【会見全文】THE MATCHのアンダーカードは“RISEvsK-1”の豪華対抗戦がズラリ!YA-MANと芦澤竜誠が会見中に流血沙汰の大乱闘!

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 22日、都内某所にて『THE MATCH 2022』についての記者会見が行われ、8つの新規対戦カードが発表された。

 『THE MATCH』は那須川天心vs武尊のドリームマッチを実現するために創設され、格闘技界の各組織が手と手を取りつつ「格闘技界が1つになる」をテーマに掲げて行われる一大イベント。

 この日の会見に出席したのは、K-1プロデューサーの中村拓己氏、株式会社ドリームファクトリーワールドワイド代表の榊原信行氏、RISE代表の伊藤隆氏の実行委員3名。
 そして黒田斗真、金子晃大、玖村将史、芦澤竜誠、ゴンナパー・ウィラサクレック、山崎秀晃、レオナ・ペタス、和島大海、風音、鈴木真彦、志朗、YA-MAN、白鳥大珠、原口健飛、中村寛、“ブラックパンサー”ベイノアら選手16名。

 まずは榊原代表が実行委員を代表して挨拶を行った。

榊原信行代表
「こんちは!もう2ヶ月切りましたね。新緑の季節が来て、いよいよ両選手の世紀の一戦まで秒読みに入る。そんな段階だと思いますが、今日多分この天心武尊戦に勝るとも劣らぬ日本の格闘技史上最高のアンダーカードのラインナップがこのあと発表できることを嬉しく思います。
まずはじめにチケットの方の抽選選考、イープラスさんで始めさせていただいて、大概チケット買えてないと思います。『抽選外れた!』っていう声が多くてですね、関係者の中からも『チケットを取ってくれ』とたくさん、これはRISEさん、K-1さん、RIZINの中でもいろんなお問い合わせをいただくんですけど、現状抽選選考で8万枚を超えるオーダーを頂きまして、イープラスさんで受付させていただいたんですけど、『過去こんなことは始まって以来だ』というほどの熱を頂いています。中々当日会場で観戦頂ける機会を手に出来た方は少ないと思いますが、このあとまず限られた機会、枚数ではありますが観戦いただける機会の発売タイミングがありますのでご案内させていただきます。各プレイガイドでの抽選選考、4月25日12時からもう1つ抽選選考のチャンスがあります。そして5月1日朝10時から一般発売。この2回のチケット獲得のラストチャンス、そういう状況でございます。非常にチケットのほうが希少価値の高いものになっておりますが、会場で観戦いただけなかった方に関しては、是非AbemaさんのPPV、全試合ノーカットで生配信が決定しております。詳細は後日また各HP等々でご案内させていただきますんで、世紀の一戦、世紀の格闘技の祭典をライブで観戦いただけたらと、そう思っております。
そして、チケットのほうが、相変わらず詐欺まがいのことが多くて、“取る取る詐欺”が横行しておりますので、どなたか選手とか関係者で『俺にお金を預けてくれたら取れるよ』とか、選手・関係者だったら名前とかはわかるんですけど、そうじゃない人まで色々そういうことを言って回っている人がいるようではありますので、今お話した機会以外でチケットは取れませんので、くれぐれも詐欺被害にあうことがないようにお気をつけいただけたらと、そう思います」

