【試合詳細】11・29 KITSUNE新木場大会 ウナギ・サヤカ&宝山愛&杏ちゃむvs本間多恵&Aoi&Yappy 渡辺智子&中島安里紗vs松本浩代&真琴 彩羽匠&桃野美桜vs青木いつ希&笹村あやめ 永島千佳世&VENYvsMaria&川畑梨瑚

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『First Show in Japan!~KONNICHIWA!~』
日程:2023年11月29日(水)
開始:19:00
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:未発表

▼タッグマッチ 20分1本勝負
永島千佳世(フリー)/○VENY(フリー)
14分16秒 ムーンサルト・プレス→体固め
[Magenta]Maria(Marvelous)/●川畑梨瑚(Marvelous)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
○彩羽匠(Marvelous)/桃野美桜(Marvelous)
14分11秒 エビ固め
青木いつ希(ショーンキャプチャー)/●笹村あやめ(2AW)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
渡辺智子(Marvelous)/○中島安里紗(SEAdLINNNG)
15分26秒 変形ラ・マヒストラル
松本浩代(フリー)/●真琴(フリー)

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
○ウナギ・サヤカ(フリー)/宝山愛(Marvelous)/杏ちゃむ(信州ガールズ)
22分28秒 スライディングTANAKA→片エビ固め
本間多恵(フリー)/Aoi(JTO)/●Yappy(アイスリボン)

ロサンゼルス生まれの“日本の女子プロレス”KITSUNEが日本初上陸!1人のアメリカ人が夢を叶えた奇跡の大会に場内は大熱狂!

オープニング


 まずはキツネプロレスオーナーのエリック・ハワード(Eric Howard)氏が登場。

エリック「来てくれてありがとう。感謝してます。私はプロレスが大好きです。毎年日本に来ます。この大会は私にとって本当に特別なものです。10月にアメリカで初の大会がうまくできて、それは本当にありえないことです。今日本で大会ができて本当に信じられない。今日は前に出てくれた選手も、始めての選手もいる。新しい人が多いので感謝してます。この団体は半分日本の団体、半分アメリカの団体です。皆さん応援のやり方はアメリカみたいに大きい声でお願いします。そしてエネルギーと愛を届けて大きい声で応援してください。ありがとうございます」

第1試合


 先発は川畑と永島。ロックアップから一度離れ、川畑のミドルキックをキャッチした永島が足にエルボーも、スカした川畑がミドルキック。お互い足を刈りあっての丸め込みを狙うが、切り返しあうと一度距離を取る。
 Mariaが永島の背後から蹴りを入れ、マゼンタでロープに振ってダブルのソバット。さらにダブルのカカト落としからサンドイッチドロップキック。
 川畑はストンピングからコーナーに叩きつけて尻へのミドルキック連打。さらに胸へのミドルキック連打から首投げで倒しサッカーボールキック。これをキャッチした永島がアンクルホールドも、これはロープを掴みブレイク。
 永島はストンピングからヘアーホイップで投げ捨て、顔面に膝を押し付けていく。
 永島はロープに川畑をくくると、VENYとともに顔面を踏みつけ痛めつける。これを離すとVENYにタッチ。

 永島が川畑の背中にエルボー連打から、VENYが顔面に膝蹴り連発。さらにケンカキックも、川畑もソバットからミドルキック。さらにエルボーも、VENYはエルボーをフェイントにサミングからコーナーに振るが、川畑はブーメランアームホイップ。VENYは着地するが、川畑は尻を叩いてからロープに振ろうとするも、逆にVENYが振って走り込む。だが川畑がカニバサミから619、さらに低空ドロップキックを顔面に叩き込みフォールも1。
 川畑はMariaにタッチ。

 MariaはドロップキックもすぐにVENYが立ち上がる。Mariaはビッグブーツ連発からロープに飛ぶが、VENYはビッグブーツ。Mariaはすぐに立ち上がると走り込んでクリストを狙うが、VENYは力任せに投げ捨てて永島にタッチ。

