ユニオン7.18横浜大会 イサミvs.円華のインディペンデントワールドJr戦、キングレギオンvs.ユニオンのスクランブルバンクハウス6人タッグ
夏に向かってユニオン!2015
日時:2015年7月18日(土)
開場:17:30 開始:18:00
会場:神奈川・横浜ラジアントホール
観衆:200人(満員)
▼第1試合 3WAYタッグマッチ 20分1本勝負
小笠原和彦/●竜剛馬
4分39秒 腕ひしぎ逆十字固め
福田洋/○本田アユム(KAIENTAI DOJO)
※もう一組は諸橋晴也/マッチョ・マイケルズ
▼第2試合 タッグマッチ 20分1本勝負
●三富政行/中津良太
4分39秒 アンクルホールド
○橋本和樹(大日本プロレス)/菊田一美(大日本プロレス)
▼第3試合 ミックストタッグマッチ 20分1本勝負
紫雷美央/○HAYATA(フリー)
10分7秒 土蜘蛛
チェリー/梶トマト(KAIENTAI DOJO)
▼第4試合 スクランブルバンクハウス6人タッグデスマッチ 30分1本勝負
○FUMA/MEN’Sテイオー/SAGAT
26分20秒 ダイビング・ヘッドバット→エビ固め
石川修司/久保佑允/●風戸大智
▼第5試合 インディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級選手権試合 30分1本勝負
[王 者]○木高イサミ
22分14秒 勇脚・斬→片エビ固め
[挑戦者]●円華(フリー)
※第22代王者イサミが3度目の防衛に成功
激闘のインディーJr戦!イサミに敗れた円華だが「プロレスやってて最高によかった」
メインを観て「もう一回倒さないといけない」と思ったFUMAが8.30新宿でイサミと対戦
オープニング
細身のシャイボーイリングアナが登場し、26歳になって地元・横浜を離れて三軒茶屋で一人暮らしを始めたことを報告。この日のカードを発表したあと、ユニオン戦士と共に10月の後楽園大会を最後に代表から退くことを発表したナオミ・スーザン代表がリング上へ。
スーザン代表は「こんばんはー! ユニオンプロレス代表のナオミ・スーザンです。本日はご来場本当にありがとうございます! すでにもしかしたらご存じの方もいらっしゃると思うんですけど、10月4日の後楽園ホール大会を持ちまして、私ナオミ・スーザンはユニオンプロレスの代表を辞任することが決まりました。でもですね(苦笑)、まだ10月まで3か月もあります! まだこのユニオンプロレス盛り上げるために今まで通りに頑張りたいと思いますので、皆さんも今までと変わらない応援をしていただければと思います。よろしくお願いします! そんなユニオンプロレスなんですけど、本日メインにてインディペンデントジュニアのタイトルをかけて木高イサミが闘います。そんなイサミのひと言から今日のユニオンプロレスは始まりたいと思います」と挨拶してからイサミにマイクを渡す。
マイクを受け取ったイサミは「ようやくインディージュニアをかけて円華さんと試合が出来ます。あの…結構僕の中で感慨深い意味がある試合なので、ちょっといつも違って緊張しているんですけど、いつも以上に楽しみますので、第1試合からメインイベントまで全力で楽しんでいってください! よろしくお願いします!」と挨拶した。
第1試合
「選手の皆さんはご準備をお願いします」とアナウンスされると、柔道着を着た福田と本田、ブーメランパンツに体にオイルを塗った諸橋とマッチョ、そして空手着の小笠原といつもワイシャツ&ネクタイ姿の竜が登場。
まずは福田と本田がリングに上がり、座礼をしてから取り:本田三段、受け:福田三段で、袈裟固めや上四方固めなどを披露していく。ひと通りの“試技”が終わるとリングを降りて元の席に着席した柔道コンビ。
続いて諸橋とマッチョがリング上へ。フロントダブルバイセップスやサイドチェストなどのポージングを披露する両者。観客からも「デカイ!」「切れてる!」などのかけ声が飛ぶ。ポージングを終えた両者はリングを降りて着席。
最後に小笠原と竜がリング上へ。まず小笠原八段が演武を披露。続いて六法全書を持った竜が「陪審員の皆さん、いま我が国は大きな転換の時を迎えています。柔道とボディビルからの脅威から我が国を守らなければいけません!」と“最終弁論”を始めた竜は、「今日、我々はこのリング上から大きな選択をお願いしたい!」と訴えかけると「最後に空手と賭けまして、コンビニでの買い物と解く。その心は“まけない”」と言い終えたところで、全選手がリングに上がって3WAYタッグマッチへ。
