SKE48荒井優希、「東京プリンセスカップ」1回戦に臨むも愛野ユキに惜敗!「今すぐ帰って練習したいって思うくらい悔しい」

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 東京女子プロレスが7月23日、東京・新木場1stRINGで最強女王決定トーナメント「Ameba presents 第8回東京プリンセスカップ」(2日目)を開催。SKE48荒井優希が同トーナメント1回戦で愛野ユキと対戦し、善戦むなしく敗れるも、この先の闘いに明るい希望が見えた。

 7月10日、東京・両国KFCホールで宮本もかからシングル初勝利を挙げた実績を評価され、同トーナメントへの抜擢を受けた荒井だが、1回戦の対戦相手は前プリンセスタッグ王者の愛野で、そう簡単に崩せる相手ではなかった。

 序盤、愛野がキック、エルボーバットなどで攻め込むと、負けじと荒井もエルボーバット、バックエルボーなどで反撃。5分過ぎ、愛野がショルダータックル、セントーン、フルネルソンと猛攻。ロープエスケープで脱出した荒井はスリーパーから胴絞めスリーパーに移行して絞め上げ、初公開のフルネルソンバスターを繰り出すもカウントは2。さらに荒井は必殺技のFinallyを狙うも、これをかわした愛野はサイドスープレックスから愛と炎のフルネルソンで絞め上げた。必死に耐えた荒井だが、たまらずギブアップして、惜しくもトーナメント1回戦敗退となった。

 バックステージで荒井は「1回戦突破したい気持ちも強かったんですけど、ユキさんが強くて。初めてこんなにキャリアの離れた先輩とシングルをしたので、先輩の力強さとか壁の厚さをすごく感じました。でもこれからもっと練習したいって気持ちにとてもなったので、今すぐ帰って練習したいって思うくらい悔しいです。応援してくださった皆さん、会場まで来てくださった皆さんの力で少しは粘ることができたので感謝してます」と悔しさを噛みしめていた。

 初めてトライしたフルネルソンバスターについては、「今までビッグブーツとかカカト落としとか蹴り技をやらせてもらってたので、ちょっと新しい荒井優希を見せられたんじゃないかなと思って。これから蹴りだけじゃなく、いろんなことを学んで、技がいっぱいできる選手になれたらと思ってます」と前を向いた。

 トーナメント戦を通じては、「ユキさんと試合をしてみて、力の差はもちろん。技の数だったり、いろんなところで劣ってる。すごく力の差を感じて。基礎はもちろんなんですけど、自分らしく個性を出しつつ、もっと強くならないと先輩たちにはなかなかかなわないと思いました」と振り返った。

 一方、愛野は「リングで当たると、身長の高さって本当に武器だなって思って。エルボー打つときの力強さとか目力とか、闘志を感じて。スリーパーとかで長い足に絡みつかれてヤバいかもって思って。フルネルソンバスターされてましたね。ビックリしました。今まで出してなかったと思うんで。そんな技ももうできるんだって思って。ちょっとまずいと思ったので、勝ちを決めなきゃって思ってやらせてもらいました」と評価し、さらに「どんどん着実に速いテンポで強くなっていくなと思ってるので、今後が楽しみだなって思いました。また闘いたいです」と話した。

 なお、荒井は24日の新木場にも参戦し、辰巳リカ、渡辺未詩と組み、中島翔子、天満のどか、宮本もか組と対戦する。

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