 永島はロープに振ってフェイスバスター。再度ロープに飛んでフェイスバスターからフォールも2。
 永島はコーナーに振ろうとするが、Mariaが逆に振って走り込むが、避けた永島がボディに膝連発。さらにブレーンバスターホールドも2。
 永島はロープに飛んでビッグブーツも、キャッチしたMariaがビッグブーツからロープに飛ぶ。永島は追走ニーをボディに叩き込んでロープに飛ぶが、川畑がエプロンから蹴りつけると、Mariaがソバットから前方回転エビ固め。返そうとした永島に川畑がサッカーボールキックを叩きこんでMariaがフォールも2。
 Mariaは担ぐが、VENYが水面蹴りでカットし、川畑を担ぐとMariaに叩きつける。そこへ永島が走り込みまとめてフットスタンプ。
 VENYと永島はMariaをロープに振ろうとするが、Mariaは同士討ちさせるとVENYにドロップキック。そのまま永島の上にセントーンで落下。

 Mariaはロープに飛ぶと、川畑がホイップして永島にフットスタンプ。フォールも2。
 Mariaは変形ドラゴンスープレックスからフォールも2。
 Mariaは川畑にタッチ。

 川畑はミサイルキックからフォールも2。
 川畑はフィッシャーマンを狙うが、永島がボディブローからフィッシャーマンの体勢。耐えた川畑にバックブローからフォールも2。
 永島がバックを取るが、川畑が抜けると下から顔面を蹴り上げ、ライトニングスパイラルでフォールも2。
 エルボーの打ち合いから永島が足を踏みつけ、さらにバックブローを叩き込むとVENYがビンタ。永島がエクスプロイダーからフォールもMariaがカット。
 永島がストンピングからVENYにタッチ。

 VENYはエプロンのMariaを落とすと川畑にスピンキック。避けた川畑がソバットからミドルキック連発。ロープに飛ぶが、VENYがカニバサミからジャベで捕らえる。これはMariaがカット。

 VENYはMariaの髪を掴むが、川畑が下から蹴りつけるとロープに振ってダブル攻撃を狙う。VENYがかわすと永島が2人まとめてフェイスバスターから、VENYがまとめてミサイルキックで場外に吹っ飛ばす。

 そこへVENYがコーナーからのケブラーダを発射するが、マゼンタが避けMariaがリングに上りトペ・コンヒーロ。さらに川畑がコーナーからのプランチャを投下。
 リングに戻ると、マゼンタが合体の三角蹴りから川畑がバイシクルキック。さらにノーザンライトスープレックスホールドも2。
 川畑はムーンサルトも、VENYは剣山で迎撃しランニングソバット。VENYはコーナーに登りムーンサルトを投下するが、川畑もお返しとばかりに足を伸ばしてカットする。
 膝をついて川畑がエルボー連打からロープに飛ぶが、VENYはトラースキックから往復バズソーキック。ロープに飛ぶが川畑もトラースキックからブラジリアンキックを叩き込みジャーマンスープレックスホールドも永島がカット。
 川畑はロープに飛ぶが、VENYはニールキックで迎撃し、永島とともに合体式のメリーゴーランドン。フォールも2。
 VENYはみちのくドライバーIIで叩きつけフォールもMariaがカット。
 VENYはムーンサルトプレスを投下し、これで3カウントを奪った。
 

第2試合


 先発は青木と彩羽。ロックアップからリストの取り合い。彩羽はヘッドロックも切り返した青木がロープに振ろうとするが、逆に振った彩羽がミドルキックからロープに飛ぶ。だが青木はショルダータックルで倒し笹村にタッチ。
 彩羽はガットショット連発から桃野にタッチ。

 桃野はロープに振ろうとするが、笹村が逆に振ってボディスラム。笹村は青木にタッチ。

 青木は足を踏みつけてからボディスラム。青木は笹村にタッチ。

 タッチしようとする桃野の背中に笹村がストンピングからキャメルクラッチ。これを離すとボディスラムから青木にタッチ。

 青木はボディスラムからフォールも2。
 青木は逆エビ固めで捕らえるが、桃野はロープを掴みブレイク。
 青木はボディに膝蹴りからロープに飛んでフェイスバスター。さらにロープに飛んでボディプレスからフォールも2。
 青木はコーナーに振るが、桃野が丸め込むも2。
 桃野はドロップキックから彩羽にタッチ。

