【試合詳細】7・22 CHAKURIKIなみはやドーム大会 ノブハヤシ&天田ヒロミ&中迫剛vsKENSO&吉江豊&鈴木悟 【ICOグラップリングウエルター級】安楽ヂエゴvs武士正 【Dream Gateヘビー級】入田和樹vs庵谷“出美流漫”鷹志 アンディ南野vs将軍岡本

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『日本骨髄バンクチャリティ CHAKURIKI 11 負けるもんかin浪速導夢』
日程:2021年7月22日(木・祝)
開始:14:00
会場:大阪府・東和薬品RACTABドーム(なみはやドーム)サブアリーナ
観衆:1,000人(満員)

▼キックマッチ 60kg契約 3分3R
ハンマー鈴木(契明ジム)
1R1分29秒 ノーコンテスト
苦瓜将英(T.B.NATION)

▼キックマッチ アマチュア 60kg契約 2分2R
○竹添翔太(インスパイヤードモーション)
1R1分46秒TKO
●岡田浩幸(クリスクロス)

▼キックマッチ 75kg契約 2分3R
○nao(京都政憲会)
2R1分28秒 TKO
●佐野直(フリー)

▼キックマッチ 63kg契約 3分3R
○松崎亮麿(T.B.NATION )
3-0判定(30-28,30-28、30-27)
●森本大喜(クリスクロス)

▼キックマッチ ウエルター級 3分3R
○竜義(チャクリキ武湧会)
3-0判定 (30-26、30-26、30-27)
●ワンパンマン浦野(名護ムエタイスクール)

▼キックマッチ 66kg契約 3分3R(本戦マスト判定)
●曽根修平(チャクリキ武湧会)
2-1判定(28-30、28-29,30-29)
○竹市一樹(二刃会)

▼グラップリングマッチ ヘビー級 5分2R (延長1R)
●アンデイ南野(T.B.NATION)
3-0判定(18-20,17-20,19-20)
○将軍岡本(フリー)

▼Dream Gateヘビー級選手権試合 3分3R(延長1R)
【王者】○入田和樹(TEAM日高)
1R2分50秒 TKO
【挑戦者】●庵谷“出美流漫”鷹志(Exciting Break)

▼ICOグラップリング ウエルター級選手権試合 5分3R(延長1R)
【王者】○安楽ヂエゴ(グレイシーバッハ姫路)
1R2分9秒 チョーク・スリーパー
【挑戦者】●武士正(Fighting Team A-TOYS)

▼6人タッグ 時間無制限 イリミネーション 特別ルールマッチ
ノブハヤシ(ドージョーチャクリキ・ジャパン)/天田ヒロミ(チャクリキ 天FIELD)/○中迫剛(ZEBRA GYM)
3-2
●KENSO(フリー)/吉江豊(フリー)/鈴木悟(TAKE IT EASY)

<1人目>
○天田ヒロミ
1分58秒 
●鈴木悟

<2人目>
○KENSO
3分0秒 体固め
●天田ヒロミ

<3人目>
○吉江豊
5分26秒 体固め
●ノブハヤシ

<4人目>
○中迫剛
8分5秒 オーバーザトップロープ
●吉江豊

<5人目>
○中迫剛
10分0秒 レフリーストップ
●KENSO

新日本プロレスvsK-1の夢の対決はK-1に軍配!最強無敗の喧嘩師・アンディ南野が引退試合で将軍岡本に敗北!ヂエコが武士に完勝し王座防衛!入田が眼底骨折を押しての試合で王座防衛!

第1試合


前回,大阪世界館でMMAの刺客マリ選手を見事に左フックでTKOで勝利、プロデビュー戦を飾り勢いに乗るハンマー鈴木選手が2戦目に臨む注目の一戦。

対戦相手は名門T.B.NATIONよりの刺客、苦瓜将英との一戦が決まる。

序盤からハンマー鈴木のストレート、苦瓜のローキック、ミドルキックが互いにヒット、俄然試合が盛り上がってきた時、苦瓜の偶然による肘のバッテイングにより鈴
木の額からの流血が止まらなくなり、ドクターの判断により試合は残念ながらノーコンテストに終わる。

第2試合


連続参戦となる竹添選手は前大会においてラーテル湧人相手に闘志むき出しファイトに終始徹底した素晴らしいファイトを展開、まさにアマチュア界の希望の星である。今回はクリスクロスの若武者岡田浩幸とのフレッシュ対決が大阪で実現。

スタートからパワー全開の竹添のストレートが岡田にヒットする。ローキックも綺麗に決まり岡田が倒れる。互いにパンチとキックを繰り出すが、竹添は優勢のまま岡田をロープに追い込みボデイ、アッパー、ストレートと打ち込みTKOで勝利。

