【試合詳細】9・6 佐々木日田丸プロデュースUWFルール西鉄ホール大会 佐々木日田丸vs中村大介 竹田誠志vs首里ジョー 原学vs井土徹也 野崎広大vs坂口行

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佐々木日田丸プロデュースUWFルール大会
HITAMAR-U-STYLE『STARLANES(スターレーン)』
日程:2021年09月06日(月)
開始:19:00
会場:福岡県・西鉄ホール
観衆:135人(コロナ規制座席数)

▼シングルマッチ 15分1本勝負
●野崎広大【D2/E0】
5分36秒 KO
○坂口征夫【D2/E0】

▼シングルマッチ 15分1本勝負
○原学(フリー)【D2/E0】
5分55秒 飛びつき式腕ひしぎ逆十字固め
●井土徹也(HEAT-UP)【D0/E2】

▼シングルマッチ 15分1本勝負
○竹田誠志(フリー)【D1/E0】
4分04秒 アンクルホールド
●首里ジョー(琉球ドラゴン)【D1/E1/Y1】

▼シングルマッチ 20分1本勝負
△佐々木日田丸【D2/E2】
20分00秒 時間切れ引き分け/同ロストポイント
△中村大介(フリー)【D2/E2】

U-FILE CAMP同日入門の日田丸と中村の同期対決はフルタイムドロー!「絶対Uスタイルを進化させて残していく」と決意を叫ぶ!

第1試合


今回が復帰戦となる野崎のUルール初挑戦。対する坂口も同じ柔道出身ということで、組めば自分に分があると気合が入る野崎。
しかし、坂口は打撃技にこだわり、野崎を寄せ付けない。野崎はベイダーハンマーで応戦し、投げっぱなしパワーボムでダウンポイントを先制。柔道技を狙ってか積極的に距離を詰めるも、坂口のローキックの餌食となりダウンポイント。坂口は下から三角絞めで苦しめるも、再びパワーボムでダウンを奪われる。
ならばと打撃で勝負に出る坂口。野崎のノーガードの顔面に左右のハイキックを連打で浴びせKO勝利!

第2試合


百戦錬磨の原と、Uを直接知らない21歳・井土の一騎打ち。
ゴングと同時に果敢に打撃で挑む井土。原の水車落としは、井土すぐに起き上がりダウンならず。
原の膝十字に井土エスケープポイント。原のニーロックは、井土膝固めに切り返す。
原、打撃からマウント、腕十字と素早い動きで、さらにエスケープを奪う。井土、ミドルキックで原を崩し、左ハイキックを側頭部に決めベテラン原から最初のダウンを奪い、さらに膝蹴りで連続のダウンを奪う。
共に残りポイント3。
チャンスと見た井土は掌底ラッシュをかけるも、一瞬の隙をつき、原の飛びつき式腕ひしぎ逆十字固めがガッチリ決まり、たまらずタップ。

第3試合


グラップリング出身のデスマッチファイターの竹田とボクシングがベースの首里ジョーの危険な一騎打ち。
竹田は、Uルールのリングにハサミを持って入場するも、ゴングがなると、グランドに持ち込み田村潔司を彷彿とさせる回転体のテクニックを見せる。

首里ジョーがスタンドを仕掛けると、喧嘩腰の張り手合戦で竹田からダウンを奪う。火がついた竹田は素早い動きでタックルに入りアンクルホールド。たまらず首里ジョーはエスケープ。
竹田の投げっぱなしジャーマンはすぐに起き上がりダウンならず。興奮した首里ジョーは思わずナックルを放ちイエローカードで-1ポイント。飛び込む首里ジョーに竹田、膝を合わせ、さらにダウンを奪う。
首里ジョー残り2ポイント。
激しい張り手合戦から竹田、膝十字、さらにアンクルホールドに切り替え首里ジョーたまらずタップ。

第4試合


U-FILE CAMP同日入門の日田丸と中村大介の同期対決。もう一つの20周年記念試合とも言える一戦。
日田丸は握手に応じず張り手。ゴングがなると素早い動きの回転体の動き。中村スリーパーから、早速腕十字狙いからヘッドシザース。日田丸も負けじと腕十字狙い。中村、ダブルリストロックも日田丸も巧みに切り返す。
日田丸のアキレス腱も、中村切り返し、共にポイントを譲らず5分経過。
ようやく中村の腕十字が決まりかけるが、日田丸なんとか逃れる。目まぐるしい一進一退のグランドの攻防。
お互い意地でもエスケープしないまま10分経過するも、遂に日田丸、中村のSTFにエスケープで初めてのロストポイント。
スタンドの攻防は日田丸優勢。ローキック連打で、中村ダウンで-1ポイント。さらに蹴りで攻め込むも、キャッチされ逆エビ固めで日田丸エスケープ。日田丸、体重が乗った首固めで中村エスケープ。共に残り3ポイント。
ミドルキック合戦は、日田丸アンクルホールドにキャッチ。しかし中村は膝十字に切り返す。

15分経過。日田丸の腕十字は中村エスケープ。中村のハイキックが決まり日田丸ダウン。共に残り2ポイント。
さらに日田丸もハイキックを決め中村ダウン。残り1ポイント。日田丸、パイルドライバーを狙うが、中村はジャーマン、返す刀で日田丸アームロック、中村腕十字、目まぐるしく攻守が入れ替わる。中村の膝十字で、日田丸エスケープ、共に残り1ポイントで後が無い。蹴りの応酬から、中村の腕十字の狙い合いは共に決まらず残り1分。
打撃の応酬、共に倒れないまま20分時間切れ。ポイントも同点につき引き分けとなる。
中村はお互いの古巣「U-STYLE」のTシャツを掲げた。

日田丸「22年前、あの頑固者に憧れた二人が、U-FILE CAMPでなぜかこいつとペアで練習したんだよ。 今日ここでこいつと、俺らの原点U-STYLEで闘えたことでちょっと自分の中で答えが見えたかなと。中村大介、こいつ見ての通り本当に強いんです!この前も総合格闘技のタイトルマッチ挑戦して、41歳でまだトップで闘ってるんですよ!こいつの闘いを見てたら、まだまだ負けてらんねえなといつも奮い立たされてるんですよ!勝って終わりたかったけど、これも俺のUスタイルの道かなと。絶対このスタイルを進化させて残していく!」

ラストは「九州ば元気にするバイ!」ではなく深々と座礼で締めくくった。

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