「諏訪魔さんと石川さんの間に生まれた子になりたいッ!」推しへの愛が重すぎる全日本プロレスLOVE女子がプロレスラーとなり大号泣で尊み暴走大巨人!

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 28日、東京都・新木場1stRINGにて『Evolution新木場大会 #10』が開催。Evolutionの生え抜き第4号・ソイが待望のデビューを果たした。

 昨年3月に生え抜き選手3名とともに旗揚げしたEvolution(通称:Evo女)。全日本プロレスとは資本的な繋がりはないものの業務提携はしており、諏訪魔&石川修司がプロデューサー&コーチを務めて女子選手を育成してきた。
 みっちりと基礎を固めてからデビューしたZONES(ぞねす)、Chi Chi(ちーちー)は全女時代から生きるベテランたちからも高い評価を受けており、デビュー1年目にして他団体に引っ張りだこ。Chi Chiは数多の強豪を下して夏すみれから“Yシャツクイーン”の座を禅譲され、ZONESはセンダイガールズ主催の新人トーナメント『じゃじゃ馬トーナメント』で優勝を果たすなど新興団体にも関わらず女子プロレス界で確かな存在感を発揮している。

 昨年10月にサニーが先天性の脊柱管狭窄症が発覚し引退したことで所属選手が2人になってしまったEvo女だったが、今大会で待望の新人・ソイがデビュー。
 ソイは師匠や先輩からは「ソイくん」と呼ばれるボーイッシュな風貌をしており、車やバイクなどの乗り物やサンダーバードが好きだという無骨な趣味を持つとともにカエルが好きだという意外な一面も。
 デビューが決まったソイはSNSにて「私はプロレスが大好きです。全日本プロレスさんのプロレスが大好きです。お師匠はデカく太く強く怖く、自分のなりたいレスラーそのものです」「お師匠の諏訪魔さん、石川さんのような、デカく太く強く怖いレスラーになれるよう精進いたします」とその意気込みを語っていた。

 この日は早速ソイのグッズやTシャツを身に着けた応援団が駆けつけ、新木場は久々の満員に。


 ソイのデビュー戦は、日高郁人の愛弟子である青木いつ希とのシングルマッチ。
 ソイは気迫を全身にみなぎらせながらエルボーを猛連打していくが、青木はニコニコ笑いながらすべてを受け止めた上で強烈なエルボー一発でなぎ倒し格の違いを見せつける。
 それでもソイは折れること無く吶喊し、愚直なまでのエルボー猛連打からセントーンや逆エビ固めなど体格を生かしたパワーファイトで必死に食い下がる。
 しかし、青木の笑顔を崩すには至らず。ソイのすべてを受け止めた青木が後頭部へのランニングダブルニー、腹部へのダブルニードロップ、ダイビング・ボディプレスと連撃して3カウントを奪った。

 大会エンディングでは、改めてソイがリングに上ってファンに挨拶。
 様々な思いが去来して大号泣のソイは、「すぅぅぅ、諏訪魔さんと石川さんが大好きでェ!好きでェ!そのお2人が立ち上げられる女子プロレスがあるということで、去年の3月のEvolution旗揚げ戦にチケットを買って見に来ていました。女子プロレス見るのは初めてで、今までプロレス見てて思ったことなかったんですけど、『自分が今リングに立ったらどんな風に動くか』とか、『どういう風に闘うか』って考えてしまって。『この気持ちなんだろ』って思ったまま会場出たらEvolutionのHPの新人募集のページから連絡してました!それで、あの、面談に現れた諏訪魔さんと石川さんは、もう、こぉ~んなに大きくてェ、本当にカッコ良くてェ!デカくてぇ、太くてぇ、強くて怖いレスラーになりたいって、本当にそう思って!そして諏訪魔さんに『プロレスって痛いからみんなすぐ途中で辞めちゃうんだけど頑張れるか?』って聞かれて、『プロレス好きなので頑張ります!』って答えたら、諏訪魔さんが『じゃあ一緒に頑張ろう!』って言ってくれてェ……!本当にその言葉があったから、もうそっから『イジメなんじゃないか?』ってくらいツラい、ボコボコにされる日々が始まるんですけど、本当にその言葉1つで自分は頑張ってこれてェ……本当にポンコツでなにも出来ない自分を見捨てずにご指導くださったお師匠と、それからご自身の試合も練習もいっぱいあるのに、『ソイくんが出来るようになるまで何回でも付き合うよ』ってずっと練習に付き合ってくださったサニーさん、Chi Chiさん、ZONESさんのおかげで今このリングに立てて、そしてなにより今日のご声援があったから……途中で諦めずに頑張ることが出来ました!本当にありがとうございましたァッ!」と、諏訪魔&石川への尊みが大爆発したマイクで大歓声を浴びる。

 そして、泣きすぎて理性のタガが外れたソイからは「自分は本当に今は弱いんですけど、カッコ悪いんですけど、本当にいつかはお師匠の諏訪魔さんと石川さんの間に生まれた子みたいな……自分でも何言ってるか分からないですけどォ!とにかく自分はそういうバケモノの子に自分はなりたいと思ってますのでェ!これからも応援よろしくお願いします!」というあまりにも愛が重すぎる言葉も飛び出し、これを会場後方で聞いていた諏訪魔は大爆笑。
 試合のクオリティはもちろんのこと、人間関係や内部の雰囲気の良さ、ファンの暖かさなど、Evolutionが持つ魅力が凝縮した大会となった。

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