青木真也が頭脳戦を制しEXTREME級王座初防衛!次期挑戦者に最弱?レスラーを逆指名

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 “バカサバイバー”青木真也(36)が、大石真翔(41)との頭脳戦を制し、自身が保持するDDT EXTREME級王座の初防衛に成功。次期挑戦者には、昨年10月にデビューしたばかりのグリーンボーイである中村圭吾(20)を逆指名した。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、3月28日より、グループ全体で興行活動を自粛しているDDTが、4日、千葉・2AWスクエアで、無観客試合「DDT UNIVERSE LIVE! April fool 2020」を開催し、その模様が「DDT UNIVERS」で生配信された。

 セミファイナルでは、青木が同じ静岡出身の大石を挑戦者に迎えて、EXTREME級王座のV1戦に臨んだ。青木が指定したルールは、「NO MOVE,NO LIFEルール」。1分ごとに動いていい時間と、動いてはいけない時間が交互に設けられ、動いてはいけない時間に動いた場合は、ロストポイントがカウントされ、3ロストポイントになるとTKO負けになる特殊ルール。

 試合は動いていい時間からスタートするも、両者とも視殺戦が続き5分が経過。ここでようやく二人が動き出すが、青木は立て続けに2ロストポイントを喫す。その後、大石が2回のロストポイントを取られ、イーブンに。エビ固めの応酬になったところで、「ドント・ムーブ」の声が掛かるも、青木が大石をカバーしていたため、レフェリーがカウントを開始。大石は本能で返すが、これが3回目のロストポイントになってしまい、青木がTKO勝利。

 マイクを持った青木は「次の挑戦者を指名します。中村選手、ボクの真剣勝負を受けてください」とアピール。中村は「わかりました」と即答。青木は「即答はまずいでしょう。DDTの最底辺を懸けて真剣勝負しましょう」と言葉をかけ、握手を交わした。

 バックステージで青木は「動かないは動かないで難しい。6分くらいでじれちゃいました。みんな上を目指す世の中でしたけど、この騒動で右肩下がりも認めて。中村選手とは日時、場所を含めて、崩してやりたい。普通のプロレス会場じゃなくて」と、通常とは違う試合形式でのV2戦を視野に入れていた。

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