永田裕志vsジョシュ・バーネットが22年ぶりに1・4東京ドームで実現!ジョシュは「俺をこのリングで見る機会これからも増えるかも」と新日本プロレス継続参戦を匂わす
4日、東京ドームにて新日本プロレス『JR東海 推し旅 Presents WRESTLE KINGDOM 19 in 東京ドーム』が開催。第0試合では『IWGP世界ヘビー級王座挑戦権争奪ニュージャパンランボー』が行われた。
2020年にオカダ・カズチカがKOPWを創設すると、年始めのビッグマッチである1・4東京ドームではKOPWを巡る戦いが行われてきた。だが昨年覇者であるグレート-O-カーンがKOPWを封印し、IWGP世界ヘビー級王座挑戦権を懸けた本流へと続く戦いへ。
ニュージャパンランボーでは圧倒的強さを誇った矢野通とチェーズ・オーエンズがド本命にあげられる中で、第1入場者としてオーカーンが入場するが、第2入場者として現れたのは新日本プロレスコーチに昨年就任したジョシュ・バーネット。
じっくりとしたグラウンドの攻防が行われる中、第4入場者の後藤にジョシュはニールキック。さらに第5入場者として永田裕志が登場すると、ジョシュのデビュー戦である2003年1・4東京ドームIWGPヘビー級戦を思い出した観客が盛り上がる。
ジョシュと永田がエルボーの打ち合いや蹴り合いを行い、ジョシュがフロントネックで捕らえれば永田は脇固めで切り返す。ジョシュが首相撲からヒザを打ち込んでいくがボルチン・オレッグが割って入り、ジョシュとともに場外に落下しOTRで失格となってしまう。永田もその後KENTAのビッグブーツでOTRとなり失格に。
最後は後藤洋央紀とオーカーンが残り、後藤がラリアットでOTRさせ挑戦権利書を獲得した。なおチェーズの参加は今年はなかった。
試合を終えたジョシュは「俺は22年前にユージ・ナガタ戦でデビューした。(ボルチン)オレッグはきっと、今日のリングで俺と対峙して感覚を覚えただろう。そして、もっと闘いたいと思っただろう。時に無知であることが自分をより強くすることもある。だからもっとやろうじゃないか。『NEW YEAR DASH!!』、1月6日、次は是非シングルで。ナガタとも久しぶりに会えた。20年ぶりかもしれない。まだ強い。俺も同じ。俺をこのリングで見る機会、これからも増えるかもな。ファンにとっては嬉しいことかもしれないけど、レスラーにとってはどうかな?」と、かつての自分をボルチンに重ねつつ今後の継続参戦も匂わせる。
永田は「思い起こせば22年前の今日この日、1月4日にIWGPヘビー級選手権、彼のデビュー戦をしっかり受け止めたのはこの俺だった。リングに上がったらジョシュがいるんで、やっぱりどうしても意識しちゃいましたねその時のことを。(ジョシュとのシングルをやりたい気持ちは?)いいですよ全然。呼んでくれれば。新日本だとなかなか難しいかもしれないですけどね。去年も新日本での試合は少なかったですけど、今年はおそらくもっと少なくなると思いますんでその有り余った永田裕志のパワーを、新日本プロレスの日本各地のみならず海外にも目を向けて、どんどん試合していきたいという希望がありますんで。そうやって遠回りしてでも、最終的に目指すところはIWGPのベルト。それを生涯のライフワークにしていきたいと思います」と、どこかの団体で相まみえる可能性があることを語った。