第3試合


前大会、世界館において見事キック&MMAルールにおいて一斗缶テツを破ったプロレスラー佐野。先般のRIZIN東京ドームにおいての那須川天心の対戦相手公募(1 vs 3マッチ)にいち早く手を上げるというアクションにもその自信が窺える。当初の相手拳桜選手が試合直前の練習中に怪我で欠場、その友人である京都政拳会会長のnaoが彼の無念を背負いリングに立つ。

1R やはりキックマッチだけあり、naoのストレートパンチ、そしてカーフキックが的確に佐野に命中する。佐野はバックアンドブローや回転式ニールキックを繰り出し活路を見出そうとするが相手にダメージを与える事ができない。試行錯誤しながら戦うが、カーフキックとパンチのコンビネーションの前にあえなくダウン。

2R 佐野は一気に挽回しようとラッシュをするが、naoのカーフキックを受けダウン、その後も強烈なパンチがヒットし倒れるが、執念で起き上がるも再度強烈なパンチをもらい立ち上がれなかった。

第4試合


昨年の愛媛西条大会でプロデビューした松崎亮磨はアンデイ南野選手が大切に育ててきたT.B.NATIONの新星。前回は残念ながら竜義に敗れた。森本選手はACFのリングでプロキャリアを積み、キャリア的には松崎を一歩リードしている。今回プロ初勝利を目指す松崎の気力ファイトが森本に通じるか注目のファイト。

1R ローキック、パンチを打ちあい一進一退の攻防となる。松崎はここぞとばかりハイキックから頭部へ飛び膝蹴りを入れる。

2R お互いに蹴りとパンチを入れるが決定打とはならずエキサイトする中、森本のキックが松崎の急所にヒットししばらくのインターバルその後再び打ち合いへ。

3R 距離をおき慎重に互いの状態をみながら、松崎は左ハイをヒットさせるが森本も負けじとパンチと左ハイのコンビネーションを駆使したが判定へ

第5試合


実力者である松崎亮磨、中野功貴と相次ぎ強敵を倒してきた竜義にとって今回はキャリアで勝る、非常にタフなワンパンマン浦野との対決となる。プロ15戦の豊富なるキャリアと長身、リーチも竜義を上回る強敵、かって中国・英雄伝説のスーパースターのカンエンとも戦ったという輝かしい実績もあり。これまでの新鋭選手との闘いからステップアップしてのキャリア15戦選手の牙城を潰せるか!注目の一戦。

1Rキックとパンチの相打ちが続く攻防の中、竜儀の的確なストレートパンチが浦野にヒット、ダウンするがカウント5にて起き上がる。再度ロープに追い込み右ストーレートが決まり浦野はダウンするが再びカウント5にて執念で起き上がってくる。

2R 浦野が放つハイキックをうまくかわす竜義。ローキックとボデイへのコンビで浦野を攻めてゆく。

3R お互いローキックにはローキックでミドルにはミドルと対抗意識をむきだしにして戦ったが判定となる 
竜義はプロ5連勝目を勝ち取り、その勢いは止めることができなくなってきた。

第6試合


両者にとって1年半ぶりの完全決着戦は、3Rマスト判定とした確実に勝敗が付くジャッジ方式を採用された。両者ともすばらしい実績の持ち主であり、曽根選手はフランスとイギリスで世界挑戦。竹市は今話題のRIZINでのMMA挑戦で話題の“ブラックパンサー”ベイノアとJ-NETのリングで戦っています。曽根の雑草魂か!竹市のイケイケ魂か!待った無しのゴングが鳴る。

1R 互角の実力ゆえ、やはりローキックとパンチの攻め合いになった。このラウンドは竹市の左ボデイの攻撃が効いていた。

2R 竹市の左ボデイとキックのコンビネーションが効果となるが、曽根も右ストレート、右ボデイ、フックとおり混ぜ互角の戦いが続く。

3R 打ち合いに終始したラウンドだった、最後はお互いスタミナの勝負と見たが惜しくも判定へ

第7試合


関西では〝喧嘩最強!“と呼び声も高い無敗の帝王”ナニワの暴れ馬“こと南野が1年半ぶりにCHAKURIKIのリングに登場。前回、プロレスラー田馬場貴裕の脚を破壊した勢いで今回は、IGFで数々の戦績を残した将軍岡本と対戦する。岡本はデビュー戦であのボブ・サップを破りさらにはCHAKURIKI6ではキックマッチのデビュー戦でベテランの天承山を判定で下すなど実績も文句なしである。「強さ」をひたすら信奉し、人生全てを「強さ」の探求に捧げてきた二人の対決は、それまでの人生が好対照過ぎて予想すらできない。

