女子プロレスマガジンリレーコラムSEASON2 『#7　AKINO～25周年の誓い～』

女子プロマガジン・リレーコラムご愛読者の皆様！
初めてまして。OZアカデミー女子プロレスのAKINOです。
まずはOZアカデミーをご存じない方にご説明します！

OZアカデミーとは…。
世界一理不尽な社長・尾崎魔弓が代表を務める、ムチ、チェーン、パイプ椅子、毒霧と、何でも有りな世界一キケンな女子プロレス団体です。
さらに本物のプロレスが見られるのもこのOZアカデミーです。
中途半端なレスラーはOZのリングには上がれません！
私AKINOは現在、その団体の第28代無差別級シングル王者で、１年４ヶ月間この超過激な団体でベルトを守り続けているのです。すごいでしょ！！！

自分は小学生の頃、卒業文集に『将来の夢、女子プロレスラーになりたい！』って書いたんだよねぇ。
でも、その頃は背も小さくてガリガリで絶対になれるはずもなく、いつしかそんな夢も忘れてたんだけど。海洋の専門学校を卒業して沖縄のマリン事業部に就職してた時に、友達が『アジャコングさんが新しい女子プロ団体を立ち上げて新人募集してるよ！オーディション受けてみなよ！』って言われて、古い記憶が呼び覚まされ自信もなく受けたら受かってしまったのでした…。

そして世界一生意気な新人と呼ばれたAKINOは今年7月でプロレスデビュー25周年を迎えました。
25周年興行は、第二の故郷・沖縄で行い大変たくさんのお客様に見守られながら大盛況に終わらせることが出来ました。
まさか！こんなに長く続けるとは自分でも思ってなかったけど。
プロレスラーになるきっかけをくれた沖縄の友達には本当に感謝してます。
そしてデビュー25周年をシングルチャンピオンとして迎えられたこと、すごく嬉しいし、小学生だったAKINOに『お前！すごいよ！』って言ってやりたい。

25年の間に入団した団体は潰れ、足首捻挫、膝の靭帯断裂、腰の捻挫、手指脱臼、骨折、肩の亜脱臼、３箇所頚椎ヘルニアと…。
様々な怪我で引退の危機もあったけど、なんとか乗り越え、いろんな団体のシングル王者、タッグ王者にもなり、OZアカデミーに参戦してからは５度のタッグ王者、３度のシングル王者と、かなり充実したプロレス人生を送ってきました。

そしてこの25周年の記念すべき年にOZアカデミーは10月22日(日)横浜武道館に初進出します！
と、その前に８月20日(日)の後楽園ホール大会！

ここで加藤園子との無差別級シングルのタイトルマッチがあります。
加藤園子とは「MK4」と言うユニットで非常に長い間共に歩んできました。それでも、AKINOには譲れないモノがあり、当然加藤園子にも同じように熱い思いがあるのだと思います。お互いの事を知り尽くしたこの二人の戦いは壮絶なものになる事は間違いないはず。でも最後にリングに立っているのはこのAKINOだ！

そしてOZアカデミー女子プロレス最大のビッグマッチ、１０月２２日横浜武道館大会。
前身の横浜文化体育館でもシングルタイトル戦を戦ったけど、新しくなった横浜武道館でもシングル王者として大会に挑めるように、８月20日(日)後楽園ホール大会での加藤園子とのシングルタイトルマッチは負けるわけにはいかないのです！
今以上にさらに充実したプロレス人生となるように必ず勝って王者として横浜武道館に挑む！

これがAKINOの25周年の誓い！というか
一番の目標かな。
OZをまだ観たことがないそこのあなた！
OZは生で観ないともったいない！
文章じゃ良さが伝えきれないんだよねぇ。
だからぜひ！
８月20日(日)後楽園ホールと10月22日(日)横浜武道館大会を観にきなさーい！
損はさせないよ！！！