【試合詳細】2・13 アクトレスリング新宿FACE大会 茉莉&西田薫子vs青野未来&汐月なぎさ 澄川菜摘vs福永莉子 ワイルド・バニー&皇希vs未依&水嶋さくら 入江彩乃vs 荒幡寧々vsアレン 夏葵vs福田茉耶

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『アクトレスリング旗揚げ 新宿公演』
日程:2022年2月12日(日)
開始:12:00
会場:東京都・新宿FACE
観衆:未発表

▼シングルマッチ 10分1本勝負
●夏葵
7分15秒 ブラジリアンキック→片エビ固め
○福田茉耶

▼3WAYマッチ 10分1本勝負
○入江彩乃
6分53秒 あやのんロール
●アレン
※もう1人は荒幡寧々

▼タッグマッチ 15分1本勝負
●ワイルド・バニー/皇希
9分4秒 くまちゃんフォール
○未依/水嶋さくら

▼シングルマッチ 10分1本勝負
○澄川菜摘
9分20秒 逆エビ固め
●福永莉子

▼タッグマッチ 15分1本勝負
茉莉/●西田薫子
14分59秒 キャプチュード→片エビ固め
○青野未来/汐月なぎさ

新体制のアクトレスガールズが『アクトレスリング』をスタートし8人がプロレス初試合!事前に勝敗が決まる革新的システムで最高のパフォーマンスを目指す

オープニング


 出場する全アクトレスガールズがリングに現れ、以前のAWG公演と同じく『Love Riddle』でダンスパフォーマンス。

 続いてアクトレスリングとはどのようなものか、手元に配られた紙の内容が簡単に説明される。

『アクトレスリングとは?』
 プロレスを用いたファン参加型のエンターテイメントプロレス。勝負の勝敗は、事前に集計された以下の項目の特典合計が多い選手の勝利となる(10点満点)。
 出演選手の練習時間など意欲が高いほど努力として、ファンの取り置きチケット数や物販売上なども人気として得点に反映される事で、結果として実力や評価に繋がっていく。
 その集計結果によって事前に勝敗が決まり、それに応じたパフォーマンスを出演選手たちがリング上で見せていくことになる。
 勝ちたい意欲や人気がある選手ほど勝利選手としてリング上でパフォーマンスをできる事から、ある意味実力で勝敗が決まるシステムとなっている。

【得点表】
・実力(0~3点/技術・演技力などリング上でのパフォーマンス力)
・努力(0~3点/パフォーマンス力を高めるための、練習時間・習得技術などの努力)
・人気(0~2点/集客力と物販の売上などファンへのアピール力)
・運(0~2点/運も実力。その公演での勝利運 ※例:サイコロを振って出目×0.5など)
・キャリア(0点/基本点は0点だが、上記得点で同点の場合のみキャリア上位に1点加算)

 このシステムは4月頃の公演より運用準備を進めていくが、それまでも上記の得点表に応じた評価がベースとなって勝敗が決まっていくとのことだ。

第1試合


 リストの取り合いから茉耶がバックエルボーで逃れヘッドロック。夏葵もボディブローで逃れ、茉耶をロープに振るとアームホイップ。茉耶もすぐさまアームホイップで投げ捨て両者睨み合う。
 夏葵がロックアップを仕掛けるが、避けた茉耶がガットショットからコーナーに振ろうとするが、逆に振った夏葵が串刺しドロップキックからガットショット。さらに対角線のコーナーに二度三度と顔面を叩き込んでいく。
 リングに転がした夏葵がフォールも1。

 夏葵はアームロックで捕らえるが、茉耶はロープに足を伸ばしブレイク。

 夏葵はロープにもたれかかる茉耶の背中にミドルキック連打から引き起こすが、茉耶がローキックを打ち込むとローの打ち合いへ。
 夏葵がロー連打からロープに飛ぶが、茉耶はドロップキックで迎撃。茉耶はブラジリアンキックをフェイントに片足タックルからアキレス腱固め。夏葵は急いでロープを掴みブレイク。

