お笑い芸人・志真うたが伊藤道場にてプロレスデビュー戦！

　29日、伊藤道場の年内最終戦は限界まで増席しての超満員札止めを記録。第1試合ではお笑い芸人とプロレス活動を両立する志真うたが渡辺智子を相手にデビュー戦を迎えた。

　志真はワタナベエンターテインメントのワタナベコメディスクール女性タレントコース1期生としてデビューし、温泉地の歴史について研究する歴史×温泉ナビゲーターとして温泉観光士、温泉ソムリエ、サウナ・スパ健康アドバイザー、高齢者入浴アドバイザーなどの資格を取得。
　壇蜜のものまねタレントとして地上波に出演し、お笑い芸人によるモノマネ限定団体『SUGAMOプロレス』ではWWEのASUKAをモチーフとしたASHUKAとして活動していた。

　昨年行われた伊藤道場におけるプロテストで1番初めに合格していながら足の骨折により出遅れていた志真だが、道場の活動再開の年にどうにか間に合わせることに成功。芸人仲間たちからの声援を受けて果敢にエルボーや投げを放っていく志真は、コーナーからのダイビング・ボディープレスを成功させるが3カウントには届かず。渡辺も同じくダイビング・ボディープレスを炸裂させるとカウント3ギリギリでキックアウトして意地を見せるが、至近距離からのラリアットを叩き込まれて決着となった。
　デビュー戦を終えた志真は「対戦していただいた渡辺智子選手、本当にありがとうございました。全力でぶつかっても『こんなもんなの？』と言わんばかりの微笑み。悔しくて悔しくて。次対角に立つ時にはそんな余裕はなくなるくらい成長します。絶対！」と思いを語った。

　メインイベントは伊藤薫＆藪下めぐみvsSareee＆Chi Chi。Sareeeとのタッグで初参戦を果たしたChi Chiは伊藤を相手にしても臆することなくビッグブーツを連発していく。しかしミサイルキックをSareeeに誤爆すると、伊藤はその場飛びのフットスタンプ、ランニング・セントーンとたたみかけ、最後はライガーボムでとどめを刺した。