高橋奈七永の新団体SEAdLINNNG 8.26後楽園の全カード決定!ベテランから若手までオールスター級の顔触れが集結
- 2015-8-6
- ニュース
- SEAdLINNNG
8月6日、都内某所で高橋奈苗改め高橋奈七永が設立した新団体SEAdLINNNGのthe First Match『SEAdLINNNG 〜Let's get started!』(8月26日、東京・後楽園ホール)に関する記者会見を行った。
まず故・今井良晴リングアナの愛娘・今井愛里さんが、現在高校生ということでSEAdLINNNGの客層拡大を目指して「SEAdLINNNG JK宣伝部長」に就任したことが発表された。大会当日は来場するという。
そして奈七永代表は「SEAdLINNNGという会社名は高橋奈苗の“苗”から取って付けたんですけど、闘いの苗を出ていただいた選手、自分自身もそうですけど、みんなで表現していけたらなと思っています。みんなプロレスに対して熱い思いがあると思うんですけど、それを最大限にいつも出せているかといえば、それは相手があって闘うことだし、なかなかいつも100%出せているわけじゃないと思うが、このSEAdLINNNGという場で競い合っていきたいなと思っている。対戦相手だけでなく、あの試合のあの人に負けたくないとか、そういう闘いの磁場ってものをドンドン大きくしていきた思っています」と挨拶。
続いて「闘いとは何か?っていうものを選手ではないんですけど、自分なりの立場から作り上げて見せていきたいなと思う」と挨拶した夏樹☆たいよう改め南月たいよう専務が、8.26後楽園大会のカードを発表した。
SEAdLINNNG 〜Let's get started!
日時:2015年8月26日(水)
開場:18:00 開始:19:00
会場:東京・後楽園ホール
▼第1試合 シングルマッチ 20分1本勝負
彩羽匠(Marvelous)
vs.
瑛凜(JWP)
会見には瑛凜が出席。奈七永は「この組み合わせはもうお分かりだと思うんですけど、以前いた団体の……まぁでも自分も誠心誠意、闘いとは何ぞやってものを彼女たちがまだプロレスを始める前から伝えてきたとは思っていますので、今はそれぞれの場所で、それぞれの頑張り方でやっていると思うんですけど、今闘ったどうなるのか純粋に見たかったので、このカードを組みました」
瑛凜「元パッション娘の瑛凜でーす!(笑)ナナエ軍団です。燃えてます! 匠との試合は前にいた団体でやって以来、一度もやっていなのですごい楽しみ。自分もあれから成長しているので、奈七永さんにちゃんと見せていきたいと思います!」
彩羽から届いたコメント「この度は高橋奈七永選手率いるSEAdLINNNGさんの旗揚げ戦に参戦させていただくことになりました彩羽匠です。大事な一発目の興業に参戦することを嬉しく思います。
奈七永さん、南月さんはプロレスを1から教えてくださった恩師ですのでこの興業で恩返しできるように精一杯の気持ちでリングに上がりたいと思います!どうぞ、応援の程よろしくお願いします」
ーー奈七永さんの新団体のオープニングマッチで、前にいた団体時代の後輩とこういうカードが組まれたことに関してどういう思いが?
瑛凜「すごい嬉しいです。奈七永さん大好きですし、自分プロレスを全然知らない状態で入ってナナエ軍団に入って、本当に1から教えていただいたというのがあるので、匠と同じ境遇なので、プロレスを教えていただいた奈七永さんに恩返しをして、匠は(私のほうが)先輩であるってことを自覚してもらいたい。いつも舐められているので、ここで先輩らしくガツンとやってやりたいと思います」
▼第2試合 シングルマッチ 15分1本勝負
井上京子(ディアナ)
vs.
