「タイガー・クイーンを丸裸にする」ウナギ・サヤカが初代タイガーマスクの団体に殴り込み大暴れ!

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 22日、東京都・後楽園ホールにて『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.21』が開催され、タイガー・クイーンとウナギ・サヤカが因縁を深めた。

 “ギャン期”に突入し、スターダムから放浪の旅に出てプロレス界を股にかけた “査定”を行っているウナギ・サヤカ。
 ウナギの行動力はすさまじいものがあり、数多の女子団体へと飛び込んで荒らし回り、男子団体である全日本プロレスにまで乗り込んで諏訪魔に真っ向からケンカを売ったりと、その傾奇者ぶりは留まるところを知らない。

 昨年10月にディアナに参戦した際には、8人タッグマッチで井上京子&井上貴子&神取忍&タイガー・クイーンというレジェンドだらけのチームと対峙。その中でウナギはクイーンに照準を定めて突貫ファイトを敢行した。その闘いぶりがジャガー横田の目に留まり、今回ストロングスタイルプロレスに初参戦を果たすことが決定。
 ウナギは「タイガー・クイーン!もっともっとやりたい、そしてもっとお前のプロレスの世界をもっともっと知りたい。タイガー・クイーンも同じことをちょっとは思ってくれてるんじゃないのかなと思う。タイガー・クイーン、お前を査定してやるよ!」と宣戦布告していた。

 タイガー・クイーンは、初代タイガーマスクこと佐山サトルとジャガー横田がゼロから生み出した“女子版タイガーマスク”として2021年7月にデビュー。ジャガー横田率いる“CRYSIS”、ダーク・タイガーら闇の勢力“DarkerZ”に執拗に狙われる中、1度も負けていないという無類の強さを発揮している。
 感情を表に出すことの無いクールなクイーンに対し、ウナギは感情をむき出しにしたガムシャラなファイトが持ち味。対極の位置にある2人が再びリングで対峙することでどのような化学反応が起きるのかに注目が集まっていた。

 この日は、タイガー・クイーンvs本間多恵vsウナギ・サヤカの3WAYマッチが実施。
 天真爛漫なファイトを見せるウナギは、純真な本間を騙してうまく使いつつクイーンの一本釣りを狙う。本間は3WAYマッチの特性上、得意のサブミッションがことごとくカットされ苦戦を強いられる。
 そんな中、クイーンはどちらとも与すること無く1vs2の闘いを展開し、その圧倒的身体能力を駆使して圧倒。ネックチャンスリーやスピンキックをヒットさせて圧勝かと思われたが、クイーンを付け狙うダーク・タイガーが突如試合に介入しウナギを救出する。
 闇の勢力も交えた大混戦となるも、クイーンは三角跳びケブラーダでウナギを試合から排除し、本間にツームストンパイルドライバー、ジャーマン・スープレックス・ホールド、タイガー・スープレックス・ホールドと必殺技のラッシュをかけて3カウントを奪った。

 試合後、ジャガー横田率いる“CRYSIS”の面々がリングに上がり本間を勧誘するが、本間はクイーンの手を取って結託。一方、ウナギはDarkerZの面々とともに退場していった。


 バックステージでクイーンと本間が今後の共闘を誓い合う中、ウナギが乱入し「おい!タイガー・クイーン、お前、負けたこと無いんだってな?お前は感情を出さないかもしれないし、すべてが見えないかもしれないけど、必ずこのウナギ・サヤカがお前の全てを丸裸にしてやるよ!」と啖呵。

 クイーンが相手にせずに無言のまま立ち去ると、ウナギはDarkerZを「助けてくれたけど、コイツらに興味はない」と一蹴しつつ、「私はただタイガー・クイーンの首を狩ることだけ、それしか興味がない。ストロングスタイルプロレス、皆さんもっともっと違うタイガー・クイーンを私が必ずお見せします!」と自信満々の笑みを見せた。

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