本田、諸橋、竜の先発で試合開始。ポージングする諸橋の横で下段蹴りを出していく竜を投げていった本田。本田は諸橋に組み付こうとするが、すっごい滑るのでなかなか掴めない。フロントダブルバイセップスやモストマスキュラーで本田を威嚇した諸橋。続いて福田が飛び込んでくると小笠原が上段蹴りで蹴散らし、マッチョには手刀を落とす。
だが、そこに諸橋が入ってきて小笠原と竜の正拳突きを受け止めると、ダブルラリアットで吹っ飛ばす。だが、背後から福田が裸絞めで捕まえる。“落ちる”のを踏ん張った諸橋は変なおじさんから福田をファイアーマンキャリーで担ぎ上げると、マッチョのかけ声に合わせてスクワット。
続いてマッチョがリバースのインディアンデスロックに捉えると、諸橋が腕固めで合体。そこに竜が六法全書で殴打していくが、福田の大外刈りから本田が鮮やかにな背負い投げで投げてから腕十字。これで竜からギブアップを奪って勝利。勝った柔道コンビは一礼してからリングを降りていった。
第2試合
菊田が中津に詰め寄っていくと、中津は目を合わせずに突き飛ばす。三富は和樹に握手を求めるが和樹は無視して先発で出て行く。中津と腕の取り合いから互いに譲らず一旦距離を取る。和樹は組み合うと自軍のコーナーに沿い込んで菊田にタッチ。
サッカーボールキックを叩き込んだ菊田だが、すぐに立ち上がった中津はサッカーボールキックをお返し。そこから自ら座り込んで背中を向けると菊田がサッカーボールキック。菊田も座り込んで背中を向けると、中津はサッカーボールキック。菊田がさらにサッカーボールキックを叩き込むと、中津は三富にタッチ。
ヘッドロックで絞め上げた三富をロープに振った菊田は三富のショルダータックルを受け止めるが、三富はカウンターのドロップキック。タッチを受けた中津だが、菊田はボディスラムで叩き付けてから和樹にタッチ。重たいサッカーボールキックを叩き込んだ和樹はエルボーで中津を吹っ飛ばすと、さらに背中を蹴り飛ばす。
さらに菊田がサッカーボールキック2連発を叩き込むと、和樹が「お前は蹴り方が違うんだよ」と言ってから見本を見せるように強烈なサッカーボールキック。菊田もサッカーボールキックをもう一度叩き込んでから、さらにミドルキック。
和樹が「来い、コラ」と挑発すると中津はエルボー。しかし和樹もエルボーを返していく。中津はさらに強烈なエルボーを打っていくが、和樹もエルボーからヘッドバットで中津をダウンさせる。そこから豪快なブレーンバスターで投げた和樹だが、三富がカットに入る。松井レフェリーを再三「ゴリラ」と呼びながら相手コーナーをチェックするように要求する和樹。
中津も和樹のスリーパーをどうにか脱出してドロップキックを返すと、ようやく三富にタッチ。ランニングエルボーを和樹に叩き込んだ三富をエプロンから菊田が羽交い締めにする。しかし三富は和樹のエルボーをかわして菊田に誤爆させる。
和樹に串刺しエルボーを見舞った三富は顔面ウォッシュを狙ったが、蹴り脚をキャッチした和樹は押し倒して蹴り飛ばす。タッチを受けた菊田は串刺しドロップキックから座り込む三富に串刺し低空ドロップキック。さらにフィッシャーマンバスターで叩き付けてからミドルキック。だが、蹴り脚をキャッチした三富は張り手からフットスタンプ。
タッチを受けた中津は串刺しジャンピングエルボーからサッカーボールキック。予告付きブレーンバスターを狙った中津だが、菊田が逆に投げようとする。後方に着地した中津はライダーキックを叩き込む。
そこからエルボーの真っ向勝負。10分が経過し、中津がミドルキックにスイッチすると、菊田も蹴り返す。額をくっつけて睨み合うとお互いにミドルキックを蹴り合う。中津が張り手からハイキックを叩き込むと、倒れず我慢した菊田もハイキックを返してダブルダウン。
どうにか両者タッチすると、和樹が三富に串刺しレッグラリアットから顔面ウォッシュ。
だが、2発目をかわした三富は延髄斬りからコブラツイスト。菊田がカットに入ろうとするが、中津が飛び付き腕十字。三富と中津は和樹に対して連係攻撃を繰り出す。しかし三富のショートレンジラリアットをかわした和樹はビクトル投げからアンクルホールド。リング中央で決まったが、どうにか菊田を振り切った中津がカット。
三富は和樹の蹴り脚をキャッチして張り手。和樹も張り手を返すと、三富は逆水平チョップ。和樹はエルボーで応戦していくが、三富はショートレンジラリアットでなぎ倒すと、ブレーンバスターの体勢に。だが、踏ん張った和樹はドラゴンスクリュー。さらに座り込んだ三富の胸板を蹴り飛ばした和樹はアンクルホールドを極めて、リング中央まで引っ張ってくる。これで三富はタップアウト。
和樹は勝ち名乗りを受ける腕に唾を吐いて松井レフェリーを睨むが、松井レフェリーは反対側の腕をあげる。菊田は中津にシングルマッチを要求してから握手を求めたが、中津は応じるとみせかけてスカすと、和樹に向かって中指を突き立てた。