交渉中
全女に入団した際、最初に付け人についたのが京子だったという奈七永は「対戦カードがまだ調整中なのですが、井上京子選手とは自分がここまで来る過程の中で、大事なところで何度もシングルをやらせていただいて学ばせていただいたことがたくさんあります。なので、井上京子選手のシングルマッチが見たかった。ですけども、ちょっと(対戦相手決定が)会見に間に合わせることが出来なかったのが残念なんですけど、井上京子選手の明るく激しく楽しいプロレスをお客さんにも楽しんでいただければなと思います」と解説。
京子「自分もディアナで4年前に旗揚げしたんですが、その時も緊張やらいろいろ大変で。でも期待とかワクワク感もいっぱいで、今も奈七永がそんな状態だと思い、緊張が伝わってきます。話をもらったときに一発返事で是非と。長いプロレスライフのうちに旗揚げ戦に一緒に参戦できるのはなかなかないと思うんですね。プロレスラー27年の中で旗揚げ戦っていのは本当に特別なもので、その場の時間を共有できるということで、喜んで参戦させていただきます。カードに関してはお任せしますので、プロレス大好き、LOVEをおの団体でやれたらいいなと思っています」
ーーもう試合まであまり時間がない中で、まだ対戦相手が決まっていない不安みたいものはありますか?
京子「奈七永選手のことなので、突拍子もない選手を連れてきそうな気はするんですけど(苦笑)、ディアナでもいろいろな選手とやらせてもらっているんですけど、『京子さん、この選手とはやったことないんじゃないかなぁ』っていう選手を連れてこられちゃうと思うので、その辺は覚悟して。ワクワクしながら、ちょっと待っていたい」
奈七永「何なら自分がちょっと試合やりたいな……」
京子「じゃあ、とっておいて(苦笑)何かがあると思うので」
▼第3試合 南月たいようプロデュース試合 タッグマッチ 20分1本勝負
米山香織(フリー)/MIZUKI(LLPW-X)
vs.
藤本つかさ(アイスリボン)/Sareee(ディアナ)
この日は米山、MIZUKI、Sareeeが出席。南月専務は「自分は引退してからも女子プロレスにスピードはなくてはならないものだという考えは変わっていません。そういう思いから思い入れのある選手だったり、今まで闘った選手、期待する選手、あとは純粋に自分が見たいと思った人たちを集めさせていただきました。Sareeeとは今、たまに練習させてもらっているんですけど、しっかりとした土台を持っている選手なので、それにプラスしてこの中から吸収できるものならして引き出しを増やしていけるんじゃないかという期待も込めて。つっかも昔から一緒に練習して、パッションレッド興行にも出てもらって、自分の理解者だと思っているので楽しみにしています。みずぴょんは接点がないように見えて、引退して世界一周しているときにタイで出会って、一緒に運動会をタイの子供たちに見せたりとか。自分、本当はアイドルレスラーとか好きじゃないんですけど、アイドルなのにこんなに頑張っているんだっていう驚きと実はハイスピードスタイルの素質があるんじゃないかという期待。
そして米山香織選手は説明するまでもないと思うんですけど、自分が作ってきたハイスピードっていうのは米山さんがいたからこそ作り上げてくることができたと思いますし、もう米山さんがいるだけで……もう自分がなぜこのカードを組んだのかっていう意図や真意は皆さんにも、米山選手にも伝わっていると思うので」と解説。
Sareee「南月さんとはダイヤモンドリングさんで2回タッグを組ませていただいたことがありまして、その時本当にすごく楽しくて、自分も夏樹さんみたいに動けるようになりたいななと思ったんです。先日、南月さんと奈七永さんと一緒の練習をやらせていただいて、練習を通じて“出来るまでやれば出来ないなんてことはない”ということを教わりました。なので自分もディアナの本物のプロレスをといのはもちろん持って、これからもっと引き出しを作っていきたいと思います」
MIZUKI「自分自身すごくビックリしているんですけど、初めて見てくださる方がたくさんいると思うので、緊張しいであがり症なんですけど落ち着いて全力を出せて試合に臨めたらいいなと思います」
米山「SEAdLINNNG設立おめでとうござい〜す! 今日はSEAdLINNNGの記念すべき会見ということで正装で来ました(※試合用コスチューム姿」まぁ正装というか普段着なんですけどね。奈七永さんがフリーになったときに、もう当分リング上で関わったりすることはないのかなって、ちょっと寂しい気持ちもありましたし、南月は引退してから音信不通だし、今回こうやって声をかけていただいたことを光栄に思います。正直最近は自分の試合、スピードを重視するってことが少なくなってきたんですけど、南月にこの試合を組んでもらったということで、そこは皆さんに期待してもらえるような試合をしたいと思っています」
藤本から届いたコメント「みなさん、こんにちは!!この度なつきさんプロデュース試合に杏戦させて頂くことになりました!
