「日本のプロレスはみんな馬鹿ばっかり」76歳のタイガー戸口(キム・ドク)が日本プロレス界に絶縁宣言!75歳の同期・百田光雄へアメリカでの初シングルを要求?!

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 24日、神奈川県・富士通スタジアム川崎にてFMWEが主催するテリー・ファンク一周忌 大仁田厚デビュー50周年記念大会『川崎伝説2024』が開催。タイガー戸口(76)が同期の百田光雄(75)にエールを贈った。

 この日の第5試合では、『甦れ!一夜限りの昭和全日本プロレス』と題された試合が実施。
 本来であれば、百田光雄&力vsタイガー戸口&谷口裕一のタッグマッチが予定されていたが、百田が新型コロナウイルスに罹患し重症化してしまったため入院し無念の欠場。力は高杉正彦(ウルトラセブン)とタッグを組んで出陣した。


 試合には出場が叶わなかった百田だが、コロナも陰性になったということで試合前に挨拶に登場。
 百田が「本来なら僕がこのリングに立って皆様にジジイの強さを見せたいところだったんですが、残念なことにコロナに罹ってまた耐久が堕ちてしまいました。だけれども、必ず復帰してこのリングの上に立ちますのでよろしくお願いします!」と元気に語りかけると、場内は大歓声に包まれた。

 父の思いを背負った力が闘志をみなぎらせる中で試合開始。
 セブンの姿で登場した高杉が熟練の技術で谷口を圧倒していく中、力と対峙した戸口は「来い。稽古付けてやる」と言い放つ。
 力はロックアップでの力比べやチョップ合戦で真っ向勝負をしていくが、全く刃が立たない。力はアームドラッグからのスリーパーホールドで一矢報いるが、余裕でロープブレイクした戸口が場外に放り出してボコボコに。その間に高杉が谷口をバックドロップで仕留めて試合は終わったが、戸口はなおも場外で力を痛めつけた。

 試合後、戸口は「今日は大仁田の50周年だから出ましたけど、俺はもう日本でやらないから。来年の6月からアメリカでやります。アメリカのフロリダのNWAで待ってるから。日本にはもう縁を切ります」と日本プロレス界と絶縁宣言。
 その理由を問われると「日本はもうみんな馬鹿ばっかりだから。頭の切れる奴が誰もいない!プロレスの社会がダメになる。日本のプロレス見てみなよ。みんなK-1とかあんなんにやられてばっかりいるじゃない。誰も頭使う奴がいないってことよ。だから俺は頭にきてんだ。ウチの親父と兄弟弟子だから伯父さんって呼んでた力道山先生、俺は小学校4年のときから会ってるけども、それの孫と今日試合したけど、子供一生懸命育ててたんですね。だけど俺はもう日本でプロレスはしません。もう縁を切ります」とまくしたてた。

 戸口は2022年5月31日の『ジャンボ鶴田23回忌追善興行』にて自ら志願して引退試合を行っているが、その後に“日本での引退”であったことを告白。アメリカを中心に海外で現役を続行する意向を示している。

 戸口と百田は同期&同年齢であり、日本プロレスの時代から一緒に闘ってきたものの、シングルマッチで対戦した経験は1度もないと言う。戸口の「アメリカで待ってるから」という言葉は百田に向けたものと思われ、2人の初シングルがアメリカのリングで実現することにも期待が高まる。

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