【試合詳細】12・10 アイスリボン道場マッチ 星いぶき&朝陽 vs トトロさつき&松下楓歩 あーみんvs 櫻井裕子vs 海乃月雫 弓李vs神姫楽ミサ 

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『アイスリボン1245』
日程:2022年12月10日(土)
開始:14:00
会場:アイスリボン道場
観衆:65人(満員札止め)

▼タッグマッチ15分1本勝負
真白優希/●咲蘭
11分10秒 0101→片エビ固め
弓李/○柳川澄樺(JTO)

▼シングルマッチ10分1本勝負
○弓李
9分23秒 ジャパニーズ・レッグロール・クラッチ)
●神姫楽ミサ(JTO)
※鈴木ユラ(AlmaLibre)が急遽欠場により 神姫楽ミサ vs 鈴木ユラからカード変更

▼トライアングルリボン15分1本勝負
○あーみん(COLOR'S)
8分29秒 タチアガール
●海乃月雫
※もう1人は櫻井裕子(COLOR'S)

▼タッグマッチ20分1本勝負
○星いぶき/朝陽
14分39秒 グッド・いぶニング
●トトロさつき/松下楓歩

星いぶきがトトロさつきに勝利し、前回のシングルマッチのリベンジを果たした!翌日からのタッグリボンベルトを賭けた戦いへ、いぶきが「明日、手を抜くなよ、お前ら!分かったか!」

第1試合


 大晦日で引退する真白がアイスリボン最年少であり、教育係を務めた咲蘭と引退前、最後のタッグを結成した。試合前から号泣していた咲蘭が序盤、標的にされるも、コーナーで泣きべそ状態のところを弓李に頭をはたかれまくると、「なめんじゃねえ!」と弓李をリング中央に引き込み、手の甲へのフットスタンプで反撃し、真白につなぐ。

 真白に対してもドロップキックをすかしグランドでの口塞ぎ攻撃から、口の中に拳を押し込む攻撃を仕掛ける弓李。真白も2度のフェイントからの目突きを決めるも、なぜか真白に対しては攻撃が厳しい弓李は張り手を叩き込み、サッカーキックを叩き込みガッツポーズ。続けて柳川も腰へのダブルニーから鎌固めへ。ロープに逃れた真白は三角締めからはりつけドロップキック、膝カックンからのドロップキックで反撃し、咲蘭に交代。

 咲蘭もドロップキック連打からつま先踏みつけ、そしてエルボー合戦に持ち込むと、真白を呼び込んでのダブルドロップキックを柳川にヒットさせる。さらにおんぶスリーパー、高角度回転エビ固め、さらに逆さ抑え込みと、柳川を攻め込んだ咲蘭だが、柳川のバッククラッカー、弓李のフィッシャーマンズバスターを浴び、最後は柳川の0101にカウント3を奪われた。

第2試合


 ユラの欠場により、対戦相手を指名できることになった神姫楽が選んだのは弓李。11月19日『1240』大会で初シングルが予定されていたものの、神姫楽自身の欠場により実現できなかった一戦が行われることになった。2試合連続となる弓李は「先輩だから大丈夫!」と入場式では余裕の表情をみせていたが、開始早々、神姫楽のタックル連打を浴び、早くもダウン状態。

 神姫楽はグランドに持ち込み、さらに弓李を攻め立てる。防戦一方となった弓李は払い腰から変形サーフボードからの前屈固め、口塞ぎ攻撃からフィッシャーマンズ・スープレックスを狙うが、これをこらえた神姫楽がエルボー合戦へ。弓李は足踏み攻撃からネックチャンスリードロップを決めるとダイビングボディアタックを狙うが、これを神姫楽がかわす。リバースパロスペシャルを決めた神姫楽は逆エビ固めで勝負に出るが、これを切り返した弓李がジャパニーズ・レッグロール・クラッチで丸め込み逆転勝ち。

 試合後もレフェリーに襲い掛かるなど、納得のいかない神姫楽に、弓李はリング上で寝転がり、してやったりの表情を見せた。

第3試合


 石川の欠場により、トライアングル戦に変更されたセミファイナル。海乃にとっては再デビュー後、初の道場マッチが、初のトライアングル戦となったわけだ。開始早々、タッグを組む予定だった櫻井と海乃がダブルドロップキック、櫻井が海乃を持ち上げてのプレス攻撃をあーみんに決めるも、海乃が櫻井を丸め込みに取り、あっという間に仲間割れ。

 そこにあーみんが2人まとめてタックルで吹っ飛ばすと、海乃を場外に蹴散らし、櫻井に対する。櫻井は串刺しエルボー、タックルであーみんを吹っ飛ばすが、あーみんも強烈なチョップ攻撃で応戦。ダブルチョップで櫻井を吹っ飛ばしたあーみんは「奈青―っ!」とアピールしたあと、石川の側転プレスを狙うが、側転ができずワークへ。さらに石川の持ち技のひとつトクホは決めるも、櫻井にコブラツイストを決められ、ロープに逃れるも、そこにはりつけドロップキックを浴びる。櫻井があーみんをカバーに入ったところで海乃がリングイン。

 あーみんを場外に落とし、櫻井にエルボー連打。ボディスラムで応戦した櫻井だが、海乃がスクールボーイで切り返し、櫻井がキックアウトするも、今度は変形の飛びつき腕十字固めを仕掛ける。カットに入ったあーみんが海乃をカナディアンバックブリーカーで持ち上げ、コーナーに叩きつけようとするが、これを逃れた海乃は串刺しドロップキックで反撃。

