甘ロリ衣装の元史上最年少レスラー・ラム会長が経験豊富な熟女の攻めに苦戦も王座防衛!

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 23日、東京都・後楽園ホールにて『アイスリボン~冬物語~』が開催され、ラム会長がトライアングルリボン王座の2度目の防衛に成功した。

 トライアングルリボン王座とは、アイスリボンの3WAY王座であり、現AEWの里歩(当時:りほ)が初代王者となって歴史が始まり、豊田真奈美や高橋奈七永などの女子プロレスのビッグネームや鈴木秀樹や趙雲子龍などの男子レスラーも戴冠してきた王座。

 ラム会長は、2005年に史上最年少の小学生レスラーとしてデビューし様々なメディアで話題となった“元祖・チビっ子レスラー”であり、2006年に同じく小学生レスラーとしてデビューした現AEWの里歩(当時:りほ)とアイスリボンで名勝負を繰り広げた。一度は引退し、長いブランクを経て2016年に復帰し、2019年からはアイスリボンに定期参戦して本格的に女子プロレスに取り組むようになり、 “女子プロレスラー”としての姿もファンに届けてきた。

 昨年8月にラム会長がトライアングルリボンを戴冠すると、あっという間にベルトを自分色に染め、666と深いつながりを持つ新宿二丁目女子プロレスとの抗争を開始。一時は竹田光珠によく似たレディ・コウジュに王座を明け渡す事態となるも、わずか一週間あまりで取り戻し、未だ王者として君臨している。
 今回は、トライアングル王座に強いこだわりを持つ松屋うの、うのの師匠であるチェリーが挑戦することに。深い絆で結ばれた2人の共闘がキーとなると思われたが、前哨戦では全く息が合わずラム会長に遅れを取る展開もあり、本番での2人の動きにも注目が集まっていた。


 今までは黒を基調としたコスチュームであったラム会長は、この日の決戦に向け黒を一切使わず水色とピンクの新コスチュームで登場。
 覚悟の現れか、この日のラム会長は中指を立てる挑発やコミカルな動きを一切しない正統派スタイルで闘い、うの&チェリーの連携のほころびを突いての同時攻撃など1vs2の闘いを意識した攻防を展開していく。
 試合途中にチェリーが「(うのは)役に立たねーんだよ!会長、行きましょう!」と共闘を求めるも、曲者揃いの666で育ったラム会長は気を抜かずチェリーの裏切りの丸め込みにも即座に対応。うのが攻撃の対象をチェリーに切り替え、2人がエプロン際で争っているところへラム会長がドロップキックで2人まとめて蹴散らし、うのに619からラ・シージャ(ダイビング・ヒップドロップ)を見舞って3カウント。
 ラム会長はうのとチェリーの眼前にベルトを突きつけて挑発するも、ダメージを隠せぬ様子でよろよろと退場していった。

 試合を終えたラム会長は「いや、熟女は思ったより動くね。熟女なのにすごい、アレは。ちょっと翻弄されてしまったかな。松屋うのは私が巻く前に一緒にこのベルトに挑戦した仲だったし、チェリー選手はベテラン選手ということで経験豊富な熟女ですから、一緒に出来たのはプラスでした。自分の中ではかなりいい手応えのあるタイトルが出来たと思います」と振り返る。

 今後の展望について、再び新宿二丁目女子プロレスの選手との防衛戦の予定はあるかと聞かれると、「もういいよ!もう最後までちゃんとこういうの(正統派の試合)をやっていくことで、あたしは今まで積み上げてきた女子プロレスのキャリアをね、1人でも多くの人に知っていただければなと思います」と正統派スタイルでの防衛ロードを歩む決意を語った。

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