第3試合
ポンポンを持ったチェリーと一緒にトマトマダンスを踊ってみせた梶。梶のガウンを丸めて作ったトマトを蹴り飛ばしたHAYATA。梶とHAYATAの先発で試合が始まると、まずは腕の取り合いから梶がヘッドロックでグラウンドに持ち込む。これをHAYATAがヘッドシザースで切り返したところで両者タッチ。
チェリーがヘッドロックに捉えると、美央はロープに飛ばそうとするが、チェリーは髪の毛を引っ張って阻止。だが、美央がチェリーを突き飛ばすとエプロンからHAYATAがハイキック。
さらにHAYATAに飛び付いた美央をチェリーの上に叩き付ける。しかしチェリーもソバットから顔面への低空ドロップキック。さらにポンポンを顔面に擦りつけたり、投げつけたりするチェリーに梶は「どういう使い方するなよ! 子供が泣くよ!」と猛抗議。タッチを受けた梶は美央にカウンターエルボーからチンロック。
「やめて、私、首が悪いの!」と訴える美央だが、梶が同情するとチェリーが入ってきて梶の首にタオルを巻き付けて、さらに梶を引っ張る。悶絶する美央に対して、トマトパーカーを投げつけたチェリーは梶を呼び込んで「フルーツトレイン!」と叫ぶ。
しかし梶は「僕、野菜! ベジタブル!」と抗議。美央が近づいていくと、2人が蹴りで迎撃。倒れた美央に「トマト爆弾!」と叫んで梶を叩き付けたチェリー。しかしHAYATAもエプロンから梶を蹴り飛ばしていき、そこに美央が619。さらにミサイルキックを発射したHAYATAはチェリーに延髄斬り。
ロープワークでスピードをあげたHAYATAは梶にハンドスプリング・レッグラリアットを叩き込むと、コーナー二段目を蹴り上げてのムーンサルトプレスを投下。さらに美央が「この腐れトマト!」と叫びながらエルボーを打ってからフロントキック。
だが、梶もブレーンバスターを狙う。これを背後に逃れた美央はクモノス(=飛び付き式卍固め)から回転エビ固め。しかし美央のエグ蹴り(=バズソーキック)をキャッチした梶は延髄斬り。ここでHAYATAとチェリーがリングインすると、チェリーはボディブローからアームドラッグ。
そこに梶が入ってきて連係攻撃を決めると、チェリーはダブルリストアームサルトで投げていく。しかし美央がエプロンからうまくアシストし、梶とチェリーをまとめて女郎蜘蛛(=ぶら下がり式首4の字固め)で捕獲すると、そこにHAYATAがドロップキック。
しかしHAYATAのムーンサルトプレスをチェリーがかわすと、梶がミサイルキック。さらにチェリーの熟女でドーンから梶と低空ドロップキックを同時発射。そしてチェリーがチェリトーン・ボムを投下するが、カウント2で美央がカット。ならばとブリザードを狙ったチェリーだが、HAYATAは防御。
そして美央が梶を投げつけると、HAYATAのアシストを受けて美央がスイングDDT。そこからHAYATAはチェリーにトラースキックを叩き込む。カウント2で返したチェリーだが、HAYATAは美央の得意技である土蜘蛛(=首4の字固めに捕らえた状態からの丸め込み)を決めて3カウント。
マイクを持った美央は「今日がHAYATA兄ちゃんとタッグを組める最後でした。相手が不穏なチーム過ぎてちょっとアレだったんですけど、最後にお兄ちゃんとタッグを組めたのがとてもよかったです。お兄ちゃんとは腹違い、種違い、全部違うからイコール他人です! 他人なのにもかかわらず義兄弟をやって、こういうふうに自分にたくさんのいい思い出を作らせてくれてありがとうございました! 良かったらお兄ちゃんはこのまま土蜘蛛を使っていってください。男子の人にあげるのは一人です。お兄ちゃんだけ私から土蜘蛛、プレゼントです。本当にありがとう」と、義兄弟タッグを組む機会のあったHAYATAに土蜘蛛をプレゼント。
シャイなHAYATAはそのまま引き上げようとするが、美央からマイクを受け取ると「えー……いろいろ言いたいことありますが、ひと言、ありがとう!」とHAYATAらしいマイクに美央も思わず笑顔になった。
第4試合
リング中央に有刺鉄線バットが置かれた状態で、まずはユニオン組が入場。そこから会場の端に移動して待機する。続いてキングレギオンが登場し、こちらも反対側に移動。10秒前からカウントダウンするが、3秒前でSAGATが走っていってしまい有刺鉄線バットを手にする。
しかし風戸が追いかけていってエルボーの連打で有刺鉄線バットを奪い取ることに成功。場外ではFUMAと石川がやり合い、SAGATが久保を客席に投げつける。FUMAはイスで石川を攻撃していくが、怒った石川はFUMAを客席に投げつける。