 彩羽はランニングミドルからストンピング。さらに投げようとするが笹村がカット。
 笹村と青木はロープに振るが、彩羽はそれぞれにミドルから笹村を青木にセットし、青木を水面蹴りで倒すとそのままDDTのように突き刺させる。
 彩羽はミドルキック連発。青木はキャッチすると足へのエルボーから、エルボーをガードしてのエルボー。さらにロープに振るが、彩羽はニールキックで迎撃し桃野にタッチ。

 桃野はダイビングクロスボディアタックから低空ドロップキック。
 桃野はロープに飛んで低空ドロップキックからフォールも2。
 桃野は変形キムラロックも青木はロープに足を伸ばしブレイク。
 桃野はストンピング連打からコーナーに登るが、青木はビンタから担ぐ。着地した桃野がソバットから彩羽とともにロープに振るが、青木がロープを掴んでタイミングをずらすと、桃野の足を彩羽に持たせて桃野にソバット。さらに彩羽にドラゴンスクリューから桃のにSTO。フォールも2。
 青木はバックを取るが、桃野が逃れるとスタナー。青木の背中に笹村がタッチ。

 桃野が走り込むが、青木がカニバサミから桃野がランニングニー。さらに青木がランニングダブルニーからダブルの低空ドロップキック。
 笹村はブレーンバスターで叩きつけフォールも2。

 笹村はロープに振ろうとするが、桃野が切り返してエルボーからロープに飛ぶ。笹村が追走バックエルボーも、桃野も追走バックエルボー。お互い追走バックエルボーの打ち合いから、笹村がソバットで動きを止めると青木とともにロープに振ってダブル攻撃を狙う。だが桃野は2人まとめてコルバタで投げ捨てると、彩羽が笹村に、桃野が青木に低空ドロップキック。
 桃野は笹村にブレーンバスターからフォールも2。

 桃野はコーナーに登りダイビングボディプレスからフォールも青木がカット。
 桃野は彩羽にタッチ。

 彩羽は担ぐが青木がカット。
 エルボーの打ち合いから彩羽はスリーパーで捕らえるが青木がカット。

 彩羽はブレーンバスターからコーナーに登り、スワントーンボムを投下するが笹村が避けると青木がボディプレス。桃野が飛び込んでフットスタンプも、青木が避けて彩羽に誤爆。

 青木と笹村は彩羽をコーナーに振り、桃野も同じコーナーに振るが、彩羽が桃野を担ぐと桃野はそのままスーパーマンパンチを青木に叩き込む。だが笹村がナックルで桃野を迎撃し、彩羽のラリアットを避けてバックを取ると突き飛ばし、青木がジャーマンから笹村が後頭部にフットスタンプ。さらに青木がダイビングボディプレスから笹村がダイビングフットスタンプ。フォールも桃野がカット。
 笹村はロコモーションノーザンライトスープレックスホールドも桃野がカット。
 桃野が青木にエルボー連打からロープに飛ぶが、笹村と青木はダブルのフラップジャックで迎撃し、彩羽にエルボーも避けた彩羽がハイキック。さらに旋風脚も、避けた笹村がスクールボーイから横入り式の逆さ押さえ込みも2。
 笹村は逆さ押さえ込みも、切り返した彩羽が丸め込み3カウント。

<試合後コメント>

彩羽匠&桃野美桜
(※彩羽が桃野の肩にぐったりと身を預ける)
桃野「ちょっと重たいです。勝ったのになんでそんな疲れてるんですか(笑)」
彩羽「恐ろしいよ、恐ろしいよKITSUNE……」
桃野「KITSUNEがつい1ヶ月前に海外で初めて旗揚げして今回日本でね。エリックさんが夢を叶えたいということで、長与さんはとにかく情に厚い方なので。私たちは見てましたよね?長与さんが動いてくださっているのを。それで開催できたエリックの夢の大会。それで彩羽さん、頭クルクルパーになりましたね(笑)」
彩羽「はい。きっと長与さんはこういう気持ちだったんだろうなと思いますし、無事に開催できて……。たくさんのお客さんに恵まれて本当に良かった!個人的にはメインで、このそうそうたるメンバーを抜いて、若手の……まあKITSUNEの現チャンピオンはウナギ・サヤカですけど、その6人タッグ、すごい楽しみですね。すごいプレッシャーもあると思うし、ここまで振り切れるのはKITSUNEの大会ならではの。だって、愛ちゃん初メインですよ今回、他団体で」
桃野「めっちゃ気合入ってましたよね!」
彩羽「自分たちよりも気合入ってるし、他の選手を食うくらいのメインイベントを見られたら、KITSUNEは大成功かなって思います」
桃野「というわけで、私たちは見守り隊に行きましょう!ありがとうございました!ウェイ♪」