 茉耶はカカト落としからフォールも2。

 茉耶はドラゴンスリーパーで捕らえ、夏葵はなんとかロープに足を伸ばしブレイク。

 茉耶はロープに飛ぶが、夏葵はジャンピングニーで迎撃しボディスラムからダイビングフットスタンプ。茉耶が避けるとハイキックも避けてブラジリアンキック。だが夏葵もすぐさまハイキックからスクールボーイも2。

 夏葵はサッカーボールキックからジャックナイフも2。

 夏葵はロープに飛ぶが、茉耶はハイキックで迎撃しブラジリアンキック。これが顔面にクリーンヒットし、倒れた夏葵をフォールし3カウント。

<試合後コメント>

福田茉耶
――アクトレスガールズとしてのデビュー戦を終えていかがですか
「普段練習してるMMAと違う部分があって、相手の方との戦うときのリズムが違うので難しいものがあるんですけど、それを極められたらすごい他にはない面白いものになるんじゃないかなと、自分ではすごく思っていて。もっと臨機応変に誰とでもいいパフォーマンスが出来たらと思っています」

――アクトレスリングは事前に勝敗が決まっている状況でパフォーマンスを見せる特殊な形式だと思うが、このシステムについてどう思うか
「私は元々スタントだったりアクションだったりがすごい好きで、1歳の頃からお芝居もやっていて、そこにプライドをすごく持っていたので。そこをしっかりと、私達のやっている技術としてアクション映画を見て、『これはフィクションです』って言うから面白くないってことは無いじゃないですか。それを知っていた上で感情移入できるような試合、パフォーマンスをしてお客さんに楽しんでいただきたいという思いが強かったので、なにがなんでもアクトレスガールズとして、このリングで認めてもらいたいという気持ちが強いです」

第2試合


 3人で手4つから彩乃が二人を蹴りつけ、アレンをロープに蹴飛ばし寧々のリストをとる。だがアレンは彩乃を蹴りつけリストを取り、数珠繋ぎで寧々にもダメージ。寧々は回転して逃れると、アレンの反対側から彩乃の腕を取り、二人で彩乃を絞り上げるとコーナーに振り、寧々は串刺しジャンピングエルボーからアレンが串刺しドロップキック。

 彩乃はアレンと寧々をコーナーに振ると串刺しドロップキックから二人まとめてネックブリーカードロップ。
 彩乃は寧々にヘアーホイップからロープを使ったゆりかもめ。これが注意されると逆エビ固めで捕らえるが、寧々はロープを掴みブレイク。
 彩乃はロープに飛ぶとロープにもたれかかる寧々の背中にドロップキックからフォールも2。

 寧々は彩乃にエルボー連打からロープに飛ぶが、彩乃が追走してドロップキック。さらに髪をつかんで首投げからお主の耳にドロップキック。フォールもアレンがカットし、代わりにアレンが寧々をフォールも彩乃が足を掴んでカットし、再度寧々をフォールもアレンがカット。

 彩乃はアレンにエルボーからロープに振ろうとするが、寧々が彩乃を後ろから突き飛ばしてアレンに叩き込むと、彩乃をアルゼンチンで担ぐがアレンが寧々にチョップを打ち込みカット。
 アレンはロープに飛んでドロップキックも、避けた寧々がアレンをロメロ・スペシャルで捕らえる。
 彩乃がその間に入ってそっと寧々をフォールするが2。

 寧々とアレンは彩乃をロープに振ってダブル攻撃を狙うが、彩乃は避けると寧々に走りこむ。だが寧々が彩乃を羽交い締めにして、アレンが彩乃にドロップキック。さらに寧々がセントーンを投下しアレンと寧々がハイタッチも、アレンはすぐ様ガットショットから首固めも2。
 アレンはスクールボーイも2。アレンはプロペラクラッチも2。 
 アレンはジャックナイフも2。

 寧々はアレンに走りこむと、ブレーンバスターで叩きつけフォールしようとするが、彩乃が寧々にエンドレスワルツ。これはアレンがカット。

 アレンはラリアットを彩乃に狙うが、避けた彩乃とバックの取り合い。彩乃はそのままコーナーに下がりアレンを潰すとサムソンクラッチからそのままあやのんロール(※変形逆逆エビ固め)で捕らえギブアップを奪った。

