世界の子供を泣かせた大悪党のザ・ロックが傷心?「こういうのは流石にロック様の心にもグサっと来る」

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

 日本時間2日、ABEMAにて『WWE RAW』が放送。大悪党と化したザ・ロックがオープニングからエンディングまで放送を支配した。

 現在のWWEは、ザ・ロックの復帰によって大きく揺れている。
 ロイヤルランブルを制したコーディ・ローデスは、ロックにローマン・レインズの持つユニバーサル王座への挑戦権を譲渡。この展開に対して世界中のファンがブチ切れると、絶大な支持を得たコーディは譲渡を撤回して改めてレインズへの挑戦を主張。これをトリプルHも認めたため、この“ロック騒動”は収束したかに思われた。
 しかし、世界中のファンを敵に回したロックは“悪のオーナー”を感じさせる大ヒールへ転身。“血の絆”を以てレインズ率いる【ザ・ブラッドライン】に加入し、WWEをアノアイ一族で占領しようとしている。

 その後のWWEでは、ザ・ロック&ローマン・レインズとコーディ・ローデス&セス・ロリンズの抗争劇が激化。
 レッスルマニア1日目にはこの4人でのタッグマッチが行われ、この試合でコーディ&ロリンズが勝った場合はレッスルマニア2日目の王座戦にブラッドラインが一切介入しないことを約束。逆に、ロック&レインズが勝った場合は王座戦がなんでもアリの“ブラッドラインルール”で行われることになった。

 決戦に向けてマイクで煽り合う形での前哨戦が激化していく中、前回のRAWではついにブチ切れたロックがコーディを襲撃。大雨降りしきる夜の駐車場でロックがコーディを大流血させてKOするエンディングには世界中から悲鳴が上がった。

 この日のオープニングでは、大歓声&大ブーイングが起きる中でロックが登場。
 ロックはコーディの醜態を嘲り笑うも、「貴様らのリアクションの中でロック様が動揺してしまうものがいくつかあった」とWWEファンがSNS上にアップしたいくつかの動画を紹介。コーディがやられてしまった姿を見て恐怖と悲しみで泣き叫ぶ子どもたちの姿が会場スクリーンに映され、場内はロックへの大ブーイングで満ちる。

 これを受けたロックは「こういうのは流石にロック様の心にもグサっと来る……。ロック様にも自慢できる3人の娘がいる。だからあのような小さい子たちが泣くのを見ると悲しいんだ」とショックを隠しきれない様子。

 しかし、その後は「先週泣いてしまった子供の父母に告げる!そこのを今すぐテレビの前に座らせろ。ロックおじさんがこれからありがたい言葉を送ってやるからな。人生にはな、やらなければならないときがあるんだ。誰もがやらなければならないんだ。時には関係ないことに首を突っ込んでくる奴も現れる。時には戯言をほざくXXXX野郎も現れるんだ!もちろんコーディ・ローデスをのことだ!だからロック様はあのクソガキを叩きのめさねばならん!何度でもな!」と世界中の子供たちにトップファイターとしての人生訓を授けた。

 その後、リング上にレインズ率いるブラッドラインの面々が登場して演説を開始すると、観客席からロリンズが現れて舌戦を展開。
 ロックの大岡裁きにより、この日のメインイベントでセス・ロリンズvsソロ・シコアのシングルマッチがブラッドラインルールで行われることが決定。


 この試合が復帰戦となるロリンズはソロの入場を待たずトペ・スイシーダで奇襲。
 場外戦でもイスを使ったラフファイトで優位に試合を進めるが、ソロがテーブルへのサモアンドロップを見舞って一気に逆転。しかし、ロリンズは折れること無く場外戦でスチールステップを投げつけて再逆転。テーブルへのパワーボムから必殺のストンプが決まり、決着したかに思われた。
 しかし、この試合は“なんでもアリ”のブラッドラインルール。突如ジミー・ウーソが飛び込んできてスーパーキックでロリンズをKOして試合は終わった。

 その後、ロックが現れてさらにロリンズを痛めつけようとするが、さらにそこへコーディが飛び込んできてロックと殴り合いを展開。コーディ&ロリンズが2人でロックをテーブルに叩きつけ、コーディがテーブル上で掟破りのロックボトムを狙う。
 しかし、ここでレインズがロックを救出しコーディをスピアーでKO。さらにロックがベルトで2人を打ち据えてお仕置きした。

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

関連記事

サイト内検索

日別

2024年11月
« 10月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

月別

ページ上部へ戻る