クリス・ブルックスがエル・デスペラードに“ノーDQマッチ”を提案!「欠けている何かを埋めてくれるのが両国での試合。楽しみしかない」

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 7月21日に東京・両国国技館で夏のビッグマッチ『WRESTLE PETER PAN 2024』を開催するDDTプロレスが20日、都内で「超前夜祭!」を実施。「ドラマティック・ドリームマッチ」として行われるクリス・ブルックスvsエル・デスペラード(新日本プロレス)のシングルマッチがノーDQマッチになることが緊急決定した。

 6月10日、後楽園ホールで開催されたデスペラード・プロデュース興行で、クリスがデスペラードとのシングルマッチを希望。デスペラードが快諾したため、この一戦が決まった。デスペラードはこの一戦を最後に欠場に入ることを示唆している。

 クリスは「ビッグマッチになると、緊張とか不安にさいなまれることがあると思うけど、今回はその限りではない。純粋に試合を楽しみにしてる。人生のなかでいつまでも思い出すことができる特別な日、出来事があると思うけど、去年はいいことも悪いこともたくさんあった。ケガをしたり、手術をしたり、大事な友だちが日本を去ってしまったり。イヤなこともたくさんあったのだけど、いいことも2つあって。KING OF DDT優勝とKO-D無差別級王者になったこと。デスペラード選手との試合も、またいつまでも思い出すことになるんじゃないか。1月に手術から復帰してから、自分のなかで何か物足りないような気分を抱えながらやってきたんだけど。その欠けている何かを埋めてくれるのも、明日の試合じゃないかと感じてるので、この試合には楽しみな気持ちしかない」と笑みを見せた。

 デスペラードは「クリスは言葉を持ってる選手。今、新日本のジュニアのなかで、これだけのことを俺を前にして言ってくれる人が何人いるか? 前日の会見だけで、これだけモチベーション上げてくれる人、何人いるだろう? これだけのもの、リスペクトを持って、楽しみで、何か足りない一つを埋めてくれるのが明日の試合だろうと俺に期待してくれている。明日、G1が大阪でやっている。俺は明日、両国でクリスとやる。俺はG1に負けねぇ。G1に敵対心はある。俺が出る試合のほうが絶対面白いことしてやるという自信はある。あなたが私に何を与えてくれるのか非常に楽しみ。相手が伴わなければ、別の興行に勝つこともない。いろんなところでいろんな相手といろんな刺激的なことやってきたから、ちょっとやそっとじゃ満足しない。あなたは俺に何を与えてくれるんだ?」と問う。

 すると、クリスは「たとえば、ノーDQ。俺は大丈夫だけど、デスペは怖くない? 新日本は大丈夫ですか? 会社は大丈夫ですか?」と提案。デスペラードは「新日本は気にしなくていいよ。俺のことだけ気にしてくれ。ノーDQ、いいですか?」と回答。今林久弥GMは「デスペラード選手がよければ…」と発言すると、会場に詰め掛けたファンからの要望も多く、デスペラードが受諾。これにより、この一戦は反則裁定なしのノーDQマッチで実施されることになった。

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