<試合後コメント>

荒幡寧々&アレン
――アクトレスガールズとしてのデビュー戦を終えていかがですか
荒幡「アクトリングの方では何度かやらせて頂いてるんですけど、アクトレスリングは今回はじめてで。もう、5倍くらい緊張しちゃって(笑)お2人に支えてもらったなって、無事終われてよかったなと思います!」
アレン「自分もアクトリングの方でやってたんですけど、リングに立つのが半年ぶりだったっていうのもあって、寝れないくらいメチャクチャ緊張して(笑)自分も彩乃さんと寧々ちゃんにメチャクチャ助けてもらって、なんとか終わることが出来てホッとしてると同時に、『次はもっとこうしなくちゃ』とかって反省点も色々見えてきて、次からもっと頑張ろうって感じです!」

――アクトレスリングはプロレスともアクトリングとも違った闘いを見せる場だと思いますが、アクトレスリングでのパフォーマンスは他とどう違うと感じますか荒幡「アクトリングが舞台で、プロレスはプロレスで、ここはエンターテインメントショーに近くて、お客さんからはより見やすくてとっつきやすいものになっているんじゃないかなと思います」
アレン「自分も最初そうだったんですけど、『プロレスってちょっと怖いんじゃないかな、見るの怖いな』って人もいると思うんですけど、アクトリングは見るきっかけとしては寧々ちゃんも言うように見やすいし入りやすいんじゃないかなと思っています」

第3試合


 未依とさくらが走り込み奇襲するが、皇希とバニーが中央に振る。だが腕を組んで回転したさくらと未依はそれぞれに串刺しエルボーを叩き込むと喜ぶ二人だったが、バニーが未依を場外に投げ捨て、皇希がさくらをヘアーホイップからボディスラム。フォールも2。
 さくらはロープに飛ぶが、皇希はカウンターのボディスラムからコーナーに叩き込みバニーにタッチ。

 バニーは首投げ連発からヘッドシザース。逃れようとしたさくらの上半身を皇希がキャメルクラッチで捕らえるが、これはレフェリーが注意しブレイク。
 タッチしようとしたバニーの背後からさくらがスクールボーイから低空ドロップキックを叩き込み未依にタッチ。

 未依がくまちゃん攻撃連発からバニーにくまちゃんを投げつけもたせるとロープに飛ぶが、バニーがくまちゃんを未依に投げ返し、キャッチした未依をくまちゃんごとドロップキック。バニーは皇希にタッチ。

 皇希はロープに振ってロープの反動でリング中に未依をふっとばすと、ビッグブーツからフォールも2。
 皇希は片逆エビ固めで捕らえるが、未依は必死にロープを掴みブレイク。
 皇希は串刺しエルボーからロープに飛んでラリアット。フォールも2。
 未依は走り込んできた皇希にコードブレイカーからコーナーに登りダイビングフットスタンプ。フォールも2。
 さくらがチェンジを要求し、未依が「いってこい!」とタッチ。

 さくらは走り込むとタックルで組み付き回転。なぜか一度離れてドロップキックから鎌固めで捕らえるがすぐにバニーがカットする。
 バニーはボディスラムからロープに飛ぶと、皇希をフェイスバスターでさくらに叩き込みフォールさせるが2。

 皇希はカナディアンバックブリーカーで捕らえるが、これは未依がくまちゃん攻撃連打でカット。
 未依とさくらは皇希をロープに振ってダブルドロップキック。
 さらにさくらが前方回転エビ固めも2。
 さくらは皇希をロープに振るが、皇希はラリアットでなぎ倒しフォールも2。
 さくらはエルボー連打も皇希は強烈なエルボー一発でふっ飛ばし、ボディスラムを狙うがさくらが首固めも2。
 さくらは未依に、皇希はバニーにタッチ。