第3試合


 中島が奇襲し試合開始。コーナ―に振って中島が走り込むが、真琴と松本が避けると渡辺を中島に叩き込み、真琴がまとめて串刺しニー。松本もまとめて串刺しボディスプラッシュから、中島に交互にガットショットを叩き込む。
 さらにロープに飛ぶが、渡辺が場外から二人の足を掴んで引き倒し、中島がまとめて顔面に低空ドロップキックを叩き込むと場外戦へ。
 松本がエプロンの中島をブレーンバスターでぶっこ抜きフォールも2。
 松本は中島をコーナーのセカンドロープに寝かせ、串刺しボディスプラッシュ。真琴が松本の背中に飛び乗り、二人分の体重で中島のボディにダブルニードロップを投下。

 渡辺が出てくるが、松本がエルボーからおぶり、真琴がその上に乗ると3人分の体重で中島にダブルニードロップ。フォールも2。
 松本は真琴にタッチ。

 真琴は中島をロープにおさえつけ、ロープを蹴り上げる。さらに首投げからサッカーボールキックを叩き込みフォールも2。
 真琴はケンカキック連発も、中島はキャッチして足へのナックルからケンカキック連発。ロープに振ろうとするが、真琴が逆に振るも中島はスリングブレイドで迎撃し渡辺にタッチ。

 渡辺はボディスラムからロープに飛び乗りセカンドロープからのエルボードロップ。さらに片逆エビ固めも、真琴がロープに這うと渡辺はキャメルクラッチから鼻フック攻撃。渡辺はこれを離すとコーナーに振って中島が串刺しバックエルボー。渡辺が走り込みダブルのフェイスバスターで叩きつける。
 渡辺は中島にタッチ。

 中島はケンカキック連発から首投げで倒しサーフボードストレッチ。これを離すとボディシザースから回転してフォールも2。
 中島はフットスタンプから渡辺の髪を掴んでリングに引きずり出し、ブレーンバスターで真琴に投げようとするが渡辺が耐える。逆に渡辺が中島をブレーンバスターも真琴が避けてこれは自爆。
 真琴はロープに飛ぶとスピアーを突き刺し松本にタッチ。

 松本はショルダータックル連発から逆水平チョップ連発。ガットショットからロープに振ろうとするが中島がエルボー。松本もエルボーからロープに飛ぶが、渡辺がエプロンから羽交い締めにして中島が走り込むも松本が避けて渡辺にランニングエルボーは誤爆。
 松本が中島にバックドロップからリバーススプラッシュ式のダブルニーを投下しフォールも2。

 松本は担ぐが、中島は暴れて着地するとエルボーを避けて投げ捨てジャーマン。コーナーに登りミサイルキックからフォールも2。
 中島は渡辺にタッチ。

 渡辺は投げようとするが、松本が耐えると真琴が出てきてエルボー。渡辺を二人でロープに振るが、渡辺はブーメランクロスボディでまとめて迎撃すると、コーナーに登るが松本がエルボーから正面に登る。そのまま雪崩式ブレーンバスターから走り込む。ラリアットの相打ち連発となり、打ち勝った松本が投げようとする。耐えた渡辺に松本が走り込むが、避けた渡辺がラリアットでなぎ倒す。
 再度ラリアットの相打ちとなり両者ダウンから両者タッチ。

 真琴のビッグブーツを避けた中島がエルボー。ガードした真琴がバックブローからコーナーに振って串刺しブレイジングキック。さらにダブルアームスープレックスからうつぶせの中島にダブルニーを投下。フォールも2。
 真琴は担ぐが、着地した中島にビッグブーツからロープに飛ぶが、中島はカサドーラフットスタンプで迎撃しケンカキック。
 中島はコーナーに登るも、松本がエプロンから動きをとめようとするが、中島はエルボーからエプロンへのDDT。
 渡辺が真琴にエルボーからコーナー下にセットしダイビングボデイプレス。さらに中島がダイビングフットスタンプからフォールも2。
 中島はバックを取るが、切り返した真琴に左右のエルボー連打。ロープに飛ぶが、真琴はビッグブーツで迎撃し、渡辺が真琴にラリアットも、松本が渡辺にラリアット。中島は松本にナックルも、真琴が中島にスピアーから担いで盛艶のうねりからフォールも2。
 真琴が担ぐも渡辺がカット。

