカウント2。
りこが横入式エビ固めもカウント2。
りこがそのまま反転してカバーもカウント2。
りこがエルボー連打。ロープに飛んだりこに勝がカウンターの飛び込みエルボー。カバーもカウント2。
勝が逆エビ固めから逆片エビ固め。りこがロープに逃れる。りこを肩口に担ぎ上げた勝がオクラホマスタンピートでカウント3を奪った。
第2試合
6月21日の後楽園ホール大会で藤田ミノルの持つトライアングルリボン王座への挑戦をぶち上げたトトロが、デビュー3周年を迎えたしのせとシングルマッチで対戦。
ロックアップから必死にトトロを押す愛梨紗だが、トトロに押し切られロープに追い込まれる。素早く反転した愛梨紗がトトロをロープに詰めてのエルボー。ロープに飛んだ愛梨紗だが、トトロがカウンターのタックルで倒すとロープ際に転がして100人乗り物置攻撃を狙う。転がってエプロンに逃れた愛梨紗がロープ際のチンクラッシャーでトトロを倒して掟破りの物置攻撃も、トトロが四つん這いになって起き上がる。
バランスを崩して転んだ愛梨紗をコーナーに振ったトトロが串刺しラリアット。愛梨紗を中央に寝かせたトトロがサイドから愛梨紗の上にどっしりと腰を下ろすと首を刈って絞め上げる。さらにウエイトをかけてのフェイスロックも愛梨紗がロープに逃れる。
トトロの飛び込みをかわした愛梨紗がロープ際のトトロに飛び込みドロップキックから再度、物置攻撃へ。四つん這いになったトトロの上でなんとかバランスを取ってポーズを決めた愛梨紗はトトロから降りるとフィッシャーマンズスクリューを狙うが、トトロがこらえる。愛梨紗がチンクラッシャー、ロープに詰めての膝蹴りから飛び込みクロスボディ。愛梨紗がカバーもカウント2。
愛梨紗がシャイニングウィザードを狙って飛び込むがトトロがカウンターのボディアタックで吹っ飛ばす。トトロがボディプレスでカバーもカウント2。
トトロがファイヤーマンズキャリーも愛梨紗がバックに回ってのエビ固めへ。これを仁王立ちでこらえたトトロがヒップドロップでカバーもカウント2。
トトロがラリアットプレスを決め、愛梨紗をファイヤーマンズキャリー。カミカゼを狙うがバックに回って逃れた愛梨紗が回転エビ固めも逃れたトトロが起き上がってラリアット。これをかわした愛梨紗が横入式エビ固めからてぃーかっぷろーるを狙うが、トトロが上から押し潰し、カウント3を奪った。
第3試合
6月21日の後楽園ホール大会でリボンタッグを懸けて対戦した杏ちゃむと久令愛。タイトル戦では杏ちゃむが久令愛を腕固めで下し王座初防衛を果たした。久令愛にとってはそのリベンジマッチとなるものの、翌日のSKIPシティ大会では、杏ちゃむとのタッグ結成が決まっているだけに、なんとも複雑な状況での一戦。
開始と同時にコーナーを飛び出した2人がリング中央でエルボーの打ち合い。さらに強烈な張り手の打ち合いから久令愛がビックブーツを決めれば、杏ちゃむがミドルキックをボディに叩き込む。久令愛がタックルで倒すが、倒れながら杏ちゃむが下から足に絡みつき久令愛をテイクダウンさせると膝十字固め。
上体を起こした久令愛が首を刈りにいくが、杏ちゃむが切り返してフロントヘッドロックで倒れ込む。ロックを外した久令愛だが、下から杏ちゃむが膝十字固めへ。さらに杏ちゃむがSTFからのフェイスロック。ロープに逃れた久令愛に杏ちゃむが飛び込みニーも久令愛がかわす。ロープに足を引っかけた杏ちゃむの足を絞って膝にダメージを与えると飛び込みビックブーツも杏ちゃむがかわし、場外戦へ。
久令愛が杏ちゃむを客席に叩きつけ場外で逆片エビ固め。自ら外してストンピングも起き上がった杏ちゃむがエルボー。久令愛が強烈な逆水平チョップで返す。久令愛が再度、客席に杏ちゃむを叩きつけようとするが、杏ちゃむが切り返して久令愛を客席に叩きつける。先にリングに上がった杏ちゃむはリングに戻った久令愛にサッカーキックからコーナーに詰めての踏みつけ。
久令愛を対角コーナーに振って飛びこむも、かわした久令愛が串刺しビックブーツでカバーもカウント2。
バックを取った久令愛。杏ちゃむが逃れるも正面から杏ちゃむを捉えてのダブルアームサルト。起き上がった杏ちゃむがカウンターのハイキックも両者ダウン。上体を起こしてのエルボーの打ち合い、起き上がってのエルボーの打ち合いから再度、両者ダウン。
先に起き上がった久令愛が杏ちゃむを引き起こしてのニークラッシャーから膝十字固め。ロープに逃れた杏ちゃむがフェイスロックへ。ロープに逃れた久令愛の起き上がりに杏ちゃむがバズソーキック。カバーもカウント2。
杏ちゃむがタイトルマッチのフィニッシュとなったアームブリーカーを決める。なんとかロープに逃れた久令愛がカウンターのスピンキックからロープに飛んでの顔面キック。久令愛がカバーもカウント2。
久令愛がお返しのアームブリーカーから逆片エビ固めで絞め上げるも10分時間切れのドローに。
試合後も感情が収まらない2人。セコンドに分けられ収まるも、久令愛は「明日、見とけよ!」と先にリングを引きあがる杏ちゃむに怒りの表情で言葉をぶつけた。
第4試合
6月21日の後楽園ホール大会で本格始動したPrime Linkが元リボンタッグ王者でもあるきらミクと対戦。