 バニーと未依はドロップキックの相打ちからエルボーの打ち合い。未依はエルボー連打からコーナに振ろうとするが、逆に振ったバニーが串刺し攻撃を狙うも、未依は足を伸ばしてカットしエプロンに降りるとハイキックからロープを使ったスタナー。
 未依はロープに飛んでラリアットも、バニーはその腕を巻き込むとネックブリーカー。これはさくらがカット。
 さくらと未依はバニーをロープに振ってダブル攻撃。カットに来た皇希をさくらがカニバサミでバニーに叩き込み、未依が二人まとめてフットスタンプからフォールも皇希がカット。
 皇希はさくらにガットショットから場外に投げ捨て、バニーが羽交い締めにした未依にランニングエルボー。これを未依が避けて誤爆させると、皇希にドロップキックからバニーにくまちゃんフォールで3カウント。

<試合後コメント>

皇希&水嶋さくら
――アクトレスガールズとしてのデビュー戦を終えていかがですか
水嶋「なんか色々といっぱいいっぱいで(笑)わーってやって、わーって終わりました!あはは(笑)いっぱい反省点が色々あるんですけど、とりあえず無事に終えられてよかったです!」
皇希「アクトリングではクラムというキャラクターで闘ってきたんですけど、自分自身というか“皇希”というキャラクターとしてやるにあたって、クラムは結構静かなんですけど、今日はメチャクチャ声を出してたんで。声を出すだけでこんなにしんどいんだなって思って!(笑)でもなんかすごくその分楽しくも出来たなと思ってて、もちろん反省点もいっぱいありますけど、これからもっともっと成長していけたらいいなと思いました!」

――アクトレスリングはプロレスともアクトリングとも違った闘いを見せる場だと思いますが、アクトレスリングでのパフォーマンスは他とどう違うと感じますか
皇希「アクトリングは与えられたクラムという役があって、その上に自分の技術を載せていかなきゃいけないし、その上で『クラムならどう動くか』というのを考えながらやっているので、アクトレスリングが2つしか脳みそを使っていないのに対して、クラムの方では3つ4つ必要というか、そういうイメージですかねえ」
水嶋「私はこれからキャラクターをどんどん肉付けしていく感じなんですけど、やっぱりキャラクターとして演じるときは自分に合った技とか魅せ方とか、そういった全く違うもので魅せていってお客さんを楽しませていければと思っていて。そこでの自分自身なのか、自分自身じゃないキャラを自分が演じるのかっていう部分で、魅せ方や見ていただきたいポイントが違って、楽しみ方も変わってくるのかなと思います」

――アクトレスリングの方が自分の素が出やすい?
皇希「やっぱ出ますね(笑)クラムのときは、『これは自分のクセでやっちゃうからやらないようにしなきゃ』とか思ったりするんですけど、今は変な話すごく自由なので、ある意味なんでもやっていいというか。だから……出ますね(笑)するっと出ちゃいます」
(※水嶋が感慨深げに何度もうなずく)
皇希「ただ、私はクラムのときが結構出がちだったので、逆に『クラムのときにこれをやりがちだからこれやらないようにしよう』とかはすごく考えました」

第4試合


 お互いミドルキックで牽制し、菜摘がハイキックを避けてバックを取るとグラウンドへ。そのまま腕を取り腕ひしぎも、莉子はそのまま丸め込みフォールも2。

 バックの取り合いから莉子がアキレス腱固めを仕掛けるが、下から菜摘が蹴りつけ逃れる。
 莉子のエルボーを交わした菜摘がSTFで捕らえるが莉子はロープを掴みブレイク。

 菜摘は足を掴むとリングに叩きつけていき、髪を掴んで引き起こすとヘアーホイップ。ロープを使ったアキレス腱固めから、これを離すとコーナーに逆さ吊りにして足を絞る。さらに串刺しドロップキックを足に叩き込み、立てなくなった莉子を強引に引き起こすと莉子は痛む足でローキックを打ち込んでいく。菜摘もローキック連打を打ち込み、コーナーにもたれかかった莉子へ菜摘が走りこむが莉子はドロップキックで迎撃。
 莉子はサッカーボールキックからヘアーホイップで投げ捨て首投げ連発。さらにボディスラムからフォールも2。