 続いて、カード発表とともに選手が会見会場に登場。

榊原「本日、RISEさんとK-1さんの対抗戦というような形で両団体のトップクラスの選手、それぞれ8名揃い踏みという状況だと思いますが、他団体の選手のカードも含めて追加カードを発表していきたいと、そう思っておりますので、また決まり次第発表させていただきます。あと、まあまあホントに両団体、同じキックですけども、ルール違いますんで、両者のスイートスポットとなる調整にここまで伊藤代表、中村プロデューサー共々調整を進めてまいりましたが、いずれにしても天心vs武尊に関してはTHE MATCH天心武尊特別ルールという形で、この試合だけのスペシャルマッチルールを調整させていただきます。そして、それ以外のアンダーカードに関しては、THE MATCHスペシャルルールとして実施していきたいと、そう思ってます。
THE MATCHスペシャルルールに関しては、今回RISEさんK-1さん以外の他団体の選手の参戦も内定してきておりますので、そういう団体との調整も含めて最終確定次第発表させていただきたいと、そう思ってます。基本的な方向性としては、蹴り、足を掴んでのワンアタックは反則。しかし、首を抱えての膝蹴り、つまりワンアタックですね。こういう形でのワンアタックは有効というような、掴みでのワンアタックはダメだけど、首を掴んでのワンアタックはOKっていうようなところの調整を今進めております。基本的には判定基準を含めて最終調整していくんですけど、3分3R延長1R、全試合そういう方向で調整しております。
そして今回本当にチャンピオンクラスが並んでいますし、天心武尊含めてどちらを赤コーナー、青コーナーっていう……赤コーナーはチャンピオンコーナーなんですけど、そういう設定が非常に難しいので、赤コーナー、青コーナーという概念は頭から外していただいて、今呼称を含めて、最終的にそのコーナーをどういう名前で呼ぶのか、その辺を製作委員会の方で調整を進め、決定次第ご案内させていただきます。今日お話できるのは以上です」

 カード発表を受け、中村プロデューサー、伊藤代表がそれぞれの立場から意気込みを語った。

中村拓己プロデューサー
「本日はたくさんのマスコミの皆様に会場に足を運んでいただきまして、また、Abemaでの生中継も本当にたくさんの方に見ていただいていると思います。武尊選手と那須川選手の試合を実現させるために出来たこのTHE MATCH 2022という舞台なんですけど、今対戦カードが発表された通り、本当に夢のカードが実現したんじゃないかなと思います。格闘技ファンの皆さんだったら1度はノートの一部に『誰vs誰』っていう夢の自分のラインナップとか夢の興行を考えて妄想することって絶対あると思うんですけど、本当にそれが実現した。それが眼の前で見られる。そういう舞台がこのTHE MATCH 2022だと思います。本当にこういった舞台、そしてこういったカードを実現させるにあたって、榊原さん、伊藤さん、本当にありがとうございます。みんなが見たかったこの夢の対戦カード、そしてイベントを6月19日に提供しますんで、本当に楽しみにしていてください。
前回の会見で自分からは『K-1vs●●、どういう図式になってもK-1ファイターは準備ができているのでやります』という言葉を言わせていただいて、本当にその通りになったかなと思います。この対戦カード、こうやってK-1vsRISEさんっていう形で試合の図式も発表されて、対戦相手・体重、既に今日発表しました。本当にK-1の8選手、みんな肚を決めて覚悟を決めてここにいます。本当にいつもK-1でやってる熱い試合を見せてくれれば内容も結果も出ると思っておりますので、K-1、武尊選手も含めて、K-1一丸となってこのイベントに向かっていきたいと思います。改めてよろしくお願いします!」

伊藤隆代表
「今回、先程も榊原代表も言っていましたけど、本当にチケットが取れない状況なんですよね。『打撃格闘技、立ち技格闘技、捨てたもんじゃないな』って思いました。本当に『国立競技場でも良かったんじゃないか』という思いで、私自身、選手から言われても(チケットを)取れないような状況です。これほどの熱いカードが出来たのも、榊原代表、中村プロデューサー、K-1関係者の皆様のおかげだと思います。改めて感謝を申し上げます。
そうですね、本当にこのドリームマッチ、アンダーカードも全部メイン級のカードだと我々も思いますし、K-1中村プロデューサーの方も自信を持って送り出すし、我々もRISEを体現できる選手を自信を持って送り出します。もちろん勝ち負けってのはあるんですけど、それは自ずと結果がついてくると思いますし、もちろん一丸となって我々も勝ちにいきます。勝つだけではなく、RISEのファイターは面白い試合をして必ず勝ちます。そんな感じでどんどんどんどん盛り上げていけたらと思っていますんで、THE MATCH、6月19日、皆様楽しみにしていただけたらと思います。よろしくお願いします」

 続いて、選手たちが各対戦カードごとに意気込みを語った。

▼THE MATCHスペシャルルール 55.0kg契約 3分3R(延長1R)
鈴木真彦(山口道場)
vs
金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)