 真琴が渡辺の髪を掴んで動きをとめるが、松本が走り込むと渡辺が避けて真琴にラリアットが誤爆。中島が真琴を変形ラ・マヒストラルで3カウント。

第4試合


 ウナギたちが握手を拒否してサミングや鼻つまみなどで捕らえ、ロープに押し込みそれぞれを痛めつける。
 リングには宝山とYappyが残り、宝山がエルボーも、Yappyがコーナーに振って串刺しヒップアタックから串刺しボディスプラッシュ。さらにスリーパースイングからフォールも2。
 Yappyは本間にタッチ。

 本間はストンピングからコーナーに振って顔面を踏みつける。これを離すとコーナーに叩きつけてAoiにタッチ。

 Aoiはリストを捻って腕への膝蹴り。Aoiはリストを取って腕への膝蹴り。コーナーに叩きつけてYappyにタッチ。

 Yappyはロープを使って顔面をこすり、これを離すとストンピング連打。背中へのエルボーからフェイスバスターで叩きつけ、ヒッププレスからマウントエルボー。髪を掴んで引き起こし、コーナーに叩きつけるとAoiにタッチ。

 Aoiは顔面を蹴りつけるが宝山はエルボー。Aoiのケンカキックと宝山のエルボーの打ち合いとなり、Aoiがビッグブーツで倒しフォールも2。
 Aoiは本間にタッチ。

 本間はコーナーに振って串刺しバックエルボーからフォールも2。
 本間は首投げからフォールも1で返されるとすぐさまフォールも1。再度フォールも1。
 本間はコーナーに叩きつけAoiにタッチ。

 Yappyが宝山のバックを取り、Aoiと本間がロープに飛んでダブルのフェイスバスター。左右から脇固めもウナギがカット。
 本間がウナギにパロ・スペシャル、Yappyが杏ちゃむに、Aoiが宝山にグラウンドパロ・スペシャル。
 これを離すとAoiが引き起こして逆水平チョップ連発でロープに押し込みチョップ。ロープに振っていくが、宝山はドロップキックで迎撃しフォールも2。
 宝山はボディスラムを狙うが、耐えたAoiがボディスラムを狙うも宝山が首固めも2。
 宝山は低空ドロップキック。髪を掴んで引き起こし投げようとするが、耐えたAoiが腕へのビッグブーツ。宝山はエルボーを狙うが、Aoiは腕へのコードブレイカーからロープに飛んでリバーススリングブレイド。フォールも2。
 Aoiはロープに振ろうとするが、切り返した宝山がヘッドバッドからスライディングクロスチョップ。フォールも2。
 宝山は杏ちゃむにタッチ。

 杏ちゃむはコーナーに振って走り込むが、避けたAoiにビッグブーツからフェイスバスター。フォールも2。
 杏ちゃむは腕ひしぎ。耐えたAoiにクロスフェイスも、本間がカットしようとすると足を掴んでそのままアンクルホールド。これはYappyがカット。
 ウナギがYappyにコードブレイカー。杏ちゃむがコーナーに登り、Aoiにダイビングクロスボディ。宝山も同時にYappyにダイビングクロスボディ。フォールも2。
 杏ちゃむがAoiに脇固め。Aoiが切り返して脇固めから十字架固めを狙うが、杏ちゃむが切り返してクロスフェイス。Aoiはロープに足を伸ばしブレイク。
 杏ちゃむはスクールボーイからバズソーキックも、避けたAoiに杏ちゃむがロープに飛んで低空ドロップキック。フォールも2。
 Aoiはハイキックを避けると水面蹴り。避けた杏ちゃむがハイキックも、Aoiは避けてファイナルカット。すぐに立ち上がった杏ちゃむはハイキックを叩き込み両者ダウン。杏ちゃむはウナギにタッチ。Aoiも本間にタッチ。