 莉子は逆エビ固めを狙うが、菜摘が耐えると両肩がついているためフォールに。2で返すとそのまま莉子が片逆エビ固めも菜摘はロープを掴みブレイク。

 莉子はスクールボーイも2。

 莉子はロープに飛ぶとカサドーラも2。

 莉子はハイキックからスピンキックを叩き込みフォールも2。

 莉子はコーナーに登るが、菜摘がエルボー連打からデッドリードライブ。さらにソバットを顔面に叩き込みフォールも2。
 菜摘はボディへのストンピングからコーナーに登り、ダイビングフットスタンプを投下するが莉子は避ける。
 菜摘はハイキックも、避けた莉子はミドルキック。菜摘はキャッチしてハイキックを叩き込むと急角度の逆エビ固め。すぐさま莉子はギブアップした。

<試合後コメント>

福永莉子
――アクトレスガールズとしてのデビュー戦を終えていかがですか
「試合が始まっちゃえばもう大丈夫だったんですけど、リングに立つのが初めてだったので、色々初めてのことが多い中、これからも色々努力して頑張っていけたらと思います」

――アクトレスリングはプロレスともアクトリングとも違った闘いを見せる場だと思いますが、アクトレスリングでのパフォーマンスは他とどう違うと感じますか
「私もやっぱり女優をやっていて、まさか自分がプロレスをしてリングに立つとは夢にも思わなかったんですけど、アクションとかお芝居ということには変わりないし、自分も動くことは好きだったので、トライしてやってみようかなと思っている内に、プロレスラーとアクトレスガールズの違いについて練習していく中で考えていって、ちょっとまだデビュー戦だったので、とりあえずデビュー戦を無事終えることしか頭になかったんですけど、個人的な気持ちはプロレスラーになったのと一緒かなと。エンターテイメントをお客様に見せるという点では、プロレスラーもアクトレスガールズも一緒なのかなと思ってます」

――今後の目標はなにかありますか
「今後はアクトレスガールズのトップというか、スターになれるように頑張っていきたいなという目標はあります」

第5試合


 先発を薫子が拒否し、未来と茉莉へ。

 ロックアップからリストの取り合い。茉莉がヘッドロックで捕らえショルダータックル。すぐに立ち上がった未来へ茉莉がロープに飛んでショルダータックルも、未来はハンドスプリングで二度三度と立ち上がる。茉莉は髪を掴んで引き起こしフォールも1。すぐさま未来がフォールも2。
 お互いアームホイップで投げ捨て睨み合う。
 両者タッチ。

 ロックアップからエルボーの打ち合い。薫子が打ち勝ち投げようとするが、なぎさが逆にボディスラム。
 なぎさはキャメルクラッチで捕らえ、これを離すと未来にタッチ。

 未来は首投げからボディシザース。サーフボードストレッチに移行し、これを離すと正面ロープにくくりなぎさとともにバルーン攻撃を交互に叩き込むと「誕生日おめでとう!」とアピール。
 未来は改めて「おめでとう」とエルボーを打ち込みなぎさにタッチ。

 なぎさはコーナーに顔面を叩き込みヘアーホイップ連発からコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、薫子が避けるとスクールボーイからコーナーに登りダイビングクロスボディアタック。フォールも2。薫子は茉莉にタッチ。

 茉莉はショルダータックルから、走り込んできた未来をカニバサミで倒して客席にアピールするが、未来は背中にダブルチョップからロープに振ってダブル攻撃を狙うも、これを切った茉莉が二人まとめてドロップキック。
 茉莉はストンピングからカンパーナで捕らえ、これを離すとコーナーに叩き込み顔面を膝で潰していく。
 茉莉は首投げから背中にサッカーボールキック。四方に向けて首投げからサッカーボールキックを叩き込みフォールも2。
 茉莉は担ぐが、着地したなぎさがチョップ。茉莉は胸を差し出し、再度なぎさがチョップ。茉莉もチョップで返していき、チョップの打ち合いからなぎさがチョップ連発。受けきった茉莉はダブルチョップからローキックを打ち込み、さらに正面からサッカーボールキックを打ち込んでフォールも2。
 茉莉はロープに飛ぶが、エプロンから未来が蹴りつけ、なぎさがドロップキックから再度未来がエプロンから蹴りつけ、なぎさがボディスラムで叩きつけるとフォールも2。
 なぎさは未来にタッチ。