久保もイスでSAGATを殴打すると、空き缶を持って頭部を殴り倒す。FUMAと石川がイスを持ってリングに戻りチャンバラを始める。FUMAのイスを吹っ飛ばした石川だが、FUMAはソバットを叩き込むと、コーナー二段目からダイビング・ニールキックを叩き込む。しかし石川も走り込んできたFUMAにイスを投げつけ、再び場外へ。
リングでは久保がイスを振り上げるが、かわしたSAGATが自らの首に結び付けられたチェーンを使ってチョーク攻撃。さらにチェーンで久保を殴打したSAGATは、チェーンを振り下ろす。
これをかわしてロープに絡ませた久保は、ドラゴンスクリューからチェーンをSAGATの股下に通して急所攻撃。さらにチェーンで絞首刑にしていく。テイオーは風戸の額を叩き割り、そこにナックルを振り下ろす。しかし風戸も串刺し式エルボースマッシュを返すと、コーナー二段目からミサイルキックを発射。
これをかわしたテイオーはイスで風戸の額を殴打すると、倒れた風戸の首にイスを突き立てる。さらに有刺鉄線バットを額に押し当てていったテイオー。さらにSAGATが抑え付けた風戸にFUMAがベースボール・スライド(=スライディング式ドロップキック)。
そしてSAGATが額の傷に噛みつくと、テイオーが背中に有刺鉄線バットを押し付ける。石川と久保をリングに上げさせない作戦のキングレギオン。ロープに振った風戸をテイオーが有刺鉄線バットで殴打。風戸も何とかキングレギオンの3人にエルボーで向かっていくが、テイオーが滞空時間の長いブレーンバスター。
カウント2で返した風戸だが、テイオーは有刺鉄線バットを両足の間に入れての足4の字固め。そこにFUMAが首4の字固めで合体するが、石川がどうにかカットに入る。だがSAGATがチェーンを首に巻き付けると、ロープの外に投げ出して絞首刑にしていく。
これも石川が辛くもカットしたが、FUMAが石川を場外に投げ出す。テイオーが有刺鉄線バットで石川を殴打すると、SAGATはイスえ風戸を殴打。風戸がリングに戻したキングレギオンだが、絶叫した風戸はエルボースマッシュで反撃。だが、3人を相手にしては圧倒的に分が悪い。
FUMAが蹴りでコーナーに押し込むと、SAGATが張り手で挑発。そこからブレーンバスターで投げると、間髪入れずテイオーが逆エビ固めに捉える。だが、石川がFUMAを持ち上げ、そのままテイオーに投げつけてカット。
うつ伏せにされた風戸にテイオーは、背中に有刺鉄線バットを押し当てながらの弓矢固め。さらにキングレギオンはトレイン攻撃を狙ったが、SAGATの突進をかわした風戸はドロップキックでFUMAとテイオーを吹っ飛ばすと、イスを振り上げたSAGATにドロップキック。
15分が経過し、石川がSAGATに串刺しラリアットからイスの上へのサイドバスターを決めると、背中にイスを振り下ろす。これでイスが曲がってしまうと「戻せ」コール。曲がったイスをコーナーの間にセットした石川は、SAGATをコブラクラッチスイングで振り回してから肩口に担ぎ上げて突進。
だが、背後に逃れたSAGATは急所攻撃から突き飛ばしてイスに叩き付ける。倒れた石川の上に有刺鉄線バットを置いたSAGATはその上にセントーンを投下。さらにチェーンを石川の首に巻き付けたSAGATはその上からスリーパー。だが、バックドロップで切り返した石川は突進。
トップロープを下げて石川をエプロンに出したSAGATはスピアーを見舞って石川ごと場外に転落。リングには久保とテイオーが上がってきて、久保がマンハッタンドロップからDDTで叩き付けると、テイオーは逆さ押さえ込み。そこから両者回転エビ固めの応酬から丸め込みを次々に出していく。
そこからテイオーはミラクルエクスタシーを狙ったが、ヒザ蹴りでカットした久保はダブルスレッジハンマー。しかしのど輪で捕まえたテイオーはミラクルエクスタシーで叩き付ける。風戸がカットに入るとFUMAが襲いかかるが、ウラカンホイップで場外に追いやった風戸はケブラーダを狙う。
だが、足を掴んで場外に引きずり降ろしたFUMAは、エプロンからランニングロー。場外でテーブルをセットしたキングレギオン。その上に風戸を寝かせると、FUMAがリング上を奪取。しかし石川がエプロンに登ってエルボーで迎撃。FUMAを場外に引っ張り出した石川がテーブルの上にFUMAを寝かせると、風戸はコーナー最上段から場外にフロッグスプラッシュを投下してテーブルクラッシュ。
FUMAをリングに戻したユニオン組はトレイン攻撃。さらに久保のダイビング・クロスボディーから、ハーフダウンのFUMAに風戸がミサイルキック。カウント2でカットされたが、石川と久保がテイオーとSAGATを場外に連れ出す。その間に風戸がソバットからトラースキックをFUMAに叩き込む。だが、カウント2で返したFUMAはスライディングキックで風戸を倒すと、飛び込んできた石川にミサイルキック。
