ダムネーションT.Aの佐々木&岡谷&イルシオンがNωA Jr.からKO-D6人タッグ王座を強奪!「ベルトがあるべき場所に帰ってきた」

DDTプロレスが4月26日、北海道・札幌サンプラザで『SAPPORO NIGHT CRUSH』を開催。ダムネーションT.Aの佐々木大輔&岡谷英樹&イルシオンがNωA Jr.(勝俣瞬馬&夢虹&須見和馬)を力でねじ伏せて、KO-D6人タッグ王座を奪取した。
同王座は元々、佐々木&KANON&MJポーが保持し、最多防衛記録も更新した。ところが、2・23後楽園でKANONが追放され、防衛戦ができなくなったため返上扱いとなった。その後、3・20後楽園での王座決定戦でNωA Jr.が戴冠。納得がいかないイルシオンのゴリ押しにより、タイトル挑戦が決まった。
言い出しっぺのイルシオンは積極果敢にNωA Jr.を攻め込んでいく。新メンバーの岡谷も随所で厳しい攻撃を繰り出し、さらにセコンドのポーも介入し、事実上の3vs4に。ダムネーションT.A優勢で試合が進み、最後はイルシオンが夢虹をジャックナイフで丸め込んでピンフォールを奪い王座奪取に成功した。
イルシオンは「6人タッグのベルトがあるべき場所に帰ってきた! このベルトは俺たちの力の証明! これがリアルだ! 俺たちが最強だ!」と勝ち誇った。
バックステージでもイルシオンは「俺の知ってる音楽は心で歌うロックンロールなんだよ! おまえらの音楽には心がない。プロレスやりながら、アイドルなんて辞めちまえ! おまえらがやってるのはプロレスやりながら、音楽をぶち込んでる自己満足。明日(27日、札幌大会)は夢虹とシングル。今日と同じ結果だ。今日よりボコボコにしてやる」と言いたい放題。
かたや、1ヵ月で王座陥落したNωA Jr.の勝俣は「今日負けて、ベルト落としたくらいでへこたれるんじゃない! 次、切り替えよう」と夢虹、須見を叱咤激励。夢虹は「明日、イルシオンにシングルで勝って、KO-D6人タッグを巻くチャンスを獲ります」と王座奪還に意欲。ところが、勝俣はメインイベント後、上野勇希、To-yとともにコメントスペースに現れると、「6人タッグのチャンピオンだったけど、負けちゃって。サウナカミーナで6人タッグ獲りに行こう!」とちゃっかりと気持ちを切り替えていた。