鈴木真彦
「皆さんこんにちは!RISEバンタム級王者の鈴木真彦です。今回THE MATCH 2022、出場が決まってとても光栄に思います。東京ドームで、大舞台の試合で、しかも相手がK-1の王者の金子選手なんで、夢の王者対決ということで、自分自身もめちゃくちゃ楽しみです。しっかり最後倒して勝とうと思ってるんで、期待しててください」

金子晃大
「どうも、金子です。今回のTHE MATCHは今までと違って団体を背負って闘うし、自分はチャンピオンとしてこの階級の選手たちの思いを背負って倒すつもりでやっていきます。皆さんよろしくお願いします」

▼THE MATCHスペシャルルール 55.0kg契約 3分3R(延長1R)
志朗(Be WELLキックボクシングジム)
vs
玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)

志朗
「BeWELL所属の志朗です。ホントに今回THE MATCHっていう大きい大会に出るのは嬉しいんですけど、玖村選手のことは結構意識してて、彼とだったらTHE MATCHの中で一番レベルの高い試合を見せられると思いますし、今回はRISE代表として出るので、RISEの強さを見せつけたいと思います」

玖村将史
「玖村将史です。まず、このような大きい舞台を用意していただいた運営関係者の方々に感謝したいと思います。僕はこの試合が事実上の55kgの日本一を決める試合だと思ってるんで、僕はK-1をこれから作っていく人間として、K-1を体現して玖村将史が最強ってことを証明します」

▼THE MATCHスペシャルルール 53.0kg契約 3分3R(延長1R)
風音(TEAM TEPPEN)
vs
黒田斗真(K-1心斎橋チームレパード)

風音
「RISEの風音です。そんなに言葉であんま言うアレじゃないと思うんですけど、終始最初から最後まで僕らでRISEを見せて見せて見せて、最後、最強のメインにつなごうと思ってるんで、皆さん楽しみに見ててください」

黒田斗真
「こんちは。K-1の黒田斗真です。まず『やっと発表されたか』って感じで、K-1代表とか、RISE代表とか、僕からしたらただどうでもいいんで。強いやつと戦えることにすごくワクワクしてるんで、しっかりぶっ倒したいと思います」

▼THE MATCHスペシャルルール 71.0kg契約 3分3R(延長1R)
“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)
vs
和島大海(月心会チーム侍)

“ブラックパンサー”ベイノア
「押忍!板橋区成増から来ました“ブラックパンサー”ベイノアです!今回、THE MATCHということで、なんとしてでも負けられない。チームで負けられないと思うんで、キックボクシング、我らが那須天のラストマッチなんで、しっかりRISE全員が勝って繋げないといけないと思います。自分だけ負けたらシャレにならないんで、わかってるんで、なんとしても勝ちます。押忍!」

和島大海
「K-1スーパーウェルター級王者の和島大海です。今回はK-1代表として絶対負けられないですし、東京ドームに見合った派手なKOをして勝ちたいと思います」

▼THE MATCHスペシャルルール 62.0kg契約 3分3R(延長1R)
中村寛(BK GYM)
vs
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)

レオナ・ペタス
「皆さんこんにちは。THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO、レオナ・ペタスです。普段どおりやれば普通に勝てると思ってるんで、普段どおりやってK-1の方が強いってことを証明したいなと思います」

中村寛
「押忍。BK GYM、RISE側の中村寛です。あまり意気込みとかはなにも俺は特に考えて無くて、自分が楽しめばRISEの勝ちにもつながるかなと思うんで、僕は楽しんで、しっかりこの出場するってことが目標じゃないんで、しっかり勝って、一番勝ち方で目立ってやろうと思うんで、当日楽しみにしててください」

▼THE MATCHスペシャルルール 63.0kg契約 3分3R(延長1R)
白鳥大珠(TEAM TEPPEN)
vs
ゴンナパー・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックスジム)

ゴンナパー・ウィラサクレック
「こんにちは、ゴンナパー・ウィラサクレックです。今回この大舞台でK-1のこの階級の代表として参戦できることをとても嬉しく思っています。自分の人生を振り返ってみても一番大きな大会だと思っているので、全力を尽くしてファンの皆さんに楽しんでもらえるような闘いをしたいと思っています」