 未来はドロップキック連発からロープに飛んで低空ドロップキック。さらに片逆エビ固めでとらえるが茉莉はロープを掴みブレイク。
 お互いロープに振ろうとするが、耐えた茉莉がサイドバスターからフォールも2。
 茉莉は熨斗紙を狙うが、耐えた未来がミドルキックをキャッチしミドルキック。コーナーに突き飛ばして走りこむが、茉莉は阿吽で迎撃しロープに飛ぶが未来はラリアットで迎撃しロープに飛ぶ。茉莉もハイキックで迎撃し熨斗紙。茉莉は薫子にタッチ。

 薫子はロープに飛んでドロップキック。茉莉が未来の髪を掴んで動きを止めるが、なぎさが薫子にスクールボーイから低空ドロップキック。コーナーに振ると串刺しドロップキックから未来も串刺しドロップキックを叩き込み、ロープに振ってラリアット。避けた薫子がエルボー連打から投げようとするも、未来が逆に投げようとするが着地した薫子がガットショットからボディスラム。フォールも2。
 薫子は逆エビ固めで捕らえるが未来はロープを掴みブレイク。
 薫子はロープに飛ぶが、未来がカウンターのボディスラムからサッカーボールキックを叩き込みフォールも2。
 未来はボディスラムから足4の字で捕らえようとするが、茉莉がカット。
 薫子が未来にブロックバスターホールドもなぎさがカット。
 未来がローキックからハイキックを叩き込みフォールも2。
 未来はキャプチュードからフォールし3カウント。

エンディング


未来「本日はアクトレスリング旗揚げ、ご来場いただきありがとうございます!このご時世の中、足を運んでいただいたことに本当にとってもとっても感謝しています。ありがとうございます。新生アクトレスガールズになりまして、今日が一発目の公演となります。皆さん、楽しんで頂けましたでしょうか?これから、私達は、アクトレスガールズにしかできない闘いを皆さんに見せていきたいと思いますので、是非応援よろしくお願いします。茉莉さん」

茉莉「皆さんこんにちは!大事なことは未来ちゃんが言ってくれたんですけど、もうひとつ大事なことがありまして、来週2月20日に新木場1stRingにて 、先日中止になってしまいましたプレ公演の代替え公演ということで、1週間後なんですがあります。チケットまだ買ってないよという方!?」
未来「全員買ってるの!?」
茉莉「ほんとか?出る時に全員チェックするからな!全員半券みたいな感じで、持ってますね?って。絶対ウソついてる人いると思うので受付の入り口で予約していって欲しいです。来週の試合以外にも、なんかちょっとね、ちょっと楽しい、みんな参加できちゃうなみたいな何かがあるとかないとか。ないかもしれないし、あるかもしれない。今『えっ?』って思った人は全員来週来てください。今日出場した皆と、セコンドの皆もさっと上がれる人は上がってください!集まれー!集まれー!すごいねみんな、可愛いね。(Tシャツ見て)自分で書いたの?可愛いね。お写真撮りましょう」
未来「はいそれでは、アクトレスガールズを知っている方はおなじみかと思いますが知らない方もいらっしゃると思いますので説明します。強く優しくあなたに一生懸命、アクトレスガールズと言ったら小指を立てて上げてください。それではみんな一緒にいきましょう!」
全員「強く、優しく、あなたに一生懸命!アクトレスガールズ!」