そこから風戸をエクスプロイダーで投げるとバズソーキック。だが、石川が入ってきてFUMAをぶっこ抜きジャーマンで投げ捨てる。さらに風戸もテイオーをローリングエルボーで吹っ飛ばすと、FUMAにエルボー合戦を挑む。
FUMAの首を抑えながらエルボースマッシュを連打した風戸は、FUMAのハイキックをかわしてスクールボーイ。さらにそこから連続で丸め込むがカウントは2。FUMAもレッグラリアットを返すと、ハーフダウンの風戸に有刺鉄線バットを持たせてのランニングロー。カウント2だとリング中央にイスの山を築いたFUMAは、その上に風戸を垂直落下式ブレーンバスターで叩き付けてから必殺のダイビング・ヘッドバットを投下して3カウント。
第5試合
メインではイサミの持つインディペンデントワールドジュニア王座に、元王者にして飯伏幸太らとこのベルトを争った円華が挑戦。YMZの米山香織と初日の出仮面が応援ツアーを組んできた甲斐あって、王者のホームにもかかわらず円華に大量の紙テープと声援が飛ぶ。
王者から握手を求め、円華が応じると両手でその手を握って頭を下げたイサミ。試合が始まると、まずはロックアップ。ロープに押し込んだ円華だが、ここはクリーンブレイク。もう一度ロープに押し込んだ円華だが、ポンと叩いてクリーンに離れる。
腕を取ってハンマーロックに捉えたイサミだが、前転して逃れようとした円華。イサミはなおもしつこく円華の左腕を取った固めていくと、そこから袈裟固めで捕獲。ヘッドロックで絞め上げたイサミだが、円華がロープに振っていくとイサミはショルダータックル。倒れない円華がショルダータックルでぶつかっていくが、イサミも倒れずに逆にショルダータックル。
円華をなぎ倒したイサミはエルボー。円華も胸板を打ち抜くような強烈なエルボーを返す。鈍い打撃音が響き渡るようなエルボーの打ち合いからイサミが振りかぶると、かわした円華。しかしイサミは低空ドロップキックで迎撃。
さらにドロップキックを叩き込んだ左足とは逆の右足にドラゴンスクリューを決めてから鎌固めに捉える。しかし円華も下からイサミの首をチンロックで締めていく。イサミは「ボディがガラ空きだ」とフェイント入りのボディブローからバズソーキック。ブロックした円華だが、イサミは八咫烏(=ガードされても間髪入れずもう一度放つバズソーキック)。
そこからランニングホームラン(=リング1周してからのランニングエルボー)を狙ったイサミだが、ヒザへの低空ドロップキックで迎撃した円華は「アウト!」と叫んでからイサミの左ヒザにまたも低空ドロップキックからレッグロック。だが、腕十字で切り返したイサミ。円華もそこからイサミの左足を持ち上げてマットに叩き付ける。
しかしイサミはヒザ十字固めで切り返すと、そこからカンパーナの体勢に。だが、前転した円華はヒザ十字固めで切り返す。ロープに逃れたイサミだが、円華はコーナー二段目からイサミの左ヒザにフロッグスプラッシュを投下。10分が経過し、円華が関節蹴りを叩き込むと、イサミもボディブローを返す。
しかし円華は立ち上がろうとするイサミの左ヒザに低空ドロップキックを発射すると足4の字固めへ。反転して形勢逆転したイサミだが、それを元の体勢に戻した円華。するとイサミは円華の左ヒザにヘッドバットを連打して脱出。
円華はボディスラムを狙うが、イサミは上げさせない。背後に着地したイサミは逆にジワジワ持ち上げるとブレーンバスターで投げていく。コーナー最上段からダイビング・クロスボディーを決めたイサミはアキレス腱固め。円華もアキレス腱固めで対抗するが、イサミは変形のナガタロックIで切り返す。これには円華も溜まらずロープに脱出。
円華はエルボーからミドルキックを放つが、キャッチしたイサミは高速ドラゴンスクリュー。しかし続く正調ドラゴンスクリューを押し潰した円華は、八咫烏をハンマーでブロックすると、ウラカン・ラナを狙う。しかしイサミは何とか防御。エプロンに出たイサミはスワンダイブを狙うが、突き落としたイサミはロープ越しのドラゴンスクリュー。
15分経過し、エプロンでブレーンバスターの体勢になったイサミだが、円華も逆に投げようとする。しかしイサミは円華のヒザにヒザ蹴りを叩き込むと、断崖式ブレーンバスターで叩き付ける。場外に転落した円華だが、場外カウント19でどうにか生還。だが、待っていたイサミはリングに戻った円華のヒザにミサイルキック発射すると、ショーンキャプチャーを狙う。
これを押し潰した円華はキックアウトしたイサミにジャンピングキック。さらに走り込んでのハンマーを叩き込んだ円華はパワーボムの体勢に。これをリバースで切り返したイサミは飛び付きヒザ十字固め。リング中央でガッチリ決まったが、円華は必死にロープに手を伸ばす。
