“初代タイガーマスクの次女”タイガー・プリンセスがデビュー決定!タイガー・クイーンとの姉妹(?)タッグでジャガー横田&藪下めぐみの王座へ挑戦決定!
- 2024-11-29
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- リアルジャパンプロレス
29日、都内某所にて12月5日に後楽園ホールで行われる『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス Vol.32~力道山先生ご生誕100年感謝興行~』の記者会見が実施。新たな“女子タイガーマスク”タイガー・プリンセスのデビューが発表された。
男子団体としての歴史を刻み続けてきたストロングスタイルプロレス(SSPW)だが、2020年3月に団体15周年記念イヤーの新たな試みとして団体初の女子プロレスマッチを実施。これが好評を得たこともあり、2021年8月にはジャガー横田を擁するディアナと協力体制を築いたことを発表。ジャガーは女子の試合のマッチメイク等を行う相談役に就任した。
男女の試合比率が1:1になるほどに定着したジャガープロデュースの女子マッチであったが、今年10月に行われた記者会見で“過激な仕掛け人”新間寿会長がジャガーに暴言を吐いたことで事態は急転。
新間会長は、入場時から堂々と凶器を持ち込むジャガーのヒールとしての立ち振舞いを舌鋒鋭く批判し、その他ジャガーに対して言いがかりとしか思えない責任を追及。これに思うところがあったのか、ジャガーは会見の場で突然相談役を辞任することを宣言して会見を途中退席。あまりにもリアルなギスギスに一部ファンは大盛り上がりしていた。
後日、ジャガーは新間会長と対談の場を設けて和解。「お互いに誤解をするようなところがあったけど、『よろしくな』と言ってくださったので、『こちらこそ失礼しました』というお話をさせていただいているので、(わだかまりは)なにもないです」と語っていたが、相談役は辞任することを改めて強調。
ジャガーが女子のマッチメイクから離れたことにより、平井丈雅代表は「正直言いますと非常に難航していることは事実です」と胃の痛みに耐えながら内情を吐露。ディアナとの協力体制がどうなったのかも明かされていない中で女子マッチ枠の存続そのものも危ぶまれていた。
そんな中、SSPWは新たな“女子タイガーマスク”タイガー・プリンセスのデビューという切り札を解禁。
2021年7月には初代タイガーマスク&ジャガー横田が育てた“女子版タイガーマスク”タイガー・クイーンがデビューしたが、プリンセスはそれに続く次女タイガー。
クイーン&プリンセスがタッグを結成し、ジャガー横田&藪下めぐみの持つSSPW女子タッグ王座への挑戦が決まった。
プリンセスは会見には姿を見せず、平井代表は「まずリング上のファイトを見ていただきたい」という理由で名前と写真以外の情報をシャットアウト。クイーンとプリンセスという名前だが親子ではなく、姉妹である可能性は否定しなかった。
平井代表は「タイガー・クイーン同様、“初代タイガーマスク”佐山サトル総監に認められた女子のレスラー」とプリンセスを紹介したが、初代タイガーは「プリンセス選手のことは正直よくは分からない」と回答。クイーンのときとは違い、指導には携わっていない様子だ。
それでも初代タイガーは「皆が推薦するこの選手に対して期待しています。またすごいイベントが待っていると思います。かなり推されて選ばれた選手ですので、期待はしています。私がクイーンを教えたときにはあまりにも制約が多くしすぎたのに対し、プリンセスの場合は自分本位で自由に動き回ってもらいたいなと。独特なファイトをして。みんなの推薦がすごく強い選手なので、これはなにかやってくれるという予感がしています」とプリンセスの活躍に期待。
クイーンのデビュー時には初代の動きを完全再現したムーブが話題を呼び、初代タイガーも「40年前のタイガーマスクと同じ。これが僕が恩を感じているプロレス界に残せる遺産」と太鼓判を押していた。
一方で、初代タイガーの関知しないところで生まれたプリンセスは今までの概念に囚われない新解釈のタイガー、新解釈のストロングスタイルプロレスを見せてくれそうだ。
『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス Vol.32~力道山先生ご生誕100年感謝興行~』
日程:2024年12月5日(木)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
▼SSPW認定女子タッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/CRYSIS】ジャガー横田(ディアナ)/藪下めぐみ(フリー)
vs
【挑戦者組】タイガー・クイーン/タイガー・プリンセス
※初代王者組は3度目の防衛戦。