“ビッグダディ三女”林下詩美が3ヶ月ぶりの試合で新タッグ始動!紫雷イオのベルト奪取に刺激!

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 21日、女子プロレス団体『スターダム』がお客さんを入れての興行を約3ヶ月ぶりに再開した。

 スターダムは新型コロナウイルスの影響で2月後半から興行を全て中止に。その間に、王者である星輝ありさの引退や、木村花さんの死去などいろいろな出来事があった。そして迎えた再開の日、新木場にはファンクラブ会員の中からチケットを購入することができた100人が会場に詰めかけた。

 この日のセミファイナルでは、林下詩美&上谷沙弥vs渡辺桃&AZMのQueens Quest同門対決が行われた。林下と渡辺は、3月の無観客試合でタッグ王座ゴッデス・オブ・スターダムに挑戦するも敗北。その後上谷が林下とのタッグで挑戦を表明していたが、新型コロナの影響でうやむやとなっていた。
 林下と上谷の初タッグに渡辺とAZMは容赦のない連携攻撃を浴びせていくが、上谷が紫雷イオ式のバク転ドロップキックで流れを変えると林下がリバースネックブリーカードロップで渡辺を叩きつける。さらに上谷が詩美の手を足場にしてその場飛びムーンサルト・プレスから2人でダブルのブレーンバスターと息のあった連携攻撃を見せていくが、先輩としての意地を見せた渡辺とAZMを仕留めきれずに20分ドローとなった。


 試合を終えた林下は「今日から私と上谷のタッグがスタートしたわけですけど、勝利でスタートすることは出来ませんでしたが桃さんAZMさんという強敵を相手に20分ドロー。これはタッグのスタートとしては悪くないんじゃないかなと思ってます。これから先も私と上谷はドンドン組んでいって、タッグ力を高めていって、ゴッデスのベルトをQueens Questに持ち帰りたいと思います!私はQQリーダーだった紫雷イオさんがベルトを取ったというのを見まして、自分はタッグのベルトですけど挑戦者として刺激をもらいましたし、憧れのイオさんがベルトを取った姿がすごく嬉しかった。次のゴッデスに向けて気持ちの面でもすごく上がってきました」とコメント。
 上谷も「自分もバク転ドロップキックとかイオ選手の試合動画を見てやらせていただいたりしているので、詩美さんと世界最強のタッグになって、ゴッデスのベルトを取って、私は新人の象徴であるフューチャーのベルトを必ず取ります!」とベルト奪取に意欲を見せた。

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