“新生”飯野雄貴がバーニングに電撃加入! 「D王で戦ってから、遠藤さんと組んでみたかった」
DDTプロレスが1月5日、東京・新宿FACEで『Sweet Dreams!2024 TOUR in SHINJUKU』を開催した。一人での戦いが続いていた“新生”飯野雄貴が遠藤哲哉率いるバーニングに電撃加入した。
飯野はフェロモンズ解散後、フェロモン、セクシーを抜くため施設に入った。昨年11月26日に後楽園ホールで開幕した『D王 GRAND PRIX 2023』から戦線復帰し、どのユニットにも属さず戦ってきた。一方、バーニングは同年12・17八代を最後に秋山準が離れ、高鹿佑也は左ヒジの負傷のため長期欠場。リーダーの遠藤と岡田佑介の2人だけでの戦いをしいられていた。
この日、遠藤、岡田組は佐々木大輔、KANON組と対戦。1・3後楽園でのバックステージで佐々木は遠藤をダムネーションT.Aに勧誘。遠藤は「アイツの言うこともわからなくもない」と揺れる胸中を吐露していた。試合は岡田が奮闘するも、MJポーが介入。佐々木がペディグリー、ダイビング・エルボードロップ、クロス・フェースロックの必殺フルコースで岡田からギブアップを奪った。
試合が終わると、佐々木は「オイ、哲哉! 時は来た。俺とオマエが組んで、世界を変える。新しい世界をつくる時が来た。岡田、あんなヤツと組んでるオマエを見るのもつらい。オマエもつらいだろ。バーニングなんてプロレス界の負の遺産。そんなもの捨てて、ダムネーションT.Aに入れ。俺の手を握れ!」と遠藤に迫った。遠藤が「入るわけねぇだろ。俺のなかでダムネーションは終わったんだよ」と答えると、佐々木は急所打ち。続けて、佐々木は「オマエにNOという選択肢はない。オマエはダムネーションT.Aに入るしかない。YESと言え!」と再び迫った。遠藤が「地獄へ堕ちろ」と言うと、佐々木はイスで遠藤をめった打ち。
すると、飯野が脱兎のごとくリングインして、ダムネーションT.Aの3人を蹴散らした。飯野は「遠藤さん、D王で戦って、組みたくなりました。バーニングに入らせてください!」と熱望。遠藤は「飯野、サンキューな。俺もD王で戦って、勝手にシンパシーを感じていたんだ。オマエがその気ならバーニングに入ってくれ」と快諾し、飯野のバーニング入りが決まった。2人は昨年12・3新宿での「D王」公式戦で対戦し、試合後には互いを認め合って握手を交わしており、相思相愛だったようだ。
飯野は「D王で戦ってから、遠藤さんと組んでみたかった。だから今日バーニングに入りたいと言いました」、遠藤は「熱意は伝わった。これからはバーニングの飯野雄貴としてやっていく。佐々木大輔、俺がD王決勝で勝てなかった理由、それは納谷幸男が俺の想像を超えて強くなってたからだ。オマエが100回やっても、納谷が100回勝つ。今一番勢いに乗ってる男だ。アイツはこれからKO-D無差別級獲ってくる」とコメントした。
佐々木は「遠藤哲哉、テメエの人生で何度目かの最大の過ちを犯した。俺たちを敵に回したヤツは、家族も隣人もペットも全部、皆殺しだ。最後に入ってきたヤツもだ。根絶やししてやる」と吐き捨てた。