しかしイサミは軍鶏(=倒立させた相手への顔面蹴り)を叩き込むと、ダイビング・ダブルニードロップを投下。ガッチリとエビ固めで抑え込むが、円華はキックアウト。さらに勇脚・斬(=ランニング式勇脚)をかわしてドラゴンスープレックスで投げ捨てるとライガーボムで叩き付けるがカウントは2。ならばと完璧なランヒェイ(=高速雁之助クラッチ)を決めたがこれもカウントは2。
20分を経過し、「まどか」コールの中、コーナーを見つめた円華はボディスラムでイサミを叩き付けると、コーナーに登っていきシューティングスタープレスを投下。だが、かわしたイサミは勇脚・斬からハイキック。さらにロープに飛ぶが、円華はラリアットで迎撃。円華はランヒェイを狙ったが、これをフィッシャーマンバスターで切り返したイサミは、珍しくスライディング・ラリアットを叩き込むと、円華の後頭部に勇脚→正面から勇脚・斬を叩き込んで3カウント。
エンディング
まさしく激闘と呼ぶに相応しい一戦を終えたイサミから円華に抱きつくと、お互いに座礼して健闘を称え合う。そして握手を交わしたあとにお互い大の字に倒れ込んだ。ベルトを受けた取ったイサミは勝ち名乗りを受けると、円華にペットボトルの水を飲ましてから自分も一口飲み、そしてマイクを持って「円華さん、最高っす。何か自分の中でも昔、KAIENTAI DOJOでデビューした頃とか実は1回だけシングルやってるけど、僕はあれはプロレスじゃないと思っているし、米山興行とかでも1回ありましたけど、時間切れ引き分けだったし。僕はねこのベルトかけて円華さんと試合するの夢だったんですよ。ありがとうございました」と言うと、円華と握手。観客からは惜しみない拍手が起こる。
円華は「イサミ覚えているかな? 分からないけど、イサミがKAIENTAI DOJOに入門してきたとき、まだ自分は17歳、イサミはハタチ! その頃に初めて出会って、KAIENTAI DOJOでまぁ修行してたんだけど、あの頃はねお互い出来が悪くて(苦笑)、覚えてるかな? お互い出来が悪くてさぁ、『お前はダメだから後輩の教育係にする』なんて言われてさ。(TAKAみちのく)代表に言われてさ。そう、いつも練習終わって食事のあとに自分とイサミも含め、後輩たちとミーティングしたりしてワイワイやってたね。あの頃からさ2人とも先輩には怒られ、同期にもナメられ、代表にも見捨てられて、そんなことをしてた2人がね、いつか見返してやりましょう。すげーレスラーになって見返してやりましょうって言ってたの覚えてる? そんな2人がいまひとつの団体のメインイベントでタイトルマッチを闘える、こんな幸せなことない。プロレスやってて最高によかったです! ありがとう!」と言って座礼。
またも観客から惜しみない拍手と歓声が贈られると、円華は声援と「まどか」コールを受けながら引き上げる。そこにSAGATが入ってきてイサミに襲いかかるが、イサミは「邪魔するな!」とばかりにSAGATを場外に放り出すと、FUMAが「おい、木高イサミ。素晴らしいタイトルマッチだったなオイ。あんたが持ってるそのベルトも歴史ある素晴らしいベルトだよ。俺もファンの頃からそのベルトのタイトルマッチは幾度となく見てきたよ。でもな、ここはユニオンプロレスなんだ。俺はこのユニオンMAXの王者として他の者がメインイベント張ってんのは、やっぱ気分がよくねえんだよ。認めるわけにはいかねえだよオイ。それにな今日のあんたの試合見て思ったよ。俺もやっぱりあんたをもう一回しっかり倒さないと、このベルト(=MAX王座)のチャンピオンとして納得できねえなと。だから、どうだよオイ。もう一回、この俺とこのユニオンMAXのベルトかけて闘う気はないですか?」と王者からイサミを挑戦者に指名する。
それを聞いたイサミは「普段からリスぺクトだ何だとガタガタ言いやがってな。『そのベルトは確かにファンの頃から見ていたいいベルトだと思うよ』…だと? オイ、ここにいるファンの方がよっぽどプロレスもベルトもリスペクトしてるよ。オメーはなファン以下だバカヤロウ。俺がそのベルト、必ずお前の腰から引っ剥がしてやるよ。キングレギオン・FUMA……誰が本当のキングなのか。代表、数少ない仕事のひとつです。8月30日にやらせてください」と直訴。
