朝倉未来が「お互いまだレベルが低い証拠」日韓戦のメインイベントが納得行かない不完全燃焼に

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 21日、東京ドームシティ・プリズムホールにて『BreakingDown8(ブレイキングダウン)』が開催。今大会では日本vs韓国の試合が12試合組まれ、そのメインイベントとして【孤高の破壊王】飯田将成vs【HEAT4代目チャンピオン】パク・ウォンシクが行われた

 日韓戦に関わらず「相手が格上。チャレンジャーとして戦う」と自身を背水の陣に追い込んだ飯田。
 元HEATライト級4代目王者のウォンシクも「その通り。早く終わらせすぎないか不安」と上から目線で試合に臨んだ。

 ウォンシクは何故かPRIDEのテーマで入場。
 試合が始まるとお互い見合ってなかなか距離を詰めず。30秒を経過しても動かない。飯田が前に出てワンツーもウォンシクが下がりリングを回る。
 ウォンシクのローに飯田がワンツー。ウォンシクが下がりながら右ストレート連打。前に出た飯田にウォンシクが飛び膝も、ガードした飯田と殴り合いになるがここで時間切れ。

 判定0-0で延長戦となり、ウォンシクがローを打ち込んでいくが飯田は動じず。ウォンシクが突っ込むが飯田がパンチを避けると深追いはせず。
 ウォンシクはローも、飯田はスカして左ストレート。ウォンシクは下がって避ける。
 残り10秒で打ち合いになるが、お互い顔面を捕らえるが倒れずに時間切れ。


 判定0-0で再延長戦になり、お互いローからウォンシクがミドル。飯田もローからウォンシクが左ストレートも浅い。飯田が左のストレートをアッパー気味に当て、左ストレートで攻めていくが浅い。残り10秒でウォンシクがストレートから飛び膝連打。打ち終わりに飯田が殴りかかるが、ウォンシクが下がりここで時間切れ。
 ジャッジの判定は2-2となり、オーディエンス判定が飯田を選び3-2で飯田が勝利した。

 勝利した飯田は「えー、ありがとうございました。なんか少し、微妙なところがあったんで、またリング上で戦おうって言ってたんで、またお互いが試合してしっかりKOで倒したいと思います。今回はとりあえずって形で勝てたんで、次はしっかりKOで勝ちたいと思います。ありがとうございました」と言葉少なに語り会場を後に。

 韓国軍を連れてきた秋山成勲は「最終的にちゃんとジャッジしないといけないということだったので最終的に韓国側が負けてしまいましたけど、もう1度見たい試合ではありますね。ちゃんと完全に決着を、両者多分納得してないと思うんですね。なので、確実に勝敗が決る試合がもう1度見たいなと、自分の中では思いましたね。本人とはまだ会って喋ってないですけど、絶対納得行ってないと思います」とコメント。
 朝倉未来は「僕も結果的に大将戦がお互いに納得行ってない内容だからこそ韓国に行くストーリーが出来たかなと思って。ただ、2人とも悔しがってんだけど、あの状態、カウンターを狙ってるから出れないっていう時点でお互いまだレベルが低い証拠なんで。僕から言わせたら。そこは改善点もあるし、お互いの実力がなかったからああいう試合になったと思います」と一刀両断した。

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