白鳥大珠
「サワディカー!……あっ、白鳥大珠でーす。今回出場が決まって、僕、2年前、3年前の大晦日でリングでK-1選手との対抗戦をやりたいって言ったんですけど、それが今回実現されてメチャクチャ楽しみにしてます。今回ゴンナパー選手と対戦が決まったんですけど、K-1の元チャンピオンということでやりがいもある相手だし、今回出るにあたって、前回の試合はホントしょーもない試合しちゃったんで、今回は喧嘩するつもりでいます。……あまり喧嘩したことないですけど。そういう気持ちで行くんで、楽しみにしててください」

▼THE MATCHスペシャルルール 65.0kg契約 3分3R(延長1R)
原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)
vs
山崎秀晃(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

山崎秀晃
「こんにちは、山崎秀晃です。原口選手と試合できるということで非常にワクワクしています。寸前の試合でぽしゃってしまったんですけど、原口くん、申し訳ない。でも、どこの看板背負ってやってるかっていうのをしっかりここで証明したいと思ってます。まだまだ僕は65kgで、K-1で最強のつもりでいるんで、原口という男としか出来ない試合っていうのをしっかりお見せしたいと思ってるんで、そこでしっかり完膚なきまでに叩きのめしたいと思ってます。よろしくお願いします」

原口健飛
「押忍!RISEファイターの原口健飛です。そうですねえ、東京ドーム……僕、関西に住んでるんで見たこともないし行ったこともないんで実感がまだわかないですけど、大きな舞台っていうのは誰が聞いてもわかるかと思うんで、それに関してはワクワクしてますね。山崎選手なんですけど、僕がデビューする前からずっと見てる選手だし、昔行ったことあると思うんですけど、新生K-1で一番好きなファイターですし、強いなあと思って、やるなら山崎さんがいいなって思ってたんで、僕はメチャクチャ嬉しいですね。前回の試合でちょっとチャンピオンじゃなくなってしまったんですけど、それはどうでもよくて、やりたい人とやれるんですごくワクワクしてます。メチャクチャ盛り上げてメインにつなげたいと思ってます!」

▼THE MATCHスペシャルルール 62.0kg契約 3分3R(延長1R)
YA-MAN(TARGET SHIBUYA)
vs
芦澤竜誠(DRAGON FISH)

芦澤竜誠
「どぉーも、芦澤竜誠です。ぴぃ~す♪えっとぉ、マジで俺のための大会だと思ってンスね。俺がやるだけの大会。フツーに。今回マジ喧嘩なんでェ、みんなこれ喧嘩マッチ見たいと思ってると思うから、YA-MAN、オープンフィンガーでずっとやってるんで、オープンフィンガーやったことないけど、オープンフィンガー向いてるんで。俺のほうが。オープンフィンガーでこの試合します。ハイ。だから楽しみにしててください。今回喧嘩です。喧嘩します。東京ドームで」

YA-MAN
「オープンフィンガー?まあ根性あんじゃない?でもさ、俺の試合見たことあんの?なあ?」

芦澤「お前大して強くねーぞお前。気合はあるかもしれんけど、根性あるわ。なあ?でもお前のパンチが俺に当たると思うなよ?ガキ!」
YA-MAN「俺もなあ、お前の試合見たことあるけど、お前喧嘩よえーだろ。喧嘩したことないだろお前。なあ?」
芦澤「なんで喧嘩したことないってお前が言ってんだよ。お前が喧嘩したことあんのって大学生だろ、ガキ!」
YA-MAN「いやお前の闘い方見てればわかるんだよ」
芦澤「俺が喧嘩したことないの?」
YA-MAN「うん」
芦澤「おめーの方がねーな、ガキ!俺とアイツの違いは、アイツは頑張って不良みたいなこと言ってる。俺は頑張って不良みたいなことを言わないようにやってる。この違い」
YA-MAN「いや、お前も昔は言ってたけどな」
芦澤「人間変わんだよ!いい方向に。でもお前なあ、こんなこと言われたら覚悟しとけよ。お前やってやるからな。覚悟しとけよ。泣かしてやるからな、ガキ!」
YA-MAN「泣かすのはこっちだよ。東京ドームのみんなの前で泣かしてやるからなオイ」
芦澤「お前、サングラスなんだそれ。サングラスなんなん、それ」
YA-MAN「眩しいだろうよ、フラッシュがよ」
芦澤「全然フラッシュ焚いてねーじゃねーか。(※カメラマンへ)焚いてみ?……全然眩しくないよ。お前、カッコ悪いからやめろって」

