2・5夢闘派プロレスで新井健一郎vsGENTAROの覇王争奪戦が実現!山田太郎vs定アキラ、スーパークラフターUvs諸橋晴也と職人対決が並ぶ珠玉の全3カードの見どころ解説!

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「プロレスとは闘いであり、その闘いこそが極上のエンターテイメントである」をモットーにプロレス道を追求する夢闘派プロレスが来る2月5日、蕨レッスル武闘館(アイスリボン道場)において特別興行を行う事となった。
今大会は対戦カードを厳選、注目度の高い3試合で構成されている。

▼KICK OFF SHOW 10分1本勝負
スーパークラフターU
vs
諸橋晴也

大会の流れを決める第一試合から興味深いカードが組まれている。
もはや夢闘派プロレスの門番と化したスーパークラフターUは総合格闘技の経験を持つ知る人ぞ知る超実力者。その太い足から繰り広げられる爆殺キックはまさに脅威で、食らった者はしばらく呼吸困難に陥る程の衝撃だ。
また、キックをかいくぐって懐に入ったとしても今度はサブミッション地獄が待っている、まさに難攻不落の人間要塞と言っても過言ではない。
対する諸橋は夢闘派プロレス初参戦。誰もが目を見張る程の超がつく超肉体美。まさにUNBREAKABLE BODY、鋼の肉体と言えよう。その肉体から繰り広げられるパワーを最大限に活かした攻撃は対戦相手にとっては脅威といえる。
この試合の最大ポイントはクラフターの爆殺キック対鋼の肉体という、まさに鉾と盾の闘いである。
クラフターが諸橋の肉体をぶち抜くか、はたまた諸橋のパワーがクラフターを跳ね返すか。
KICK OFF SHOWでありながらも注目の一戦といえよう。

▼YOSHINO PRODUCE MATCH 30分1本勝負
山田太郎
vs
定アキラ

昨年9月に夢闘派最強の座である”覇王”を賭け、新井健一郎と壮絶な戦いを繰り広げた定アキラ、今大会では凱旋帰国を果たした山田太郎を相手にシングルマッチを行う。
他団体では幾度も対戦をしている両者ではあるが、夢闘派のリングでは趣を変え、場内にいる全ての者が息を飲み込むような激しい攻防を繰り広げる事になると予想される。
2020年11月に両者は”覇王”の座をかけて激突。この時は定が山田をあと一歩のところまで追いつめながらも、惜敗となったが、今回、夢闘派代表吉野はこの試合をプロデュースするにあたり、当時と同じ会場、同じルール、同じ試合時間にすると当時の状況を再現、まさにリ・マッチという事になる。
定は山田に対し「尊敬はしているが今回は3カウント、いやギブアップを狙う」と必勝宣言。対する山田はメキシコ遠征の実績を盾に「今回も前回と同じ結果」と余裕の返答。
既にこの段階で両者の意地とプライドがぶつかり合う駆け引き合戦が始まっている。
そしてこの試合の裏テーマとして”世代闘争”が挙げられる。
この試合の後に行われる新井健一郎✕GENTAROの一戦はいわばベテラン同士の闘い。それに対し両者が異口同音に語っていたのは「試合内容でメインを上回る」という事。
つまり、間接的ながら新井健一郎やGENTAROとの勝負を見据えての闘いという事になる。

前回に比べて双方とも比較にならない位プロレスのレベルは上がっており、前回以上の激闘は確実。
「メインを乗っ取る」という発言が現実味を帯びてきたのは間違いない。

▼覇王争奪戦 61分3本勝負
【覇王】新井健一郎
vs
【挑戦者】GENTARO

昨年3月、夢闘派のリング上で新井が「GENTAROとシングルマッチをしたい」と発言した尊からこの闘いははじまる。
GENTAROも呼応し、両者は意気投合、6月に一度目のシングルマッチが行われた。
試合結果としては20分ドロー、5分延長もドローと決着がつかず。納得できない両者は第2ラウンドを要望、更には61分での覇王争奪戦を提案する。
これを受けて夢闘派プロレスは両者の意向を汲み61分3本勝負での覇王争奪戦を決定し、今大会で行う事を発表した。
新井にせよ、GENTAROにせよ、ファンや関係者から”レスリングマスターと呼ばれ、その実力派折り紙付き。その両者が激突するこの試合はまさにプロ・リスリングとは何か?をを考えさせられる試合になるのは間違いない。
決して派手な攻防ではないかもしれない。ただし技の一つ一つが基本に忠実であれば、どんな技でも必殺技になり得ることを再認識する試合になるだろう。

夢闘派だからこその職人対決。
これを見ずしてプロレスリングは語れない。

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