数少ない仕事と言われ、思わず「うるせーよ」と苦笑いしたスーザン代表だが、「いいよ!」と8.30新宿FACE大会でFUMAvs.イサミのユニオンMAX戦を決定。それを聞いたイサミはFUMAに詰め寄ると「以前ならお前にリスペクトがねえからってな、この場で俺は去ったところだけどな、今日メインでベルトを防衛したのはこの俺だ。俺にリスペクトがあろうがなかろうが、お前は帰れ」と言い放つ。FUMAは「その生意気な口をな、きっちりタイトル防衛して黙らしてやるからオイ。おい、スーザン! あんたはまだしばらくは代表なんだろオイ。あんたに俺に対するリスペクトがないせいで、俺とあんた、こんな関係になっちまったけどな、あんたは俺のことをデビュー当時から見てくれた身近な人の一人なことは確かだ。そのあんたがこのユニオンのリングから去る前に、もうちょっとあんたにもリスペクトさせたいと思ってな。ちゃんとタイトルマッチ組んどけよ! それだけだオイ!」と吐き捨てて引き上げていった。
キングレギオンが去っていくと、イサミは「最後のは、何が言いたかったんだ……。それまでは珍しくまともなこと言ってると思ったら、最後に支離滅裂なこと言いやがって。やっぱりお前にベルトは任せておけない!」と言うと、ユニオン戦士にリングに上がるようなことを言ってから「いくぞー! いくぞー! いくぞー! いくぞー! 3、2、1、いくぞユニオーン!」で締めくくった。
<試合後コメント>
FUMA
「おい、俺が思ってるのは、さっき、リング上で言ったとおりだ。今日、木高イサミと円華のタイトルマッチ見て、それから、まだ他のユニオンの連中とこうやってあたってみて、思ったことだけどやっぱり、木高イサミはもう一回な、しっかりと倒さないと、俺の中でもベルトのチャンピオンとして、納得がいかねーから。おい次の新宿FACE大会で、キッチリ木高イサミ倒して、あいつにもしっかりリスペクトさせてやるよ。俺からは以上だ」
――最後スーザン代表にも認めさせるという言葉もありましたが。
「まあ、スーザンと俺も、今となってはよ、まあ代表に、俺に対するリスペクトが少ないおかげで、こんな関係になっちまったけど、この前なんだ?会見で代表辞任するというのは寝耳に水な話だったけど、やっぱ、あの人は俺のことをデビューから見てきた人間の一人であることは変わりないから、あいつが辞任する前にこのFUMA様をリスペクトさせて、辞任してもらいたいと思ってる。そのためにも、イサミしっかり倒したらスーザンもリスペクトすんだろ。そういうわけだ」
円華
――イサミ選手とのインディペンデントジュニア戦、負けてしまいましたがいかがでした?
「この大一番に対する経験の差ですかね? イサミはシングルが二回目ですかね? 前回は10分しかなかったんで、今回は初めてと言っていいぐらい初めてのシングルで、まあ、ちょっとその経験の差ですかね? 焦っちゃった所がありますかね。まあ、後はリング上で言ったとおり、あの時プエルトリコで出会って、まさかね、こんな形で二人でタイトルマッチをするなんて思ってなかったんで、感慨深いですね。まああの頃の自分に言ってやりたいですね。プロレス続けてったらこういうこともあるよって、あの頃のイサミと僕に。僕はイサミほどの大きな挫折は経験してないですけどね、すごい大きなレスラーになったなと思います」
――シューティングスタープレスなどここ一番の技を出してましたが。
「そうですね! あれ何年ぶりですかね? 僕ほんと覚えてないですけど…5年以上はやってないですね。特別今日のために練習をしてたわけではなく、もう最後畳み掛けてランヒェイ決まった時点でこれは獲った! ベルト獲った〜って思ったんですけど、返されちゃったらもう後ないと思って、僕できる事ないですよ。ランヒェイ返される事自体そんなないですから、その後のことまで考えてくれないと、アレが決まったらもう返されるわけないって、そこまでの自信を持ってやってるんで。それ返されちゃったらヤバいと思って、自分にも何があったって。その…それがあったせいっていうのもあったんですけど、それで思考がフル回転させてたんですけど、次何をしよう何をしよう、次何があるんだって思った時に、ちょっとそこで、一瞬間ができてしまいましたね。もう行くしかないって思った時には遅かったんですね。もう、イサミにちょっと余裕を与えてしまったのが、やっぱり不味かったかなと思います。まだまだ、ちょっと安心しましたね、まだまだできるんだなって思って」
――王者のホームとは思えない円華選手への大歓声でした。
「そうですね、サクラの皆さんがいい仕事してくれました。一人ずつ僕がチケット(渡して)来てね来てねって(笑)。これは冗談ですけど、まあ仲間である米山香織、そして初日の出仮面が何も言ってないのに『円華応援ツアーやるから。ダメッて言っても行くから』って、すごい応援団集めてくれて。僕がこういう天邪鬼な所があるのでいいよって(言ったんです)。そんなのいいよって思ってたんですけど、ああやって大声援で後押しされて、すごい助かりました。ちょっと人間らしい心を取り戻しました、(YMZの)おかげで。もう少し素直に生きていこうと思います」
――もう一度イサミさんと再戦?
