アイスリボン1.10道場マッチ .STAPvs.あおい&都、藤本&235vs.くるみ&藤田

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アイスリボン620
日時:2015年1月10日(土)
開場:17:30 開始:18:00
会場:埼玉・アイスリボン道場
観衆:108人(満員)

▼第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
○つくし/弓李
8分38秒 ダイビングフットスタンプ→片エビ固め
宮城もち/●林小雪

▼第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
○星ハム子
8分13秒  抱え込み式逆エビ固め
●雪妃真矢

▼第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
藤本つかさ/●235
10分29秒 ナッツクラッカー→片エビ固め
○くるみ/藤田あかね

▼第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
○成宮真希/世羅りさ
12分17秒 ユルネバ→片エビ固め
希月あおい/●松本都

第1試合

2015-1-10アイスリボン道場マッチ_第1試合12日の横浜大会のオープニングマッチで3度目の同期シングル対決に臨む弓李と小雪が、つくし、もちをパートナーにタッグ前哨戦でぶつかった。弓李と小雪がお互いを意識しながら相対する中、試合をリードしていたのはつくし。
この日の前説に登場したつくしは横浜での6人タッグに向けて、自分がフォール勝ちを取ると宣言するしやる気満々。その気迫が早くも全開となり飛び技、回転技を駆使。重力級のもちに対しても正面から挑んでいった。そしてフィニッシュを決めたのもつくし。小雪にミサイルキックを浴びせ、最後はコーナー最上段からのダイビング・フットスタンプでピン。

横浜に向けて弾みのつく勝利をモノにした弓李も試合後「横浜大会で小雪さんと3度目のシングル。3度目の正直ということで勝ちたいと思います。」と笑顔で語った。

第2試合

2015-1-10アイスリボン道場マッチ_第2試合これがシングルマッチ4戦目となる雪妃。ハム子をロープ際に追い込んでのエルボー連打、更にドロップキックをヒットさせる等、序盤から気迫を出して挑むが、その雪妃をがっちりとヘッドロックに決めたハム子は雪妃を理詰めに追い込んでいく。後ろ回し蹴り、串刺しドロップキックで流れを変えようとする雪妃に対し、ハム子は逆エビ固めでその動きを止めていく。最後も抱え込み式の強烈な逆エビ固めでギブアップ勝ち。
ハム子は「新人は何も出来なくて当たり前なんですけど、その中でどれだけの気持ちで向かってくるか!っていうのを確かめたくて。まだまだやれることは少なかったんですけど、シングル初勝利の喜びをユキに味わってもらいたいなって思います。リングの上では先輩も後輩も関係ないので。もっと自分の気持ちを表してください」と雪妃にメッセージを贈った。シングル1戦1戦が雪妃のプロレスラーとしての血となり肉となる。横浜では美央とのシングル戦を行う。

第3試合

2015-1-10アイスリボン道場マッチ_第3試合1.4新宿でICE王座V11を達成した藤本。次期挑戦者候補として藤本が名前を挙げたのが、くるみ、つくし、美央の3人だった。特にくるみはタッグマッチで藤本からフォールを奪っており(昨年11.22アイスリボン606)、挑戦者候補の中でもトップコンテンダーに位置している。それを意識してか試合は藤本vsくるみでスタート。スピードでペースを掴もうとする藤本に対して、どっしりと構えたくるみはパワーで藤本の流れを打ち崩していく。絶対王者の藤本に対して臆することなく自信満々に挑んでいく怖いもの知らずのくるみ。

藤本を称して「違う次元にいってしまった」と語ったのは新宿大会で藤本に敗れた世羅だが、ここまで負けない王者を切り崩すにはくるみのような、いい意味での無鉄砲さが必要なのかもしれない。さらにくるみの場合は駆け引きの技術にも長けている。この日はあえて藤本ではなく235を捉え、ダイビングボディプレス、ナッツクラッカーを決め完勝してみせた。
その上で、試合後「横浜、次、つっかさんがこういう風になると思います」と藤本へプレッシャーをかけるあたりはベテランの貫録。「その新しいコスチュームいいねえ。誰がデザインしたと思ってんですか?」と突っ込みを入れる藤本にも「次の横浜でぺちゃんこになるであろう人からデザインしてもらいました!」と切り返す。勢いはくるみにあり。と同時に、この日絶好調の動きをみせたつくしも藤本狙いを宣言している。

横浜では、くるみ&つくしが6人タッグで藤本と対する。くるみ&つくしの包囲網を藤本が切り抜けて王者としての貫録をみせるか、あるいはくるみ&つくしのどちらかが、藤本を沈め王座獲りに名乗りを挙げるか? 横浜の6人タッグは今後のシングル戦線を占う大一番となりそうだ。

第4試合

2015-1-10アイスリボン道場マッチ_第4試合横浜のメインでリボンタッグ9度目の防衛戦に挑む.STAP。今回の相手はチェリー&伊東竜二の異色タッグであると同時に、初のハードコアリボンルールとなる。.STAP試練の防衛戦となるが、その.STAPに「ハードコアリボンをなめるな!」と挑発してきたのが松本都。この日パイプ椅子を手に入場してきた都は、タッグ王者に対して「私が胸を貸そう!」とばかりに上から目線で対した。タイトル戦を前にしてリズムを崩されそうな対戦相手を迎えた.STAPだが試合ではペースを乱すことなく、主導権をモノにしながら試合を進めていった。
形勢が逆転したのは8分過ぎ。あおいをブレーンバスターに決めた成宮がスピア―を狙ってロープに走ったところ、エプロンにいた都が成宮の背中にパイプ椅子をヒット。動きの止まった成宮にジャンピング・ラリアット、ジャーマン、旋回式ダイビングボディプレスと一気に勝負に出たあおい。なんとかクリアーした成宮に、再び都がパイプ椅子を持ってリングに入ると、背中への乱打。

さらには成宮にイスを投げた上でのシャイニングを決めるなど、ハードコアスタイルの猛攻を仕掛けた。マンマミーアZを狙ってコーナーに上がった都だが成宮が奮起。椅子を都に投げつけると雪崩式ブレーンバスターに切って落とす。都のアシストに入るあおいを世羅とのダブルのジャンピングパワーボムに沈め、最後はユルネバで都からフォール勝ちを飾った。
結果的に都のイス攻撃が成宮の怒りに火をつけ.STAPが勝利を掴んだが、伊東竜二の攻撃は都のイス攻撃どころではない。ハードコアのトップに立つ伊東を相手に、.STAPが果たしてどのような戦いをみせるか…!?

【記事提供/アイスリボン】

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