 ウナギはガットショットから投げようとするがYappyがカット。
 ウナギは同士討ちさせると2人まとめてコードブレイカーからロープに飛びXファクターからロープに飛んでギロチンドロップ。フォールも2。
 本間が下から腕を取って腕ひしぎ。回転して逃れようとしたウナギを潰してフォールも2。

 エルボーの打ち合いからウナギがエルボー連打。だが本間はエルボーを巻き込んで脇固めで捕らえるが、ウナギはロープに足を伸ばしブレイク。
 本間はコーナーに登るが、宝山がエプロンから動きを止め、ウナギがエルボーから雪崩式ブレーンバスター。さらにブレーンバスターからフォールも2。
 ウナギはケンカキック連発からロープに飛ぶが、本間は飛びつき腕ひしぎも杏ちゃむがカット。
 本間はコーナーに登り、ミサイルキックからフォールも2。
 本間はバックをとるが、ウナギが切り返すとエルボー。ガードした本間がDDTからロープに飛ぶが、ウナギはビッグブーツで迎撃。
 ビンタの相打ちで両者ダウン。本間はYappyにタッチ。

 Yappyはショルダータックルで倒し、ロープに飛んでギロチンドロップ。フォールも2。
 Yappyはフロントネックで捕らえるが宝山がカット。
 杏ちゃむが走り込みYappyにサッカーボールキックから、宝山がミサイルキックを突き刺しウナギが腕へのギロチンドロップ。フォールもAoiがカット。
 ロープにウナギたち3人をもたれさせ、本間が杏ちゃむに、Aoiが宝山に、Yappyがウナギに串刺し攻撃から場外に叩き出す。そこへ本間がコーナーからのプランチャ。
 リングにYappyがウナギを投げ入れ、髪を掴んで引き起こすと旋回式フロントフリップ。フォールも杏ちゃむがカット。
 Yappyはチョークスラムで叩きつけフォールも2。
 Yappyは引き起こそうとするが、ウナギがサムソンクラッチも2。
 Yappyはエルボーも、ウナギが巻き込んで城門突破からフォールも本間がカット。
 宝山が本間にドロップキック。Aoiが宝山にスリングブレイド。杏ちゃむがAoiにキャプチュード。Yappyが杏ちゃむにドラゴンスクリュー、ウナギがYappyにビッグブーツからフォールも2。

 ウナギはスライディングTANAKAからフォールし3カウント。

 試合後もウナギと本間は髪を掴んで睨み合う。

ウナギ「日本の皆さん!こんにちは!ワールドキツネチャンピオン初代、ウナギ・サヤカです。こんな、こんな、すごい先輩たちが、たくさんいる中で、このメンバーでメイン。でもこれが、きっと、これからのプロレス界になっていくはずだよな。どんなにすごい奴も、絶対に、私たちが噛み付いて、絶対に、のりこえていかなきゃいけねーよな。このプロレス界には、本当にたくさんの、ベルトがあります、今日、この会場にいる、プロレスラーだけでも、何本ベルトがあるかわかりません。きっと、始めてみた人たちは、どれが、どんなベルトがあって、何が1強いのか、きっと皆さんで想像されてると思いますが、ウナギ・サヤカは、このキツネは、プロレス界だけではなく、すべての世界に、1番ワクワクさせるベルトにすることを、誓います。アメリカと日本といわず、すべての世界の奴ら、このウナギ・サヤカが、査定してやるよ。最近では、自分で興行することにしまして、興行って、うちらって、ただ試合するだけでいいんですよ。会場に来て、トレーニングとかはしますけど、試合するだけでいいんですよ。一個の試合するために、とてつもないいろんな準備が必要で、もう本当に毎日ゲロ吐きそうで、もうただでさえこのキツネの主催者はアメリカ人で、何も知らなくて、この日本でやるってなった時も、本当に、皆さんの目に見えないところで、色んな人がたくさん動いていろんな決め事があっていろんなところで死ぬほどお金払って、それで選手が来て色んな人が来て、お客さんが来て、やっと1つの、たった一つの興行になります。今日は来てくれて本当にありがとうございます。そして、どこにいるんだ?長与千種。あの人は、マーベラスじゃねーのに、めちゃくちゃやってるんですよ。ちゃんとマーベラスの事考えてろって思うけど、あの人はほんとにおせっかいやきだから、キツネのこともめちゃくちゃ色々やって、自腹でアメリカ行って、キツネの事決めて来てくれたんですよ。長与千種!ありがとういつも!ということで、何の奇跡かわからないんですけど、今日なんと、キツネを作ったエリックがバースデーなんですよ。なので今日出たすべてのプロレスラーの皆さん、リングインでお願いします。そしてエリックも。(エリックも含めてリングイン)皆さん今日出した事ない一番大きい声でハッピーバースデーお願いしますね」