1R 将軍岡本は南野の首を締めながら上回る体重でもって抑え込む、南野も下から両足でもってヘッドシザーズを掛け逃げようとするが、横四方固めでさらに押さえこまれた。

2R 同じような体制で岡本は南野の首を決め体重を乗せて押さえこむ体制が続く。逃げようと南野はもがくが岡本は上四方固めから横四方固めへと移行しながら腕を決めようとしたがゴングが鳴った。

試合後も負けて悔しいのか南野は岡本を挑発したが、今日の試合を引退試合とし今後はT.B.NATIONの代表として頑張ると宣言した。まだ悔しいのか岡本に対し控室でもう一度戦おうとアピールしていたのが印象的である。

第8試合


庵谷にはKOにこだわりが有り、これまでの戦歴を振り返ると36戦20勝(20KO)16敗ではあるが勝ち試合はすべてKO勝ち、負けもすべてKO負けというスカッとしたプロ魂が宿る選手。一方、王者である入田は2019年の国際チャクリキ協会武湧会主催のDreamGate10のリング上で1RKO勝ちという鮮烈な勝利でタイトルを防衛した記憶が鮮明に蘇る。和歌山最強の王者である入田が勝利し天田戦に王手を掛けるのか、個性的なヘビー級同士のタイトルマッチはエキサイテイングな攻防を期待される。

1R 入田は最初からラッシュ、右のストレートで庵谷を追い込む、庵谷もローキックで反撃するが厳しく入田の渾身の右ストレートにダウン、カウント5で立ち上がってきたが追い打ちをかけるかの如く、ロー、ボデイ、右ストレートを浴びTKO負け。

入田はマイクを持ち、1週間前左目眼底骨折いていたことを打ち明けながらも。和歌山の友人の応援のおかげで勝利したことに感謝した。これで天田ヒロミ、ノブ ハヤシなどチャクリキ上位陣との戦いも見えてきた。

第9試合


グラップリングマッチで飯塚優(GLEAT)を倒し、さらには先般格闘技界の話題の渦中にいた佐野直にも圧勝、着々と実績を残してきた「なにわの格闘オヤジ」武士正がチャクリキ日本最強の安楽ヂエコの王座に挑戦する試合。今大会最注目の一戦である。

緊張感が館内を包む中、互いの距離感を探りながらヂエゴは武士の足にタックルしたかと思えば回り込みチョークスリーパーで勝利する。

安楽ヂエゴは試合後、コロナ下において応援しに来てくれた観客にお礼を述べ今後も応援をよろしくと挨拶。

第10試合


待ってました!ヘビー級の醍醐味を感じれる6選手がリング狭しと暴れまくるメイン!ノブハヤシ、天田ヒロミ、中迫剛のK1 JAPAN対 前回の大阪世界館でスーパーヘビーの対決を行ったKENSOと鈴木悟、それに元新日本プロレスの超ヘビー級の吉江豊を加え、プロレス軍の対決はまさに映画キングコング対ゴジラのような大迫力が期待される。

試合開始前に、K-1側はKO、プロレス側は3カウントフォールでの勝利に加え、オーバーザトップの追加ルール採用が発表された。

KENSOがノブを急襲すると試合がスタート、6人ともリング下で乱闘。KENSOはノブに鉄柱攻撃を仕掛ける。リングに上がった鈴木と天田が迫力あるパンチとキックの応酬で館内が沸く。そして天田とノブは二人がかりでトップロープから鈴木を落とし勝利。怒ったKENSOは天田をロープに振り戻ってきたところに自らのパンタロンのベルトで首を絞め、弱ったところに吉江のボデイプレスが決まり天田退場。ノブがKENSOをキックでダウンを奪う、吉江は交代するやチョップを見舞うがノブの反撃を食らう。KENSOに代わると張り手からノブをダウンさせるとそこに吉江のフライング・ボデイプレスが爆発、ノブが退場となる。残った中迫をKENSOがリング下に落とし机、客席にぶつける、リングに上げKENSO得意の左の張り手で攻め、さらには吉江と二人がかりで攻めるが誤爆、そこをチャンスと中迫はパンチで吉江をオーバーザトップへ。残った中迫とKENSOはキックと水平チョップで応戦したが、中迫の強烈なキックでKENSOはKO負け。K-1軍の勝利となる。


試合後、病院で頑張っておられるアントニオ猪木さんへエールを送る為、中迫が代表して1,2,3、ダーで締めくくった。

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