“初代タイガーマスクの弟子”間下隼人がVOODOO-MURDERSから連勝し王座初防衛!「佐山サトル先生が復帰して認めてくれるまでベルトは腰に巻きません」

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 26日、無観客試合にて開催のリアルジャパンプロレス『初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレスVol.6』で間下隼人が横山佳和からUWAアジアパシフィックヘビー級王座を防衛した。

 間下隼人は“初代タイガーマスク”佐山サトルの直弟子であり、現在は唯一のリアルジャパンプロレスの生え抜き選手。タイガー仕込みの多彩な蹴り技や、直伝されたリアルデンジャラスバックドロップを武器にリアルジャパンプロレス一筋で戦ってきたが、中々王座戦などの大舞台に立つ機会に恵まれずにいた。
 しかし、今年3月の後楽園ホール大会で実施された3WAY王座戦で直接の決着ではなかったものの因縁ある将軍岡本からUWAアジアパシフィックヘビー級王座をリアルジャパンに取り戻し、デビュー14年目にして悲願の王座初戴冠を果たしていた。

 そしてその間下に挑戦を表明したのは、将軍と同じくVOODOO-MURDERSのメンバーである横山佳和。荒々しいヒールファイトを多用する横山は戦前の記者会見にも竹刀を持って現れて間下の眼前に突きつけるなど過剰に挑発。あわや乱闘となりかけるものの、間下は冷静に対処し「掣圏道、掣圏真陰流というのは市街地実戦型です。相手は場外とか木刀とか使ってガチャガチャするんでしょう?そういう方が本来得意ですから。本来の掣圏真陰流の戦いを見せます」と静かに闘志を燃やしていた。

 試合が始まると横山はすぐに間下を場外に引きずり出し、会場に飾られていた初代タイガーマスクの肖像の目の前で痛めつけるという屈辱を与えていく。しかしこれに発奮した間下は掌打やエルボーの連打で横山を押していき、横山の凶器を使ったチョークスリーパーや金的攻撃などの反則攻撃や雪崩式デスバレーボムなどの苛烈な攻撃を受けきった上でハイキック、喉輪落とし、リアルデンジャラスドロップと畳み掛けて3カウント。

 勝利した間下はベルトを腰に巻かずに肩に掛けてコメント会場に現れると、「僕はこのベルトを、佐山先生が……初代タイガーマスク・佐山サトルが戻ってくるまで腰に巻かず、先生が戻ってきたときに『間下よく頑張ったな。もう腰に巻いていいぞ』と言われるまでは肩に掛け続けたいと思います」と師の復帰まで王座を防衛し続ける覚悟と、師への熱い想いを語った。

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