なつきさんの「な」は、仲間の「な」。
なつきさんの「つ」は、つっかの「つ」。
なつきさんの「き」は、気合いの「き」。
略してつっかは仲間だ!気合いだー!なのです。パッションレッド興行で巻いた「一生尊敬」の鉢巻きで入場したいと思います!」
すると米山が「南月は何もしないの? 歌ったり踊ったりレフェリーやったりリングアナやったり。試合はしないの?」が尋ねたため、思わず南月専務は「試合はしないです! ……歌はもうハイスピードチャンピオンの歌とか米山さんに作ってもらったんで。やっぱ自分がこの試合を組ませてもらったから関わりたいですし、選手が速く動くだけだと意味がないというか、どんだけ速く動いてカウントが遅かったら速く動いた意味がないという気がして……せっかくだから自分レフェリーを! いいですか? その代わり通常よりは速いカウントで。ハイスピードレフェリーということでいいですかね。よく考えたらレフェリーが速かったら速く動かざるを得ないですよね?」と、この試合で南月たいようのレフェリーデビューが急遽決定した。
ーーSareee選手とMIZUKI選手としては、ただでさえ米山選手や藤本選手と比べると馴れていないハイスピードの闘いで、南月さんがレフェリーをするということを聞いてどういう心境ですか?
Sareee「今すごくビックリしたんですけど南月さんのレフェリー、すごく怖いですね(苦笑)。速く動けるようにスタミナいっぱいつけて、また今日から頑張りたいと思います」
MIZUKI「ハイスピードという動きを全然したことがなくて、初めてのことだらけでどうしたらいいか分からないんですけど、あと少しだけ時間があるのでどれだけ自分が身に付けられるか頑張りたいと思います」
▼第4試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
堀田祐美子(ディアナ)/豊田真奈美(フリー)/「ことり」(我闘雲舞)
vs.
さくらえみ(我闘雲舞)/松本浩代(エスオベーション)/中島安里紗(JWP)
この日は松本と中島が出席。奈七永は「もうこれは見た目で勝負というか、この組み合わせが見たかった! ただそれだけです。でも実現すると思わなかったです。この間、松本選手は復帰戦で中島選手とシングルマッチをやってすごい試合だったと噂を聞きました。まさか組んでくれるとは正直思わなかった。でも実現した! 素晴らしい! そこにさくら選手と2人が組んで化学変化が見られるか。豊田選手、堀田選手、大きい選手2人に「ことり」ちゃん! 何かワクワクします」と解説。
堀田から届いたコメント「高橋奈七永のリングで試合が出来るのが楽しみです。全試合熱く燃える戦いになるのは間違いない!!みんなでパッションするぞぉ〜パッション♪パッション♪」
豊田から届いたコメント「スターダムを退団し、会社を設立してこれから大きく動き出すななえを心から尊敬します!!私の出来る事全て、全力で応援します!!8月26、後楽園ホールを大成功させましょう!!」
「ことり」から届いたコメント「SEAdLINNNGは奈七永さん、南月さんの団体。2人とも我闘雲舞に上がってもらったシングルをさせてもらいました。オファーがあったときは嬉しかったけど、カード見てビックリです。試合したこともない選手が2人。堀田選手はチェーンを持って暴走するイメージ。中島選手はさくらさんからベルトを獲って、今チャンピオンじゃないけどいつも週プロやサムライで見ている選手です。最初は怖かったです。だけど最近、奈七永選手が私プロレスに勇気もらってますと書いてあるTシャツを見て燃えてきました!このメンバーで一番小さい私が、一番勇気あるところを見せてやる!小さな体に大きなハート、「ことり」がSEAdLINNNGのマットで自由に羽ばたくぞ!」