(※収拾がつかず、司会者がオープンフィンガーグローブルールについての話へ軌道修正)

YA-MAN「オープンフィンガーグローブ?やってやるよ」

伊藤代表「いや、ウェルカムですよ。中村プロデューサー、大丈夫ですか?行けます?ウチはウェルカムですよ」

中村P「K-1でオープンフィンガーグローブやったことないんですけど、ここまでのやり取りあって、僕が『ダメです』って言ったらみんなすごいブーイングすると思うんで、やりましょう!オープンフィンガーグローブで。K-1、やるならやります」

芦澤「フツーにぃ、喧嘩しようとは言ったけど、東京ドームでお前、タイマン張ったらおもしれーぞ」
YA-MAN「面白いことは間違いないから。俺の試合にハズレねーから」
芦澤「お前の試合もマジでやべーな。でも俺の試合もマジでヤバいからな?マジみんな楽しみにしとけよ。絶対どっちかが倒すからな。絶対俺が倒し切るからな」
YA-MAN「皆さん俺がアイツボコボコにするとこ見に来てくださいよ、アイツまじよえーから、ホンットに!試合見れば分かるでしょ?どっちが強いか」
芦澤「言っとけカス!」
YA-MAN「泣かすぞお前!」
芦澤「お前司会がお前、(「リング上で決着を」と舌戦を終わらせるよう促しているんだから)ちゃんとやれよ。ずーっとお前入ってくるじゃねーか。お前ボコボコにしてやるからな。あとAbema TVの……」
YA-MAN「ちょちょ、お前言葉早すぎてなに言ってるかわかんねーよ」
芦澤「おめーが頭わりーから分かんねーだけだろ。お前なんだその髪型。中学生じゃねーか」

(※YA-MANが席を立って芦澤へ向かっていきグラスの水をかけると、周囲のスタッフ勢が総出で止める)

芦澤「グラス投げてくんのかと思ったら水かい!だからおめーニセモンなんだよ、ガキ!」
YA-MAN「ぶち殺してやるからな!・」
芦澤「やってみろよ。やってみろよ」

(※再びYA-MANが芦澤へ突っ込んでいき、スタッフに総出で押さえこまれる。倒れた際にテーブルの角に頭をぶつけたか、YA-MANが後頭部から出血し応急処置を受ける)

――みなさんにお聞きしますが、対戦相手の印象は
鈴木「シンプルに強いなって思いますね。やっぱりアグレッシブでパワーもあって。すごい倒しがいのある選手やと思うんで、思い切り倒したいと思います」
金子「この前の試合を見てたんですけど、ガンガン前に来てすごく噛み合うなと思って。K-1でやってきたことを体現できるかなと思ってます」

志朗「K-1の中だとタイプが似てるっていうとアレなんですけど、闘い方が、対戦相手が嫌がることをやるって感じなんで、ホントタイプの似た2人になると思うんで。技術は高いなっていうのは見えて、思ってますね」
玖村「ロジカル的な闘い方をするなあって、頭のいい選手かなって感じです。試合は噛み合うと思います。その中でもレベルの違いを見せて倒したいですね」

風音「(試合が)決まるまであんま知らなかったんですけど、映像見て、なんか倒してるんで強いんですけど、全体的に僕のほうが強いかなっていう。そんな特に相手に対しての印象はないですね」
黒田「相手の印象は、『見たかボケ!』。以上です」

ベイノア「押忍!現在のK-1のチャンピオンで70kgの国内でトップの選手だと思いますし、体が強くてサウスポーで攻撃力があって。空手なので、押忍だなって感じですかね。THE 押忍だと思いますね。押忍」
和島「正直、ベイノア選手見たことなかったんですけど、この間RISEの会場に招待していただいて試合を見させてもらったんですけど、その試合は押忍って感じでした。そういう感じでした。押忍」
ベイノア「まっ。押忍ですね、押忍」

