タマ・トンガがWWEに電撃登場!ローマン・レインズ率いるブラッドラインに加入!
日本時間13日、ABEMAにて『WWE SMACKDOWN』が放送。今年1月に新日本プロレスを退団したタマ・トンガがWWEのリングに電撃登場を果たした。
WWEは、今年1月にザ・ロックが電撃復帰を果たしてから大きく揺れた。
ロックはコーディ・ローデスとの抗争のさなかにローマン・レインズ率いる【ザ・ブラッドライン】に加入。アノアイ一族の“血の絆”を以てWWEを支配しようとしてきた。
しかし、今年のレッスルマニアではコーディがレインズを制して悲願の統一WWEユニバーサル王座を戴冠。1300日以上に渡るレインズの長期政権を終わらせた。
さらに、同大会ではブラッドラインのジミー・ウーソが双子の弟であるジェイ・ウーソに敗北。ロックもWWEのリングから離脱することを表明し、ブラッドラインは危機に陥っていた。
この日、ブラッドラインのジミー・ウーソ&ソロ・シコアがポール・ヘイマンを連れてリングに登場。
ヘイマンが大演説をぶってレインズの復活を予言していると、ソロはこれを遮り「ここでは勝敗が全てだと言ったな?負けたらそれ相応の結果が待っているとお前は言った。じゃあ、結果に伴った変化が必要だ」とジミーに詰め寄っていく。
うろたえるジミーに対し、ソロは「お前は俺の兄弟だ。大好きだ」と抱きしめる。
拍子抜けしたジミーが笑みを浮かべて応えていると、その背後から謎の人物が突如襲撃。その正体は、今年1月に新日本プロレスを退団したタマ・トンガであったことが判明する。
その後、ソロが指示を出す形で2人でジミーを袋叩きに。タマが人差し指を天に突き上げるブラッドラインのポーズを取ると、場内は大歓声に包まれる。
ヘイマンは「“一族の長”はこんなことは望んでいない!」とうろたえるも、ソロがにらみを効かせるとすぐに追随。ソロはジミーの顔面にイスをセットした上で「愛してるぜ」とサモアン・レッキング・ボールを叩き込んでKOした。
タマはかつてWWFやWCWで活躍したキング・ハクの養子。
サモア系のアノアイ一族とトンガ系のハク一族は昔から友好関係を築いており、ロックは自身のFacebookでハクのことを“アンクル・トンガ”と呼ぶなど家族としての意識も強く持っている模様。
タマはこのブラッドライン加入を「“一族の長”の命令だ」と語っており、正式に承認されたものであることは間違いない。ブラッドラインに“家族”として受け入れられたタマがWWEのリングでどんな活躍を見せてくれるのか。今後も注目していきたい。