さくらから届いたコメント「ちょっと!こっちは後楽園まで3年かかったのに、スタートからなんで……キーッ!SEAdLINNNG、リングにある苗なんでむしゃむしゃ食べてやるのよ!」
中島「今回、尊敬している高橋奈七永選手の記念すべきリスタートの大会に呼んでいただきありがたいなと嬉しく思っております。対戦カード、先ほど奈七永さんも言ってましたけど、組ませてもらう松本浩代、さくらえみ。両方とも私にとって敵なんですが、松本浩代は大好きな敵で、さくらえみは大嫌いな敵。どんなタッグになるのかなっていうワクワクもありつつ、対戦相手に堀田祐美子がいるということでいつも以上にバイオレンスな熱い闘いが出来るんじゃないかとすごく楽しみにしています。いろいろな選手が出ている中で、JWPのピュアハート・ピュアレスリングをきっちり見せて目立っていきたいなと思います」
松本「先月、復帰しました。先ほど奈七永選手もおっしゃったんですけど、このSEAdLINNNGという大会、大事な興行に呼んでいただいて本当に嬉しく思いました。ただこのカードが組まれたときに、私いつもカードが組まれたときに『なんでこのカードが組まれたんだろう』とか、プロデューサーとしてどういう意味を持って組んだのかなって考えるんですけど、中島とのタッグだったりとか、対戦相手にキャリアのある選手がいたりだとか、「ことり」がいたりだとか、結局意味が分からなかった! これは高橋奈七永からの嫌がらせ、または挑戦状なのかなと受け取りました。さっき言った面白うだからとか意味がなかった」
奈七永「意味はあります! 挑戦状ですよ、挑戦状!」
松本「そういうのでさえも私の心をイラつかせるっていうのがあるんですけど、私はこの業界で平和に生きるつもりは一切ないので、弱肉強食、私の前に立ちはだかるものがいるのなら対戦相手はもちろんのこと、仲間、タッグを組む隣にいる奴も、高橋奈七永さえも私はぶっ壊していくつもりでいます」
奈七永「仲良く組んでくださいよね」
中島「もちろん!」
松本「それ求めて組んだんですか? 笑顔が嘘臭いです」
奈七永「アハハハ。楽しみですね!」
ーー奈七永選手、評判が良かった松本選手と中島選手の対戦を組むという方法もあったと思うんですが、それを敢えてタッグを組むというほうを選び、またそこにさくら選手を加えた意図は?
奈七永「松本はすごくいいところを突いているなと思ったんですけど、松本選手も中島選手も独自のやり方で道を切り開こうとしていると思うんですよ。永遠の課題でもあるんですけど、ベテラン選手との闘いというか、存在感との闘い。そういうのは自分も闘ってきまして、独自のやり方でここまで来ました。まだまだだと思っているんですけど、松本と中島はどうやって道を切り開いていくのかが見たくて。それには闘うことではなくて、横に並んでもらったほうがより分かりやすいんじゃないかと思いました。高梨奈七永と言ったらさくらえみだろうなと。そこにさくらえみを並べることによって、どんな化学変化が起きるかとにかく見たかったです」
ーー今の発言を聞いて納得できる部分はありましたか?
松本「何か高橋奈七永に遊ばれている気がしてちょっとムカつくので、そういう思いもぶっ壊して、それ以上のものを見せたいと改めて思いました」
中島「私はあまりよく分からないので、自分の闘いをやるだけだと思います」
奈七永「分かるだろ?」
ーー中島選手、さくらえみ選手の何が嫌いですか?
中島「私一番最初のJWPの無差別級王座はさくらえみから獲ったんですけど、何か実力者なのにあまりそれを表に出さない感じが、一生懸命やって必死にトップに立とうとしているその時の私からしたらすごくかんに障る部分があったので。あとは人の痛いところを突いてくるのがすごくうまくて、私はそういう感じがあまり好きじゃないなと思って。いまだにそれが尾を引いている感じですね」
▼第5試合 タッグマッチ 60分1本勝負
高橋奈七永/浜田文子(WAVE)
vs.
