【試合詳細】9・29 Growth浅草大会 スーパー・タイガーvs後藤恵介 ワイルド・ベアー&仲川翔大vs鶴巻伸洋&瀧澤晃頼 伊藤崇文vs香取貴大 ガッツ石島vs櫻井匠 山本裕次郎vs海和択弥

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『Growth8』
日程:2021年9月29日(水)
開始:19:00
会場:東京・浅草花劇場
観衆:未発表

▼シングルマッチ 30分1本勝負
○山本裕次郎
9分24秒 リストクラッチ式バックドロップホールド
●海和択弥

▼シングルマッチ 30分1本勝負
○ガッツ石島
9分49秒 ゴーストバスター→体固め
●櫻井匠

▼シングルマッチ 30分1本勝負
○伊藤崇文
9分12秒 チキンウイング・アームロック
●香取貴大

▼30分1本勝負
○ワイルド・ベアー/仲川翔大
12分8秒 バックドロップホールド
鶴巻伸洋/●瀧澤晃頼

▼シングルマッチ 30分1本勝負
○スーパータイガー
8分2秒 ハイキック→片エビ固め
●後藤恵介

後藤恵介がレジェンド王者スーパータイガーに善戦するも玉砕!活動休止を発表していたHEROが来年2月の活動再開意向を発表!

第1試合


 前半は山本がグラウンドで終始コントロール。なんとか関節技地獄から抜け出した海和はタックル、ブレーンバスター、ミサイルキック、サソリ固めと猛攻にいくも決められず。その後、海和のチョップと山本のミドルキックの応酬となり、山本が張り手連発から、リストクラッチ式バックドロップホールドでピンフォール。
「体力もあるし、試合でバンバン来るようになったら怖い存在になる。正面から受け止めて、ひっくり返して。技じゃないところで殺すつもりできてくれれば。もっと成長したときに、もう1回やりたい」(山本)
「完敗です。何もできなかった。(グラウンドを)返す技量が自分の力では見いだせなかった。(再戦は)そう言っていただけるのは光栄です。何もできなかったのに。次、Growthするしかない。自分はGrowthでデビューしたんで思い入れもあるし、休止が決まって迷いがあったら強くはなれないですね。10月から仕切り直し。動きます」(海和)

第2試合


 パワーで押したガッツに対し、櫻井もスピードで応戦。櫻井がミサイルキックを放てば、ガッツはパワースラム、WARスペシャルで攻撃。櫻井はセカンドロープからのムーンサルトを決め、トップロープからのムーンサルトを狙うが自爆。ガッツはラリアット連発からゴーストバスターをさく裂させて3カウントを奪った。
「彼は飛んだり跳ねたりできるから、違うタイプの人とやった方が個性が出るから。やりがいもあった。豊島にしては、いいカード組んだんじゃないか。俺はこのリングが楽しくてやってる。豊島いじめるのが楽しいし、なくなったらやりがいがなくなる。再開したら、WBCのベルトもいつでも獲りに行く」(ガッツ)

「大きい相手を思いきりぶん投げてやりたかった。投げ勝って真正面からぶつかって勝ちたかった。ただもんじゃなかった」(櫻井)

第3試合


 パンクラスの伊藤とイーグルの香取の異色対決は、それぞれが持ち味を発揮。香取がブレーンバスターを決めると、伊藤はアームロック、キック、スープレックスで投げると、チキンウイング・アームロックがガッチリ決まって、香取がタップ。
「入場するときに座ってるヤツもなかなかいないからね。やりにくかったね。いろんなリングで闘ってきたけど、似てるヤツはいたけど。勝ったけど悔しいな。もう一丁、ここでやりたい」(伊藤)
「パンクラスの選手と当たるの初めてだったんで、いろいろ考えてたんですけど、入場の動画見たら、もう自分のプロレスで行こうって。スタイル違う対極の2人で新しいものが生まれるんじゃないかと思ったんですけど、差がありすぎた。もっと強くなって、もう1度シングルでやりたい」(香取)

第4試合


 鶴巻がキック、関節技で攻め立てれば、瀧澤はスピードでかき回した。仲川が鶴巻にシャイニング・ウイザードを見舞うも、鶴巻はワキ固めで逆襲。ベアーが瀧澤を捕獲すると、仲川がトラースキック、そのままベアーがバックドロップで投げると、そのままホールドし、好連係で勝利をつかんだ。
「昔から何気に仲いいですから。パートナーいないから、マンネリになってるんで、WBCタッグ狙ってもいい」(仲川)、「(活動休止になるが?)いいチームでやれて、次につながるんじゃないか。ワイルドや友龍とも違っておもしろい」(ベアー)と新チーム結成の可能性が浮上した。
「初めてのタッグで次やれば、もっとコンビネーションとか生かして勝ちにつながるんじゃないか。活動再開したら次は組んで勝ちたい」(瀧澤)、「もう1回やってリベンジだ」(鶴巻)

第5試合


 「Growth8」(GPSプロモーション主催)が9月29日、東京・浅草花劇場で開催され、メインイベントを託された後藤恵介がレジェンド・チャンピオンシップ王者のスーパータイガー(ストロングスタイルプロレス)に善戦するも玉砕した。

 「Growth」とは成長するとの意で、各選手が成長した姿を発揮する場で、バリアフリープロレスHEROの運営協力を行うGPSが定期的に主催してきた。昨年11月20日の浅草大会以来、10ヵ月ぶりとなった今大会では、「HERO」「Growth」にレギュラー参戦し、着実にレベルアップしてきた後藤がタイガーにチャレンジした。

 序盤、タイガーの蹴りに手を焼いた後藤だが、バックドロップ、串刺しラリアット、ブレーバスターで猛反撃も、セントーンが自爆。その後、タイガーがミドルキック連打で攻め立てるも、後藤は低空ラリアットを一撃。しかし、流れは変えられず、タイガーはニールキック、逆片エビ固め、ヒザ蹴り、ネックブリーカーからハイキックをたたき込むと、後藤は返せず3カウントを聞いた。

 後藤は「ふがいなさすぎた。もっとできると思った。ハッキリと実力差を見せつけられました。悔しい。もっと強くなって、すぐにとはいかないかもしれないですけど、鍛え直して、もう1回スーパータイガー選手の前に立ちたい」と悔しさを露わにした。

 タイガーは「ガッツある選手。決まるはずの技を意地で返してきて。『Growth』という大会が若い選手に火をつけて、僕も気付きを与えさせてくれた。下からの追い上げ、それを相手にしたときの未熟さがあるんで、僕自身も成長したい。(後藤とは)タッグを組んでもいいですし、『Growth』なり、ほかの機会があればやりたい」と健闘した後藤を評した。

エンディング


 GPSプロモーションは新型コロナウイルスの感染拡大のため、しばらく興行を休止することを発表していたが、豊島修二会長は「HERO」の旗揚げ月である来年2月に活動を再開したい意向を明らかにした。
 惡斗、阿川祐未の両リングアナはW主演舞台「マリーゴースト」(11月11日~14日、高田馬場ラビネスト)をPRして、惡斗が大会を締めくくった。

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