小川良成がテープでぐるぐる巻きにされて屈辱の敗北!バックステージでEitaを襲撃もGHCジュニアタッグ王座は奪還ならず

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 22日、東京都・後楽園ホールにてプロレスリングNOAH『STAR NAVIGATION 2022』が開催され、GHCジュニアタッグ王者の小川良成がロープに縛り付けられた上で敗れる屈辱を喫した。

 NOAHとDRAGON GATEは選手の相互参戦が進んでおり、望月成晃(現:望月マサアキ)がNOAHでGHCタッグ王座やGHCナショナル王座を、EitaがGHCジュニアヘビー級王座を戴冠するなど乗り込んでいった先で結果を残すなど大きな話題を振りまいている。
 一見して平和的な交流に見えていたものの、今年4月頃から潮目が変わり、同月29日に開催されたNOAH両国国技館大会ではNOAHvsDRAGON GATEのバチバチの対抗戦が展開され、今年5月にはNOAHを契約満了で離脱したと主張するNOSAWA論外率いる“PERROS DEL MAL DE JAPON(以下、ペロス)”がDRAGON GATEに戦場を移しオープン・ザ・トライアングルゲート王座(※6人タッグ王座)を戴冠してNOAHに持ち込んだことでさらに抗争は過熱している。

 NOAH内で日に日に影響力を増していくベロスのEita&鼓太郎は、今月16日の日本武道館大会で“STINGER”小川良成&クリス・リッジウェイの持つGHCジュニアタッグ王座へと挑戦する予定であったが、リッジウェイの欠場によって王座戦は延期に。NOAHでは王座戦で王者が欠場すると王座が返上になったりならなかったりする中、同王座は未だに小川&リッジウェイの手中にある。
 これに腹を立てたEitaは小川を袋叩きにしてベルトを強奪し、自らをGHCタッグ王者であると自称するように。21日の後楽園ホール大会では小川が試合後のEitaを襲撃する事態にまで発展し、翌日となるこの日の大会では両軍の直接対決として小川良成&進祐哉&藤村加偉vsNOSAWA論外&Eita&鈴木鼓太郎の6人タッグマッチが組まれた。

 怒りに震える小川はリングインすると同時にEitaに突っ込んで行き、場外に放り出してぶん殴る中でゴング。
 ペロスもすぐに体制を立て直して多vs1の対面を維持しながら攻撃に移るも、小川が飛び込んできて3人を千切っては投げ千切っては投げの大立ち回りを展開し、Eitaがコーナー下に置いていたGHCジュニアタッグのベルトを手に取ってさっさと帰ってしまう。
 場外カウントが14まで進んでいっても小川が戻ってくる素振りはなく、Eitaがバックステージまで追っていく。幕の内側では争うような物音が響き、ペロスのスペル・クレイジーが小川のベルトを掲げながら現れ、続いてEitaが小川を捕獲しながら再登場。
 小川は再び1vs3の状況でも大立ち回りを演じるも、論外の急所蹴りで撃退されると若手の藤村がペロスの集中砲火の餌食に。カットに来た小川をImperial Unoで迎撃したEitaは、ペロス総出で小川の両腕をロープにぐるぐる巻きにして固定。身動きが取れない小川の眼前でEita&論外が寝転んで挑発する中、鼓太郎が藤村を逆エビ固めで沈めた。

 試合後もペロスの3人は執拗に小川を挑発。HAYATAが救出に来ると一目散に逃げ出していった。
 HAYATA&進によって拘束を解かれた小川は怒りの形相でバックステージへと突入。Eitaから強引にベルトを奪おうとするも失敗し、小川はコメントスペースのフェンスを投げて怒りを爆発させた。

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