全日本女子プロレスで1997年に結成された格闘集団『U☆TOPS』が伊藤道場で1日復活し、Sareee&Chi Chi&叶ミクに完勝!
- 2025-6-16
- ニュース, 女子プロレスマガジン
- 伊藤道場

15日、大田区の道場『W-BOX』を拠点に活動する伊藤薫率いる伊藤道場が、現体制となってから初めての新木場大会を開催。月1回の道場マッチと同じく『ムゲン』シリーズとして、かつてホームだった新木場に帰ってきた。メインイベントでは全日本女子プロレスで1997年に結成された格闘ユニット『U☆TOPS』(堀田祐美子&伊藤薫&渡辺智子&前川久美子)が1日復活を果たし、引退した前川さんもセコンドとして参戦。Sareee&Chi Chi&叶ミクと6人タッグマッチで激突した。
ベテランならではの重みで圧倒するU☆TOPSに対し3人は手数の多さで渡り合うも、Sareeeのミサイルキックを伊藤がかわしてChi Chiに誤爆させると、場外に落とした3人に伊藤がスライディング式のドロップキック。Chi Chiを捕らえた伊藤がライガーボムを決めると、前川さんもリングに上がり強烈なカカト落としを一閃。伊藤がダイビング・フットスタンプからワキ固めにつないでギブアップを奪い、健在ぶりを見せつけた。
はじめにマイクを持った堀田は「30年経っても強ぇのは強ぇんだよ! Sareee、オマエと久しぶりに当たって私は誰よりも1番燃えてた。下ばっか見てんじゃなくて、私たちを忘れんじゃねぇぞ?」とにらみつけると、Sareeeは「“私ってまだまだだな”って今日、そう思いました。でもこれからの女子プロレスの未来、私がやらなきゃいけないことなんです。あなたたちにもっと認めてもらえるように今日からまた頑張ります。また闘ってください」と返答。

続いてマイクを持った伊藤は「私たちは“平成の”U☆TOPSであって、今はこの子たちが頑張んなきゃいけない時代かもしれない。Sareeeが育てる選手を私は見てみたいと思うし、このリングに上がってる間にその選手と闘いたいと思います。その中で1番近いChi Chiとミク。昔の歴史を辿って今があると思うし、ウチらが頑張んなくていいように選手を育ててほしいなと思います。それが次の段階だと思う。Chi Chi、ミク。まだまだだよ。すぐ近くにSareeeがいるんだからさ、もっともっと近づかなきゃ。次またこんなカードが組めれば、その成長を見せてください」を言葉をかけた。

『伊藤道場・ムゲン Connect-26~IN SHINKIBA~』
日程:2025年6月15日(日)
開始:12:00
会場:東京・新木場1st RING
▼平成のU☆TOPS復活! 30分1本勝負
○伊藤薫/堀田祐美子(T-HEARTS)/渡辺智子(フリー)
18分22秒 ワキ固め→ギブアップ
Sareee(フリー)/●Chi Chi(エボリューション)/叶ミク(T-HEARTS)