 さらに櫻井、あーみんにドロップキックを連発する。さらに2人に交互エルボーを連打した海乃。ここであーみんが海乃に目配せをし、櫻井をダブルのブレンバスターで叩きつけようとする。しかし、これをこらえた櫻井が2人まとめてのドロップキックから海乃に詰め寄ると、海乃は「あの人がやれって言ったんですよ!」とあーみんを指さす。櫻井とのダブルブレンバスターであーみんを叩きつけた海乃は、櫻井との合体プレスにいくかと思いきや、櫻井をカサドーラで丸め込み裏切りフォール。

 カウント2で返した櫻井に「持っておけ!」とアーミンを羽交い絞めにするように指示した海乃がミサイルキックを狙うが、これをあーみんが逃れ櫻井にヒット。あーみんが海乃を俵返しに決め、ダブルアームの体勢に持ち込むが、海乃がこらえる。サイドに回ったあーみんが海乃を抱えながらグランドに持ち込むと、石川のフィニッシュ・ホールドであるタチアガールへ。これがきっちり決まり、あーみんがカウント3を奪取した。

第4試合


 ICE×∞王座挑戦に名乗りを上げ、大晦日の挑戦が決まった朝陽。12月4日大阪大会でいぶきをシングルマッチで倒し、ベルト総獲りを宣言したトトロ。タッグ王者としてトトロへのリベンジに燃えるいぶきと虎視眈々と上位超えを狙う楓歩…アイスリボンのトップ戦線にからむ17年デビュー組3選手と楓歩を加えたタッグマッチがこの日のメイン。

 試合は朝陽vs楓歩でスタート。腕の取り合いから朝陽が楓歩をグランドに倒したところでいぶきに交代。代わったいぶきに楓歩がドロップキック。ここでトトロが入り、トトロがいぶきを、楓歩が朝陽をエプロン際で踏みつけ、さらにいぶきと朝陽を重ねてボディスラムに決めると、その上にトトロと楓歩がおんぶプレス。楓歩がいぶきにドロップキックを狙うが、これをすかしたいぶきが楓歩の背中に強烈な張り手を叩き込む。悶絶する楓歩をさらにコーナーに投げ飛ばし、朝陽とのダブルの踏みつけからキャメルクラッチで楓歩の髪を引っ張り上げるいぶき。

 再び楓歩の背中に張り手を入れると、はりつけドロップキック。すぐに楓歩もはりつけドロップキックで反撃すると、サッカーキック3連発からPK。さらにいぶきにエルボーを叩き込む。ここでいぶきがいぶチョップで返し、楓歩の動きを止め、コーナーに追い込んでのマシンガンチョップ。レフェリーのブレイクが入るも、そのダメージからコーナーで思わず楓歩が体育座り。代わった朝陽の619をかわした楓歩は、朝陽の串刺しエルボーに串刺しエルボーで応戦すると、PKを狙うが、蹴り足をキャッチした朝陽がグランドへ持ち込み、脇固めからアームブリーカー、さらに足も決めて絞め上げる。脇固めで切り返した楓歩だが、これを反転してブリッジで逃れた朝陽はフェイスバスターからエルボー合戦へ。

 これをしのいだ楓歩が朝陽をテイクダウンさせ、そこにトトロがボディプレス。起き上がった朝陽に楓歩がドロップキックをヒットし、振り子式のサイドバスター。代わったトトロが再びボディプレス。朝陽はカウンターのクロスボディからキャトルミューティレーションへ。ロープに逃れたトトロに朝陽が619、ジャンピングヒップドロップと畳みかける。代わったいぶきが串刺しエルボー、カニばさみからの側頭部へのドロップキックを決める。トトロはエルボーで反撃。いぶきもいぶチョップで応戦し、激しいエルボーとチョップの打ち合いへ。トトロがロープ際でのラリアットからボディプレス。カウント2でキックアウトしたいぶきは朝陽を呼び込むと、いぶきがトトロへ、朝陽が楓歩に同時のジャンピングヒップドロップ。

 さらにトトロに朝陽のミサイルキック、いぶきのダイビングボディアタックが決まり、いぶきがトトロをカバーもカウント2。カットに入った楓歩がいぶきをサイドバスター、トトロがカミカゼからコーナー2段目からのダイビングセントーンを決めカバーもカウント2。トトロがいぶきを引き起こす。ここでいぶきがカウンターのトラースキック、ハイキックを決めるが、トトロも飛び込みラリアットで応戦し、動くこと雷霆の如しを狙いいぶきを抱え上げる。トトロの上でもがきながら着地したいぶきはエプロンに立つ朝陽にトトロをスイング。朝陽がトトロにカウンターのエルボーを叩き込み、棒立ちとなったトトロをいぶきがグッドいぶニングで丸め込み、カウント3を奪った。

 試合後、マイクを手にしたのはいぶき。「トトロさつきから勝ったぞーっ!前回、大阪のシングルで負けて、めちゃめちゃ悔しくて、本当に今年一ぐらいの悔しさだったんじゃないかなって、自分の中で思っています。でも今日、その分を取り返せたので、嬉しいなって思います。そして明日からこのタッグベルト(の挑戦権を)懸けたトーナメントが始まります。自分は誰が上がって来ても絶対にぶっ潰すつもりでいるので、そこは誰でも来い!大晦日、待っているから。明日、手を抜くなよ、お前ら!分かったか!」と語り、最後はいぶきと朝陽が「プロレスでハッピー!アスリボーン!」で大会を締めた。

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