<試合後コメント>

茉莉&青野未来&西田薫子&汐月なぎさ
――まず、新体制になっての大会を終えられていかがですか
茉莉「私ちょっとなにも喋れないんですみません(笑)」
青野「えっ!(笑)いやあ、すごく一新して迎えられたんじゃないかなと思います。なんとなく自分たちは一緒に練習してたから、そんなに新しい気持ちではあるんですけど、ソレ以上に今日はリングに立つみんなの姿を見たら、より『ここからこのメンバーで新体制のアクトレスガールズが始まっていくんだな』ってすごく実感できました。茉莉さん喋ってください(笑)」
茉莉「ふわぁ~~!(笑)緊張しました。緊張します。デビュー戦の相手。普段だったら自分のことだけやってればいいんですけど、あっちにもこっちにもデビュー戦の子がいて、お客様の期待というか、どういうことが新体制なんだろうみたいな目もあったと思うので。普段普通の舞台とか、今までの試合とは違った緊張感がありました」
汐月「まだ全身がガクガクしてて、緊張と、もうパニックになってるんですけど、私はこの大尊敬する先輩方と、大好きな薫子ちゃんと、4人の試合に出させていただいて、すごくすごく、最高のデビュー戦になったと思うんですけど、自分の中で至らない点があったなっていうのがあるので、これからもっと頑張っていきます!」
西田「すごく楽しくやらせていただいて、本当に、先輩の皆さんにちっちゃいことからたくさん教えていただいて、こうやって今日リングの上に立たせてもらって、お誕生日も祝っていただいて(笑)ビックリしてすごく嬉しかったです!」
一同「おめでと~♪」
西田「この今日の気持ちを忘れずに、1個1個もっともっと積み重ねて練習して、よりよいパフォーマンスを皆さんに見せられるようになりたいです!ありがとうございました!」

――これまでのプロレスと比べて、「こういうものを見せていきたい」「アクトレスリングならではのものを見せたい」というこだわりはありますか
茉莉「ちょっと新体制のルールとかも聞いてるんですけど、ちょっとまだベースを作るのにいっぱいいっぱいというか、頭が回ってない部分があります。最低限プロレスラーと同じ技術、プロレスラー以上の技術を持ちたいのは当たり前なんですけど……ならでは、ならでは……(青野へ)なんですか?」
青野「やっぱり、今日配られたルール、あれってすごい自分たちにも挑戦だし、本当に闘いだなっていうのが。やっぱ絶対に負けたくないので。新しい子たちはもちろん本当に頑張らないと、同じくらいの子たちに負けたくないだろうし、先輩って言ってくれてる私達とかも、この子たちよりは何年かやってきているので、その分私達に勝つためにどうやってくるんだろうとか、そこがメチャクチャみんな女優さんたちなので、メチャクチャ負けず嫌いな子がいるのを練習中から感じてて。そういう闘いに私はトップに立ちたいと思っているので、負けられないなと。もちろん、茉莉さんにもプロレスのときからメチャクチャ意識を、ライバル意識を持ってるんですけど、茉莉さんにも負けたくないっていうのが、これから私達はエンターテイメントだからって闘いが無いわけじゃなくて、私達なりの戦いがあるので、それを見せていけたらと私は思っています」

――勝ち負けの付け方は以前と違うけども、勝ちたいという気持ちは変わらないと
青野「変わらないです!」
茉莉「変わらないし、もしかしたらプロレス以上かもしれないです。トレーニングして努力しただけでは勝てなくなるので、いろんな要素が相まって、それこそリングの上じゃなくて板の上でパフォーマンスをする女優さんとして今まで戦ってきているので、そういうのも合わせて評価となって勝ち負けが来るので、普通にやって負けるより悔しいと思います。私今泣きそう!(笑)悔しい。悔しいですよね。それを分かった上で闘わなきゃいけないの、メチャクチャ悔しいと思います」
青野「あっ、茉莉さんが泣いた~(笑)」
茉莉「逆に言えば、ちょっと体を動かすことが苦手な子でも、勝てる可能性とかもあるので、パフォーマンスという広い広い大きな世界での闘いが、ワクワクしますね。どうなっていくんだろうって。今は文字でこうなってこうなってってしか分からないですけど、どす黒い闘いが広がりそうですね(笑)」
青野「そうですね!(笑)」
茉莉「楽しみです。でも、楽しみとか言ってる余裕が……」
青野「まだ余裕ですよ、茉莉さん。やっちゃいましょう(笑)」

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