里村明衣子(仙女)/アメージング・コング
奈七永が「まずは浜田文子!」と言うと、文子も笑顔で「パレハ」と返す。全女時代にタッグを組んでタッグ王座に就いたこともある両者。奈七永が先に文子のコメントを聞きたいとリクエスト。
文子「パレハっていうのはスペイン語で相方って意味ですけど、全女時代に組んでいた時期があって、ベルトを巻いて、頑張っていた二人だと思うので心からパレハっていうのをメキシコ人はいいます。こうやって奈七永選手がスターダムを退団したとき、私はパレハのことはプロレスラーとして、プロレスへの思いを知っているので、この人は絶対ここで止まらないなって、何かしらやってくれるだろうなと思って待っていました。それが新団体なので、まぁビックリしましたね。そこはパレハとして何を考えているかサッパリ分からないところがあるので、まさか本当にこのカードを実現してくれた。よきライバルとして尊敬している部分もあるんですけど、まぁやられたなっていうことですね(苦笑)。
自分も2年前に15周年やらせていただきましたけど、アメリカTNAに3年間所属して、メキシコのAAAっていう団体にも所属して時期があって、自分の15年興行のときにTNAとAAAの選手を呼びたかったんですけど、いろんな事情で出来なくて。だからよくも、しかも、アメコンを呼んでくれたなって。でもこうやってオファーをいただいた瞬間はカードが分からなくて。自分は誰と当たっても、誰と組んでも、どういうふうに奈七永選手がカードを決めるんだろうなってワクワクしていた。もう潰すっていうつもりもあるし、良きライバルであることもあるんですけど、里村選手とアメコンが組むのは初めてのことなので、そこ逆によく私をパートナーに選んでくれたなって鳥肌が立つくらい見たいです! 見たいし、この二人がコミュニケーションをどう取っていくのか自分で感じたい。……やっぱりあなたは止まりませんよ。そういったところで尊敬しているし、この人だけには負けたくないっていう気持ち。里村選手も含めてこの3人で、上の選手たち出る興行ですけど、今の子たちにこの試合を見て何かを学んでくれればそれが一番の目標かなっていうのが個人的な思い」
奈七永「熱い言葉をいただいて感激なんですけど、SEAdLINNNGを設立してから胸が震える毎日を過ごしている。一番はワクワクして仕方がない。もちろん、シンドいこともありますけど、一番はワクワクして仕方がない。正直に言うと、今年自分からプロレスを手放そうと思うほどに考え込んでしまった時期もありました。でもそれを思うと、自分には何でも出来る、すべて自分次第だと思うので、この踏み出した一歩をさらに大きくステップアップしていくために、まずこの8月26日の大会を成功させることが大事だと思っていますし、こうやって私が一歩を踏み出せたのは参戦してくれる皆さんや、周りで支えてくれる皆さん、そして何より応援してくださるファンの皆さんがいるということが大きなパワーになっていますので、みんなでそのワクワクをもっともっと大きな空間に作り出していくこと、女子プロレスをもっとみんなに知ってもらうこと、女子プロレス、プロレスは最高なんだ、大好きで仕方がないという気持ちをどんどん伝えていきたいなと思っています。
その中でこの全5試合の中で、メインのこの4人が一堂に会する空間を作り出せることがまず感謝・感激ですし、お客さんにもこのカードを出したときに好評の声をいただいています。あとは誰が勝つのか、誰が負けるのかだと思います。そして最後、試合が終わったあとにどんなふうになっているのか、それを想像したら震えが止まらない感じなんですけど、様々なことをパワーにして高橋奈七永は進むことを決めました。なので、とにかく見てほしい! この大会を観てほしい、それだけです。見てくれた方に絶対損はさせません! 自分が全員と当たることは出来ないんですけど全員と試合したい、そういう気持ちでいます。お客さんとも試合がしたい! そういう気持ちでいます。みんなと闘って、闘いの輪を大きくしていきたいと思っています」
里村から届いたコメント「復帰と旗揚げの対角に立つ里村が、高橋選手のもっとも相応しい敵であることを当日は証明してみせます」
アメージング・コングから届いたコメント「奈七永、SEAdLINNNG設立おめでとう。友としてライバルとして心から祝福します。せっかく新しいリングを作ったのなら世界最強の女子プロレスラー、アメージング・コングがいなきゃ話にならないだろう?日本のファンも首を長くして待っていたことだろう。このアメージングな私のパワーはお前が一番知っているはずだ。後悔することにならんきゃいいな!」
ーー奈七永選手、奇しくもWAVEの王者である浜田選手と、スターダムの王者になった里村選手が対決するというのは、ある意味こういうリングでしか実現しないと思いますが、プロデューサーとしてこういうカードを組んだ思いは?
奈七永「プロレスって面白いですね。私、本当にプロレスが好きなので……奇跡ですよね! 今このときに巡り会うってことが。カードを発表した時点で里村選手は(ワールド・オブ・スターダムの)チャンピオンではなかったわけですし。文子も今チャンピオンということで、本当に誰と当たっても面白いカードだったと思うんですけど、今回は文子と久しぶりのタッグが組めるということで……(リング上には)チャンピオン二人いるわけですが、そのどちらにのチャンピオンにも負けない闘いをお見せしたいなと思っています」