「もう、悔しいんで。後輩にやられっぱなしだと悔しいんで、イサミはね、あいつはずっと持ってますよあのベルト。そうそう落とさないですよ。今日確信しました。だから、イサミからベルトを獲るのは俺しかいないとわかったんでね。まだ若いなと思って、自分もああいう試合ができるんだと思って、ちょっと自信になりました。結果はまあ、どうであれ、今日の試合でまた一つ大きなレスラーとしての自信を身につけたので、次は負けないです。次は絶対勝つ」
木高イサミ
「ボロボロですね。やっぱ、やっぱりね、円華さんとやりたかったですね。どうしてもいい試合したかったし、どうしても勝ちたかったですね。どうでしたか?」
――双方気持ちが入っていたのか、熱い試合でした。
「嬉しかったですね。最後のマイクでも、あんまり円華さんってあの、口を開いてくれないというか自分の思ってる事を、思ってるんだろうけど口に出してくれなかったんで、今日はああやって言ってもらったんで、なんか、純粋に涙が出ちゃいましたね、嬉しくて」
――シューティングスタープレスも出させました。
「いつぶりだろう?」
――本人は5年ぶりと言ってました。
「いや、ね? 5年ぶり6年ぶりの高難度な技を出して、勝とうと、僕に勝とうとしてくれたのが嬉しいですね。それはこのベルトもあるでしょうけど、円華さんと言ってたように、色んな先輩や同期から落ちこぼれ落ちこぼれって言われてて、ユニオンのメインで、ようやくこうやって二人で試合ができるんだなって、嬉しかったですね」
――円華選手はインディージュニア、イサミさんがずっと持ってるだろうと言ってましたが。
「そうですね、なんかやっぱり復活した時のインディージュニアって、飯伏幸太と円華から始まったし、僕と円華さんはコレが始まりだと思うんでまだまだ。出会って何年だ? 2000年ぐらい、2001年か? もう14年ですか? 14〜5年になりますけど、ようやくこれでなんか、初めて二人の仕事で白黒ついたと思ってるので、これがスタートで、僕がずっと持ってれば絶対また、今日を越えるぐらいのすごい試合と、負けないですけどね、すごい試合と楽しい事ができるんじゃないですかね?」
――試合後にはFUMA選手が来て、8月30日のユニオンMAXのタイトルマッチ決まりました。
「特殊……ではないか。普通にシングルやって負けて、タイトルマッチやって負けて、さすがに三連敗したらさすがに諦めの悪い諦めの悪いって言っててもぐうの音も出なくなっちゃうんで、やっぱ今回もしっかり取りたいですね。スーザンさん笑顔で送るために、僕がなんとかしないとって気持ちは強いです」
――ニ連敗してるから余計そういう気持ちがあり、プラスしてスーザン代表の辞任もありますが。
「実際、強いっていうか卑怯にしろ結果として勝ってるからな。そういう部分ではやはり、そうっすね、なんかそこは言い訳にはならないっすよね。結果としてもう、結果だけ見た人からしたら内容見てなかったらわからないんだからね、FUMAにマルがついて僕にバツがついてる。それが乱入があろうがなかろうが、僕の負けは負けだし、次は、入ってくるんだろうけど、想定した上でキッチリ、木高イサミにマルがつくように、二重丸つけてやりますよ」
――このインディペンデントジュニアのベルトに関しての立役者として円華選手の他に飯伏幸太選手の名前も出ますが、いつかこのベルトをかけて飯伏選手と闘いたいという思いはありますか?
「ありますけどあいつヘビーですからね(苦笑)。ジュニアじゃないからね、それが無理っすよね。でも夢の中には入ってますもちろん。歴代やってきた人もそうだし、なんか色んな人とやりたいですよね。インディージュニアって名前じゃないですか。ほんと色んな人とやりたいですね。色んなところで色んな団体と」