レオナ「この間RISEさんに招待していただいて行かせていただいたんですけど、僕的には白鳥選手とやるのかなと思ってたんで、白鳥選手しか見て無くて中村選手の印象は無くて、決まったのは中村選手で、YouTube見たんですけど、普通に強い選手なんですけど、相手が弱いっすね。僕より強いやつとやってないだけなんで、っていう感じですね。僕とやってどうなるかなって感じです」
中村「いやあ、まあ、俺はそんな甘くないよっていうのは当日わかることなんで口でごちゃごちゃ言ってもアレですけど。まあまあまあ、俺からの印象は攻撃力あるなって感じですね。俺も攻撃力自信あるから、攻撃力vs攻撃力でバチバチの撃ち合いになってって感じですね。まあ当たったらすぐ倒れるやろなあと思うんで、しっかり倒しに行きますね」

ゴンナパー「自分もYouTubeなどで見させていただきましたが、やはり強い選手だとは感じましたが、自分には多くの経験がありますので、全く問題ないと思っています」
白鳥「まあ、元チャンピオンでK-1の数々の強豪選手を倒している。間違いなく強い選手だと思ってます。まあでも、噛み合うんじゃないかと思いますね。バチバチな試合に、久々、そんな闘いが出来る気がします」

山崎「まずRISEを代表する選手で、すべてのパラメーターが高い選手だと思ってます。攻撃もスピードもディフェンスもしっかり出来る選手だなと思ってます。那須川天心選手に次ぐRISEの代表選手となっていくのかなと思いますし、そこに競合相手でも世界王者でも果敢に挑んでいく強さを持った真っ直ぐな選手だなと思ってます。そういう選手と高いところで高い技術でぶちあたれることを今は非常に楽しみにしています。僕の原口選手の印象はそんなところです」
原口「テクニックを全部潰すようなパワー、そしてその中で細かいテクニックがメチャクチャあるんで、僕はどちらかと言うとテクニックのファイターなんですけど、みんなテクニックがあるから勝てるみたいな解説をしてると思うんですけど、それをねじ伏せるようなパワーがメチャクチャあるんで、だからホントに、僕も同じようにパワーに見えて全部できるような全部できるような選手かなと思います」

芦澤「今みんな見てわかったでしょ?アイツも殺しに来る。俺も殺しに来る。みんな目ェ離さないでください」
YA-MAN「ぶち殺しますよ、マジで。マジでムカついてるんで、ホントに。今すぐに殺してえよ。まあね、レベル違うんで。そもそもK-1とRISE、レベル違うんで。だって、みんな歴史学んでるでしょ?日本が鎖国してたとき、日本がどうなったか。黒船が来てなんも出来なかったじゃん。それと一緒です。俺たちが黒船です」

――中村プロデューサー、先程YA-MAN選手も“鎖国”という言葉を使っていたが、これまでのK-1は他団体の選手が試合をしたいと求めてきたら「K-1に上がってください」というスタイルだった。この対抗戦をキッカケに外部と交流をしていくのか、今回のみの対応なのか。
中村P「そのスタンスは変わらないです。今回だけです。今回は特別です。最初の会見でも言った通り、武尊選手と那須川天心選手が闘うってとことでこの特別な舞台・場所が出来たんで、その中で試合を組んでいく以上は、普段できないこと、やれないことをやるってのが一番ファンの皆さんに喜んでもらえることなんで、そういった部分では今回はスペシャルな試合・カードを組もうってことでこういう対抗戦という形になった。まあ、これはこの大会なんで、これからもK-1でやること、目指すことは変わらないと思います。今回は対抗戦という形ではありますが、普段からK-1が一番だ、K-1が最高だと思って普段の大会から闘っているんで、今回はこういうRISEさんの相手と試合をしてそれを見せるだけかなと思います。自分たちがやっている信念は変わんないです」

――鈴木選手、金子選手、今大会では現状唯一のベルトホルダー同士の対決ですが思うところは
金子「自分がやってきた選手に対してもそうですし、K-1に対しても背負っていく覚悟はあるので、それを見せるだけかなと思います」
鈴木「それはもちろん意識してますけど、K-1vsRISEっていうか、僕はホンマに一番を目指してるんで、ホンマに強いやつとやりたいってのが僕のアレなんで。意識はしてるようで、してない。そんな感じですね」