エリック「ウナギはとてもスペシャルな選手だ。ウナギのおかげで今日がある。ウナギ本当にありがとう」
ウナギ「チャンピオンだから自腹きってお花買ってきました。ハッピーバースデー!せーの(ハッピーバースデートゥーユーが歌われる)」
エリック「アリガトウ」
ウナギ「フィニッシュメッセージ」
エリック「アリガトゴザイマース」
ウナギ「それでは皆さん、1番大きい声でコンニチハでしめたいと思います。皆さんご起立お願いします。写真先?ピクチャーピクチャー、先にピクチャー。じゃあ先にコンニチハ言ってからピクチャーでいきます。立って立って、すみやかに。いきますよ!せーの、コンニチハ~!」

<試合後コメント>

ウナギ・サヤカ&杏ちゃむ&宝山愛
ウナギ「愛ちゃん、初メインどうだった?」
宝山「いや、ホントにやり遂げたって感じがすごいあって」
ウナギ「あんの?!」
宝山「えっ、いやっ……」
ウナギ「あんなにボコボコにされて?!」
宝山「あのっ、違っ……」
ウナギ「スゲーなあ!オメー!」
宝山「違います!」
ウナギ「もっとやり返せよ!Marvelousだろ!練習しろッ!」
宝山「もっと練習しないといけないです。もっと練習しないといけないですけど、そういう意味じゃなくて、プレッシャーに勝ったっていう自分が……」
ウナギ「勝った、勝ったのか(笑)」
宝山「その気持ちが一番強いんですけど、でもまだまだ、もっともっと成長しないといけないっていうのもあるし、自分は噛み付いてなかったですけど、ウナギさんが持ってるそのベルト、自分も狙いたいです」
ウナギ「おっ、頑張りたまへ」
宝山「自分はいつかそこにたどり着いてウナギさんから勝利をもらおうと思います」
ウナギ「おう。ちャむは?」
杏ちゃむ「ちゃむはねえ、Marvelousさんの関係と言えば黄色軍団ってことでね。結成当初から一緒に切磋琢磨させてもらったけど、打たれ強くなったと思う。愛ちゃんのこと。私もそこから成長してベルトを持てるようになったけど、やっぱりまだまだ試合したことない選手と当たることって多くなって、その度に自分の切り返しとか、相手の技が何が来るのかとか、色々考えながらプロレスが出来るようになったし。海外のものを日本に持ってくる、日本が海外に行く。面白いなと思いました。だからこれからも色んなベルト……そのベルト(ウナギのKITSUNEベルト)もそうだけど、いろんな団体の人と試合して。(ウナギは)同期だよね?」
ウナギ「あれっ、そうなの?」
杏ちゃむ「同期だよ」
ウナギ「そーなの?」
杏ちゃむ「だからね、実は同期っていう……」
ウナギ「2019年?」
杏ちゃむ「えっ、19年?私18……でもちょっとしか変わらないでしょ」
ウナギ「いきなり同期に寄ってきたな」
杏ちゃむ「こうやって同じくらいのキャリアの人が頑張ってるってことが私には励みになるし、こういう出会いってすごく大事だなって思いました」
ウナギ「マイクでも言いましたけど、このメンバーの中でなんでこの6人がメインなんだってのがありますけど、でもやっぱり、先輩を黙らせるが私達の仕事だと思いますし、今こうやって闘ってるウチらの世代は大人しく先輩の言うことをハイハイ聞いて……まあ聞かなきゃいけないんですけど、でも絶対に噛み付いて、絶対に乗り越えていかないと。世界を変えるのは私たちなんで。なので、本当に1つの団体で何本もベルトがある団体もありますし、その順番とか価値がどうのとかチャンピオンは問われますけど、私はこのプロレス界だけではなく世界に向けて色んな人をワクワクさせて、少しでもプロレスに来てくれるような、心をときめかせられるようなものを永遠に皆さんに与え続けることがチャンピオンだと思ってるので。歴史をたくさん積んでるベルトもありますし、超えられないものはありますが、必ず私がすべてを塗り替えて一番輝かせるチャンピオンになりたいと思ってます。今日のメイン、私も悔しい思いをしてますし、全部の試合が本当に素晴らしい試合で、『うわぁ~!メインかぁ~っ!』って思ったけど、でも絶対に超えなきゃいけないと思うし、またこれ時が経って見たときに、私たちが胸を張ってメインだと、すべての人に思ってもらえるプロレスラーに私たちが必ずなります。このベルトは私がチャンピオンなので、アメリカ・日本だけではなく、すべてのプロレスラー、すべてを査定してやるよ。かかってこい」

