BreakingDownの“土木ネキ”のドクターストップ欠場が生んだ聖夜の奇跡!試合が流れた対戦相手の前に超大物がサプライズ参戦しエキシ戦!

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 24日、岡山県・マービーふれあいセンターでキックボクシングX-FIGHTが実施。

 開催を目前に控えた計量前夜、第8試合ダブルメインイベントのX-FIGHT Queensフライ級王者決定トーナメントに出場予定であった“土木ネキ”こと坂本瑠華(江口道場)が体調不良によりドクターストップで欠場が決定。
 同トーナメントは中止が決まったが、対戦相手の上野hippo宣子(ナックルズGYM)は「どんな形でも良いので試合をさせて欲しい」と切望。
 主宰者も「対戦相手を見つける」と約束したものの、開催まで2日のうちに試合が出来るアスリートが見つかるとは到底思い難く、絶望的な状況で試合未定のまま当日を迎えた。

 この日、セミファイナルの女子タイトルマッチ挑戦者決定戦後にX-FIGHTの中本代表がリングに上がり、エキシビジョンという形で上野の試合を行うと宣言。

 上野の入場後、ご当地岡山出身NJKF元ミネルヴァアトム級王者のMARI(ナックルズGYM)が登場し観衆がどよめいた。
 MARIは現在負傷欠場中で、右の拳を使えない状態でありながらエキシということで参戦に名乗りを上げたとのこと。

 しかし、試合は終始ハンデがあるはずのMARIが攻勢。しかもこの試合にはKO賞がついたため、客席からは「KO賞獲れ!」との声援が飛び交いエキシながら両者ヒートアップ。
 開催を目前に流れた試合が形を変えて実現したクリスマスの奇跡、時間いっぱい力いっぱい闘い抜いたふたりに満員の観衆が拍手を贈った。
 なお、来年6月のX-FIGHTで開催される女子タイトルマッチは、不戦勝の上野とセミファイナルで判定勝利したきたりこ(FFT)によって争われることが決定した。

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