試合前の握手でPrime Linkの腕を引き込んだきらミクが同時に首固めを決める。カウント2でキックアウトしたPrime Linkをコーナーに振って重ねたところにきらミクが続けて串刺しドロップキック。いぶきを場外に落とすと、楓歩を2人でロープに振ってのダブルドロップキック。続けてきらりがドロップキックもこれを叩き落とした楓歩がストンピング、ボディスラムでカバーもカウント2。
代わったいぶきが自軍コーナーにきらりを詰めての踏みつけ。いぶきがきらりをコーナーにぶん投げての踏みつけ。楓歩が加わり、ダブルの踏みつけ。いぶきがキャメルクラッチ。楓歩がロープワークから、きらりの前に止まってのサッカーキック。代わった楓歩が首投げからのサッカーキック。PKをかわしたきらりがドロップキック。カニばさみでロープ際に叩きつけて飛び込みドロップキック、ローリングネックブリーカードロップでカバーもカウント2。
代わったミクがきらりと2人で楓歩をロープに振ってのダブルフライングクロスチョップ。続けて楓歩をロープに振るが、横から入ってきたいぶきがきらミクを2人まとめてランニングネックブリーカードロップ。Prime Linkがミクをロープに振り、ダブルのトラースキック。さらにサンドイッチサッカーキック。楓歩がカバーもカウント2。
楓歩がブレーンバスターの体勢に抱え上げるがミクが逃れる。楓歩がトラースキックでロープに飛ぶもミクが飛び込みドロップキック。今度はミクがロープに飛ぶが楓歩が飛び込みニー。ミクがカサドーラを狙うが、楓歩がこらえる。ミクが切り返し、アームホイップを決め十字固めもカウント2。
楓歩がブレーンバスターの体勢から前に落としカバーもミクが反転してカバー。カウントは2。
ミクの飛び込みをキャッチした楓歩がサイドバスターでカバーもカウント2。
代わったいぶきが串刺しボディアタック、正面ドロップキック、カウンターのダブルチョップ。ミクをコーナーに振って飛び込むがエプロンに逃れたミクがオクラホマロールからの低空ドロップキック。カバーもカウント2。
ミクが変形羽根折り固めも楓歩がカット。きらりが入る。きらりが楓歩、ミクがいぶきに同時にクリスト。いぶきがロープに逃れる。ミクが飛び込み低空ドロップキックでカバーもカウント2。
いぶきがカウンターのトラースキック。ミクをファイヤーマンズキャリーもミクが逃れる。いぶきがトラースキック、ジャンピングニーアタック、バズソーキック。ミクがバックに回っての投げ捨てジャーマン。両者ダウン。代わったきらりが低空ドロップキック連打でカバーもカウント2。
きらりが変形V1アームロック。いぶきがロープに逃れる。きらりがエルボー連打。いぶきが逆水平チョップ。打ち合いからきらりがエルボー連打。きらりがロープに飛んだところに楓歩が飛び込みニー。いぶきが飛び込み顔面ウォッシュ。上体がエプロンに出たきらりにPrime Linkがサンドイッチのダブルニー。いぶきがカバーもカウント2。
きらりがスタナー、串刺しドロップキック。きらミクがダブルドロップキック、ダブル外掛け、きらりがフットスタンプでカバーもカウント2。
ミクがミサイルキック、続けてきらりも対角コーナーからミサイルキック。きらりがカバーもカウント2。
ロープに飛んだきらりに楓歩がカウンターのバズソーキック。いぶきがダブルチョップでカバーもカウント2。
きらりが十字固めを決めたところにミクが飛び込んでのきらミクレボリューション。カウント2で楓歩がカット。
きらりがいぶきを、ミクが楓歩を同時にロープに振ってドロップキックも浅めに受けたPrime Linkがきらミクの起き上がるタイミングで同時正面ドロップキック。いぶきがきらりにジャンピングニーアタック。いぶきがいぶロールを決め、そこに楓歩が飛び込みジャックナイフできらりをカバー。Prime Linkが合体のフォール技“いぶロールジャックナイフ”でカウント3を奪った。
試合後、マイクを手にしたいぶきは「元チャンピオンのきらミクから勝ったぞーっ!でも、これでうちら満足しちゃダメなのわかってるよね?(と聞かれた楓歩が「はい!」と答える)もっと、もっともっともっとPrime Linkは強くならなきゃいけないんです。小柄なきらミクと当たれるのももちろんだけど、やっぱり自分たちはもっともっとタッグの実績のある人たちとやっていかないといけないなって自分は思っています。なので、もっともっとタッグの実績があるやつと戦えることを自分たちは望んでいるので、ぜひ組んでいただけたら嬉しいなと思っています。」とさらに高みを目指すことをアピール。最後は6月22日に25回目の誕生日を迎えたミクを選手が観客と一緒にリング上で祝福。「びっくりしました。ありがとうございます。まさかお祝いしていただけるとは思っていなかったので。自分は去年の9月にデビューしてから、こうやってアイスリボンさんに定期参戦させていただいて、きらりと2人でタッグのベルトを獲って、今は落としちゃったし、今日も負けて、めっちゃめちゃ悔しいんですけど、絶対、きらりと2人でまたあのベルトを獲り返すのが今年の目標です。(※きらりに向かって)頑張ろうね!よろしくね!」と25歳の抱負を語ったミクが「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。