――団体の一番のベルトを巻いて、メインイベントで自身が勝ってマイクで大会を締めるという経験をしてみてどう思ったか
ウナギ「なんか、実際にやってみて、正直もっと緊張すんのかなと思ったら全くしなかったので。多分私がやりたいことはベルトを巻いて大会のメインを締めることではなく、それは当たり前にあるんですけど、私のやりたいことはこの先にあるっていう確信は持ちました。1月7日に自主興行やりますけど、まだ全然カード出てないですし、今日、鈴木みのる&田中将斗vsウナギ・サヤカ&Xが発表されましたけど、もしかしたらXなんていねーかもしれねーし。このプロレス界をもっと面白くして、もっとワクワクさせて、もっとザワザワさせて、たくさん叩かれて、まだまだ突き進んでいきたいと思うので、私のトキメキも目標もまだまだ先にあります」

――KITSUNEの他にもアメリカで日本の女子プロレスを表現する団体が出来てきている。その中でKITSUNEの特色はどこだと思うか
ウナギ「わかんないです。私が創ったわけではないですからね、KITSUNEもSukebanも」

――前回のロスでの旗揚げ戦で印象に残ったことはなにか
ウナギ「えーっ、なんだろ。全く知らない人とやるっていうのはやっぱり不安もありワクワクもありって感じでしたけど、正直長与千種がいたりとか、そこが私には変わらずホームな感じで試合ができたってのはあったので。なんか、わかんないです。別に変わらないかもしれないです。日本でやってもアメリカでやってもやりたいことは同じだし、言葉は違うし全く喋れないですけど、見てる方は私は全くブレてないので、どこに言ってもカララ無いんだなと思いましたし、今度スペインでやりますけど、それも結局変わらないしブレないし、自分のままで行けるのかなと思ってます。初代王者っていうのは1人しかいないので、このKITSUNEは大切にしたいなと思ってます」

<大会総括>

エリック・ハワード
「本当に最高の夜だった。とても楽しくて、今はこの気持ちを言葉に現すことはとても難しい。今夜は素晴らしいものをレスラーたちが見せてくれた。彼女たちは普通では考えられないほどの素晴らしいショーを見せてくれた。これを実現するために十分な経験を積んだ人たちが私を手伝ってくれた。本当に私にとって特別な夜になりました」

――次の大会について
「今夜のことは始まりに過ぎません。次のショーではもっとクールなことをやるつもりです。次がいつになるかは分からないですけど、次のショーにはアメリカのレスラーを連れてくるつもりです。アメリカでやるのと同じように、ここ日本でも、日本とアメリカの才能ある選手たちが対戦をしていく予定です。しかし、日本のプロレスファンは本当に素晴らしい!ファンは今夜のこのときをレスラーたちと共に過ごし、本当に素晴らしい表情を浮かべていた。とても特別な夜です。日本のプロレスファンたちが楽しんでくれたことが私はとてもとても嬉しい」

――日本の女子プロレスの魅力はどこだと思うか
「私は日本の女子プロレスを本当に愛しています。アメリカのレスリングも相当にレベルが高いものですが、日本のプロレスはそれに勝っているところもたくさんあります。私は疑うこと無くそう思っています。比較するものでもないかもしれませんが、唯一無二のものを持っている。私はそれが好きでたまらない。彼女らはただただクールで、ただただ最高に面白い。アメリカで見るものよりも私を熱狂させてくれるんだ」

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