――玖村選手、志朗選手、先程のコメントでは相思相愛のように見えたが、お互いのどういうところに興味を持っていたか
玖村「テクニックでも完封できるタイプですし、この間の試合もしっかりKOで倒してたんで、しっかり倒す力も持ってるんで、タイプとしてはメチャクチャ似てるかなと思うし、この試合はこのメンバーが揃ってるんですけど、この試合が一番レベル高い試合になるんじゃないかと思ってます」
志朗「まあ自分自身、技術には自信ありますけど、K-1=打ち合いのイメージが強いんですけど、玖村選手は打ち合いに持っていくまでの過程があったりとか、技術が高い選手っていう印象があったので、ホントに武尊vs天心を含めてもこのTHE MATCHの中で一番ホントに技術力のあるレベルの高い試合が見せられるんじゃないかと思ってます」

――伊藤代表、中村プロデューサーにお聞きしたいのですが、今回の対抗戦、何勝何敗を予想しますか
中村P「全勝です」
伊藤代表「全勝ですよ?もちろん」

――榊原代表、チケットは完売になりそうですか
榊原「まあ、間違いなく完売ですね。抽選選考も8万を超える数が来てるんで、その中で当落はご案内はしますけど、落選された方は4月25日、5月1日の一般発売なんで、その方たちを救済までの枚数はないですよね。遥かにキャパオーバーという状態で。即完間違いなしという状況です」

――300万円や100万円のチケットもかなり売れている?
榊原「いやだから、枚数の4倍、5倍のご応募を頂いているという状況です」

――鈴木選手、先程玖村選手が「55kgの事実上の日本一を決める試合になる」と言っていたが、チャンピオンとしてその言葉を受けての感想は
鈴木「ホンマにここにおるメンバーはレベルも高いし、ホンマにトップレベルの選手だと思ってるんで、次またこういう機会があれば是非やりたいと思ってますし、まあ今は特に気にしないですね。チャンピオンは金子選手なんで。そんな感じです」

――玖村選手が今ベルトを持っていないのにこうした発言をすることに苛立ちはあるか
鈴木「それも今のところ無いですけど……そうですね、無いです」

――金子選手、先程の発言を隣で聞いていてどう思いましたか
金子「まあ僕も別に自分は技術は無いと思ってますけど、技術を見せたいと言うんだったらそうすればいいんじゃないかと思うし、僕が見せたいのはこのTHE MATCHで僕のパワーを見せたいんで」

『THE MATCH』
日程:2022年6月19日(日)
開始:14:00(予定)
会場:東京都・東京ドーム

<新規発表カード>
▼THE MATCHスペシャルルール 55.0kg契約 3分3R(延長1R)
鈴木真彦(山口道場)
vs
金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)

▼THE MATCHスペシャルルール 55.0kg契約 3分3R(延長1R)
志朗(Be WELLキックボクシングジム)
vs
玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)

▼THE MATCHスペシャルルール 53.0kg契約 3分3R(延長1R)
風音(TEAM TEPPEN)
vs
黒田斗真(K-1心斎橋チームレパード)

▼THE MATCHスペシャルルール 71.0kg契約 3分3R(延長1R)
“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)
vs
和島大海(月心会チーム侍)

▼THE MATCHスペシャルルール 62.0kg契約 3分3R(延長1R)
中村寛(BK GYM)
vs
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)

▼THE MATCHスペシャルルール 63.0kg契約 3分3R(延長1R)
白鳥大珠(TEAM TEPPEN)
vs
ゴンナパー・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックスジム)

▼THE MATCHスペシャルルール 65.0kg契約 3分3R(延長1R)
原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)
vs
山崎秀晃(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

▼THE MATCHスペシャルルール 62.0kg契約 3分3R(延長1R)
YA-MAN(TARGET SHIBUYA)
vs
芦澤竜誠(DRAGON FISH)
※両選手オープンフィンガーグローブにて実施

<既報カード>
▼THE MATCH 2022スペシャルルール 58.0kg契約 3分3R(延長1R)
那須川天心(TARGET/Cygames)
vs
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

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