高尾&翔太のロマンス・ドーンが歓喜のKO-Dタッグ王座奪取!11・12両国で高梨&本多が挑戦へ

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 DDTプロレスが10月4日、東京・新宿FACEで「God Bless DDT 2023 TOUR in SHINJUKU」を開催した。高尾蒼馬、翔太(ガンバレ☆プロレス)のロマンス・ドーンが王者組の藤田ミノル&KANONを破り、KO-Dタッグ王座を奪取。11月12日、両国国技館で高梨将弘、アントーニオ本多組が挑戦することが決まった。

 序盤、小柄な翔太は王者組のパワーで劣勢に回ることも多かったが、KANONに起死回生のスイングDDTを決めると、トペを発射。高尾が藤田に雪崩式フランケンシュタイナー、続けて翔太がフロッグスプラッシュを見舞うも、セコンドの佐々木大輔がレフェリーの足を引っ張って阻止。藤田は急所打ちからSAYONARAを繰り出すも、高尾がカット。最後は一瞬の隙を突いた翔太が藤田を雁之助クラッチで丸め込んで3カウントを奪った。

 翔太は「18歳で学生プロレス時代に出会って、お互いプロレスラーになるかどうかも分からず、新宿の畳の柔道場で受け身を習いながら、巡り巡ってDDTのタッグチャンピオンになるなんて。思い描いていたよりも上をいく現実が、今俺らの目の前で起こるなんて、随分とロマンがある出来事もあるもんだな」と歓喜。

 すると、ここでクリス・ブルックスが登場し、「ロマンス・ドーン、すごかったね。私、覚えてる。1年前のガンプロ大田区大会。CDKvsロマンス・ドーン。すごかった。ベルト挑戦したいけど、次のタイトルマッチは両国でいいんじゃない? でも、その日、私は忙しい。仲良しの挑戦チームいます」と言うと、高梨と本多が現れ、クリスが挑戦を後押し。ロマンス・ドーンに異存はなく、11・12両国での王座戦が決定した。

 バックステージで翔太は「18歳で出会って、お互い別の道を歩んで、プロレスラーになったけど、DDTのリングで、KO-Dと名の付くタッグチャンピオンになりました。学生プロレスのことを思うと感慨深い。両国でチャンピオンとしてタイトルマッチをやる切符つかんだ。アントーニオ本多、高梨将弘。俺たちからしたら、DDTのスペシャルなドラマチックなレスラーだ。あなたたちとタイトルマッチができる。こんな光栄なことはない」、高尾は「ガンプロで主にやっていて、この2人でDDTのベルトを獲れるなんて、ドラマチックでしょ」と満面の笑み。

 挑戦が決まった本多は「自分なりに大事な試合として捉えていきたい。ベルトがかかってるのもそうですけど、それ以前にプロレスラーとしてやってきて、このカードって。そういう気持ちをもって、大事に取り組みたい」、高梨は「そうね。ロマンス・ドーンと俺らで両国で戦うなんてのは、どう考えたってないから」と意欲を見せた。

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