ロッカーBILLYが棺桶爆破葬でプロレスデビュー飾る! 音楽とプロレスのコラボイベントは大盛況で幕

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 ロックバンド「㏕9」のボーカルで、映画「BUGSⅡ」の監督・脚本・主演を務めたBILLYが1月14日深夜(15日午前0時半に興行開始)にオールナイトでクラブチッタ川崎で、音楽と映画とプロレスのコラボイベント「LAST FIGHTERS COLOSSEUM 2023~CLUB CITTA初電流爆破デスマッチ+ROCK」(同実行委員会主催)を開催。大会プロデューサーでもあるBILLYは、棺桶爆破葬でプロレスデビュー戦を勝利で飾った。

BILLYは昨年7月と9月に大阪で行われたFBWファイヤープロレスの大会で、再三にわたってミスター・ポーゴに暴行を受け、電流爆破バットで殴られたり、電流爆破地雷ボードに道ずれで落ちたりして散々な目に逢ってきた。もともと少林寺拳法を習得しており、近年は「RIZIN」に参戦経験がある昇侍と総合格闘技の練習を積んでいるBILLYは、その恨みを晴らすべく、ポーゴとリングで対峙することを決断した。

 今イベントでBILLYはまずミュージシャンとしてライブを披露。そして、ダブルメインイベント第1試合で、脳梗塞から1月2日に復帰したばかりのリッキー・フジ、花畑正男と組み、ポーゴ、怨霊、マスクド・ファイヤー組と、「電流爆破新アイテム持ち込み自由+棺桶爆破+電流爆破バット(2本)エニウェア6人タッグデスマッチ」で対戦。新アイテムとして、BILLYは電流爆破ラリアットを、ポーゴは大型カマ爆破を持ち込んだ。試合形式は棺桶に選手を入れて爆破した時点で決するルール。

 開始早々、BILLYはポーゴに場外戦に持ち込まれ、大型カマ爆破で被弾し大ダメージ。息を吹き返したBILLYは怨霊に得意の蹴り連発で攻め込んだ。しかし、ポーゴが電流爆破バットを持って、またまたBILLYを一撃。瀕死寸前のBILLYはなんとか死力を振り絞って、ファイヤーに電流爆破ラリアットを見舞うと、棺桶に入れた。ポーゴがファイヤーをかばおうとして、棺桶の上に横になると、BILLYが電流爆破バットでポーゴを殴打。それと同時にファイヤーが入っていた棺桶も爆破され、BILLYが勝利を手にした。

 試合後、BILLYは「ポーゴさん、試合してくれてありがとうございました」と言って、これまでの遺恨を水に流そうと手を出すも、ポーゴは握手には応じず退場。BILLYは「デビュー戦と言ってますけど、これが最後なんで。みんなが見に来てくれて証人になった」とマイク。リッキーが「BILLYさん、今度は普通に夜にやりましょう」と言うと、BILLYは「ウソ言えない。SNSとかで“アイツの試合が見たい”とか、そういう声がたくさんあるようでしたら、リングに立ちたいたいと思います」と再度試合をする可能性を示唆した。

 今イベントには音楽界から、BILLYのほか、東京演劇女子、ARBトリビュートバンド(KEITH)、RADIOTS、仮面女子、ザマスミサイル、MAGUMI AND THE BREATHLESSと7組のアーティストが出演し、プロレスも6試合が行われた。音楽とプロレスがコラボした画期的なオールナイト興行は、双方のファンもコラボして大いに盛り上がった。

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